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2013/03/18

丹後半島碇高原笠山三角点から伯耆大山を望む

 2000年4月1日、丹後半島伊根町のカマヤ海岸から若狭湾の向こうにぼんやりと白い峰々が見えた。加賀白山だった。
地図に物差しを当てて距離を計測したら、150㎞もある。さらにもう一つの発見があった。加賀白山と伯耆大山を結んだ300㎞の直線のちょうどど真ん中に丹後半島は位置しているのである。
 その後、「カシミール3D」というパソコンの3次元地図ソフトを使うようになり、加賀白山と伯耆大山を両方見ることができる地点が丹後半島にあることがわかった。例えば、依遅ヶ尾山頂、そして碇高原の笠山展望台。兵庫県以西にも、来日岳、氷ノ山、扇ノ山など白山と大山を望めるポイントはあるがやはり地元であり、中間点である丹後から見てみたい。依遅ヶ尾山が登山口から山頂まで1時間余りかかるのに対し、碇高原は展望台の近くまでクルマで行ける。
 展望の季節は一般的に空気の澄んだ冬場であるが、その時期、日本海側は天気が悪い。チャンスはやはり春先だ。しかし、春先と言えば黄砂の時期。天気のいい日は限られ、行動が可能な日と、なかなかタイミングは合わない。そうして13年が過ぎた。
 2013年の3月、チャンスが訪れた。猛烈に発達した低気圧と前線が何度も日本海を通過した。これにより、天気のメリハリがはっきりとした。「春の嵐」→「寒の戻り」→「晴天」のサイクルだ。
 インターネットで3月12日の氷ノ山に登った人のレポートを見て、目が覚めた。氷ノ山から白山を望む写真が掲載されていた。もちろん、大山も見えている。
 そして、13日は春の嵐、14日は寒の戻り。雨と雪で待機中の黄砂が洗い流されて、15日がチャンスだ。加えて今年度は、年度末に奇跡的に仕事量が少ない。
 15日朝、出勤を遅らせて碇高原へ。残念ながら東は天候の回復が遅れて白山は見えない。
 しかし、西側は。但馬中央山脈とも呼ばれる豊岡市と香美町の境、蘇武ヶ岳、三川山などの連山が白く浮き上がり、さらにその向こうに氷ノ山が白く大きく覗いている。
 大山は…。白くぼんやりした影が見えるようだが、はっきりそれが大山だということはわからない。だが、その写真をパソコンで画像処理、コントラストをあげてみると姿が浮かび上がった。碇高原笠山展望台(三等三角点「笠山」)から155㎞向こうの姿を望むことができた。
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 あとは、兵庫県内、および兵庫・鳥取・岡山県境付近の山々の姿も。カッコの数字は、碇高原からの距離(カシミール3Dで計測)。
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