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2013/05/24

千の水になって2013

 兵庫県の中央部、但馬と播磨の国境の山々の播磨側の峠越えショートツーリング。なかなかいいコースなので、毎年この時期に走っている。神河町(旧神崎)中心部法楽寺の駐車場にクルマを止めさせてもらい、クロスバイクをおろす。初夏の日差しを浴びた越知川の流れがきらきらと眩しい。
 15:55、まずは、国道に沿って猪篠川を遡る。ただし、クルマの多い国道を避け、農道や集落の中の旧道をつなぐ。この時期は、穂を出した麦畑と水を張った田んぼ混在。神崎の中心街周辺は麦畑が多く、川を遡ると水田になっていく感じ。今は青い麦畑と鏡のような水田だが、来月には麦秋の黄金色と青い水田へと色を変えることだろう。
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 猪篠の集落から猪篠川を離れ動物除けのゲートを越えて林道越知ヶ峰線へ。林間にはいるので、日陰がありがたい。標高640mの峠へ。スタートの法楽寺が標高170mほどだから標高差500m近く登ったことになる。林業関係の表示板には「神崎町越知字深タワ」とある。「深タワ」というのが、この峠の名称のように思われる。
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 峠を越えると、越知の集落へと急降下開始。越知集落があるのは越知川の谷。天から降った雨水のごとく、後はひたすら下っていくのである。ちなみに谷を隔てて向かい合うのは、標高約1000mの千ヶ峰を主峰とする稜線。この辺りが、このコースの報告文のタイトルの由来なのである。
 下り初めてすぐ、「熊野神社」の奥社がある。ここの手水は熊野神水と呼ばれている。さらに、越知川沿いにはいくつかの名水があり、「越知川名水街道」と呼ばれている。
 神社を過ぎると、越知集落を見下ろすポイントがある。まるで空撮を見るように集落が俯瞰できる。山肌で何か動いている。シカが飛び跳ねながら林の中に消えた。
 登りでせっかく貯めたポテンシャルエネルギーをブレーキで消費しながら贅沢に下る。動物除けゲートを越えたら越知の集落。傾斜地に家や棚田が密集している。
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 越知川に沿った県道に出たら、勾配は緩く道は直線的になるので、ブレーキで浪費することなくポテンシャルエネルギーを運動エネルギーへと変えていくことができる。また、農道などを利用したサイクリングロードも整備されているので、屈曲は多いもののクルマを気にせずに下っていくことができる。
 下って行くにつれて谷が開けていく。越知川の流れは清らかで、途中「越知ヶ峰名水」を通過。
 自然災害の多かった2011年には越知川周辺も豪雨に見舞われ、その爪痕が昨年までは残っていたが今はすっかり工事は終了しているようだ。
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 いつしか田んぼが麦畑へと変わり、やがて田んぼと混在するようになる。根宇野では鯉のぼりの大群が泳いでいる。キャンプ場などの野外活動に利用できる公共施設「グリーンエコー笠形」まで、道路沿いに延々と鯉のぼりが連なっている。この鯉のぼりを見るのも、この時期にここを訪れる楽しみの一つである。
 鯉のぼりを見たら、一走りでゴールの法楽寺。18:40、到着。気持ちのよいツーリングだった。走行距離は約27km。

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