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2012/12/20

丹波の半国山

 日本海側は雨や雪が降って活動できない。かといって、雪遊びができるほどの積雪もない。というわけで、中央分水界を越えて遠征をする季節となった。昨年の暮れから今年の春にかけて集中的に訪れた北摂。その隣接エリア、亀岡の半国山が今回のターゲットだ。午後がフリーとなる12月11日昼前に、丹後を出発。往路はいったん京都府から府県境を越え兵庫県篠山市を経由、天引峠から南丹市園部、さらに亀岡市へ。北部の雪道に時間をロスし、さらに初めて訪れた半国山の麓で駐車場所を探して瞑想したので、スタートは14時頃になってしまった。結局、登山口の千ヶ畑と下山予定の井手の真ん中辺り、府道731号線の路肩の広場にクルマを止めた。
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 まずは、ゴルフ場を横目に府道を走る。ヘアピンカーブのきつい登りだ。上水道の施設を越えると峠で、それを越えてすぐのところに登山口を示す案内板があった。
 まずは、未舗装のダブルトラック。乗れるのは初めだけで、すぐに乗車不能の急勾配。MTBを押して進む。クルマでのアプローチの道中、篠山辺りまでは山々は白く雪を頂いていた。半国山も山頂はうっすらと白くなっていたので、山頂付近では雪の上を走ることになるだろう。時折、粉砂糖を振りかけたように白くなった倒木が見られる。
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 20年前に刊行された「関西MTBツーリングブック」を今回も参考にしているが、そこで「頂上への近道」とされている分岐に来た。送電線の巡視路だが、関西電力のマークと「火の用心」の文字が記された立て札に、マジックで「悪路。迷わされないで!!」と書かれている。その忠告に従い、近道はせず、正規の登山ルートを行く。
 ところで、この山を南北に貫く送電線は、若狭の大飯原子力発電所から西京変電所へと続いている。西京発電所は10日前に訪れた小塩山の山腹にある。
 道はダブルトラックからシングルトラックに変わり、さらに押しが続く。辺りはずっと常緑樹の林間で薄暗い。時折小雨、あるいは小雪が降ってくるようだが、あまり気にしないことにする。
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 標高590m辺りで壁のような斜面が現れた。一面うっすらと白く雪で覆われているが、登山道は黒い筋となって、壁をまっすぐに登っている。MTBを杖にしてえっちらおっちら登っていく。
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 半国山の南西に位置する標高739mのピークに乗り上げて一息。地面が見えないほど真っ白に雪で覆われている。稜線の登山道を見つけて進むが、間違えて西側、るり渓方面に少し進んでしまった。すぐに気づいて北東方向へ。下りとなってMTBにまたがる。雪は浅いので勾配が急すぎるところ以外は乗れた。
 鞍部まで下ると雪はなくなり、その後半国山に登り返してまた雪道となった。MTBを押して行くが、しめった雪がつなぎとなって落ち葉がブレーキや変速機の辺りに詰まって車輪が回らなくなる。時折、雪と落ち葉の固まりをはずしながら進む。
 山頂の手前で時計を見るとすでに16時を過ぎている。あと40分ほどで日没だ。山頂には寄らずに、南側をトラバースして下山しようかとも思ったが、せっかくあの急な壁を登った苦労が報われないのはつらい。手前の急登はMTBをデポして、16時40分、体だけで山頂を踏む。丹波の国が半分見渡せるという半国山。亀岡市街や愛宕山、そして大野山など昨年から訪れた北摂の山が見えるはずだがよくわからない。じっくり探す時間もない。瀬戸内海も見えるような気がするが、霞んでいてはっきりわからない。
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 景色を楽しんだら、急いで下山にかかる。山頂の南に下りたら、東を目指す。雪の上に新しくしっかりした足跡が付いている。道もはっきりしている。井手への下山を予定していたが、案内板の雰囲気からすると途中で分岐する宮前の方がメインルートで道もしっかりしているようだ。足跡もそちらに向かっているので、素直に宮前に下山することにする。
 押しでは雪が詰まるものの、乗車すると加重のせいで車輪と地面の摩擦力が増し車輪は回って雪は詰まらない。
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 しかしそれもつかの間、岩の出た急な下りとなって、MTBを押す。辺りは暗くなってきたのでライトをを点灯。この秋手に入れた、明るいライトが心強い。道はしっかりしているので、迷うことはなさそうだ。
 急な下りを越えると、時折乗れる区間もある。ライトが明るいので、そこそこ楽しめる。
 下山するはずの金輪時になかなか着かない。本来尾根を行くルートのはずが、尾根の北側をトラバースするルートに入ってしまったのだが、そのときは気づかず麓の街明かりを見ながら、乗ったり押したりして下る。すっかり雪はなくなり、おかげで足跡も見えない。
 道はコンクリート舗装となり、動物除けのゲートを越えるとすぐに宮前町の車道に降り立った。すっかり暗くなった。家の明かりが暖かいが、実際はかなり寒い。駐車ポイントまで車道を6.5km、130mの登りで30分ほど。

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コメント

半国山とは驚き!近所じゃないですか。
 千ヶ畑は行ったことはないです。でも帰り道は何度か歩いたことはあります。
 このルートではないけど、バイクのトライアルが下から登って行くのを見たことがあります。
 落ち葉踏み分け行く道の・・・・てな感じでMTBが活躍していますね。

投稿: すう | 2012/12/23 12:54

 半国山は、放射状にルートがあるので、繰り返し楽しむ予定です。次は、たどれなかったコースのリベンジで、金輪寺から登り、井出に下ろうかと思います。また、るり渓方面は楽しめる区間が長く続くようで、もっと日が長くなってから狙ってみようかと思っています。

投稿: はいかい | 2012/12/23 21:20

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