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2012/10/26

南アルプスと中央アルプスの南の端っこ(1)

■旅立ちまで、そしてアプローチ
 祝日の多い9月10月の連休を利用して、毎年のように2泊くらいの旅に出ている。自動車でアプローチしての自転車ツーリングが目的だ。短期決戦で充実感を得るためなのかどうかは自分でもわからないが峠越えが主体で、主立ったものとして、しらびそ峠、麦草峠、渋峠、野麦峠など長野県を中心に標高差1000mというのが一つの基準のようになっている。今年のコースを考えながら「シクロツーリスト」Vol.4林道特集号の記事が目にとまった。静岡県の大井川上流から山伏峠を越えて山梨県へと抜ける「井川雨畑林道」のレポートである。執筆しているのは東京のサイクリスト、高地大輔さんだ。彼とはかつてパソコン通信のNIFTYの自転車フォーラムでは何度もやり取りした仲。OFFで会ったのは一度だけだが、南会津では同じ場所をたった1時間の時間差でニアミス、北海道ではお互い輪行がらみで駅前でばったり出会うなど、旅先での偶然もあった。そんな高地さんの記事は、自転車フォーラムにあげられていたレポート同様。詳細で分かりやすいもの。このコースを走った後、下部温泉に宿をとり、翌日安倍峠を越えて再び静岡県に戻ってくるコース案が浮かんできた。宿の仮押さえ、ツーリング前後に乗車する東海道本線や大井川鐡道の時刻表もチェックなど具体的に計画をを進める中、昨年の台風による被害で、山伏峠も安倍峠も通行止めであることが分かった。コース案は白紙に戻った。復旧工事は行われているようなので、このコースは暖めておくことにしよう。
 次には、シクロツーリストの林道特集の天竜スーパー林道の記事に反応した。これも、高地さん同様、一般サイクリストの執筆によるもの。この特集は、全国のサイクリストによる、ランドナーなど泥除け付きのツーリング車を利用してのツーリングに編集者が同行して取材が行われたもの。
いい本だねぇ。

 10月6日は、午前中は舞鶴で仕事。でも目的地は東、その足で向かえばそんなにロスはない。昼過ぎに舞鶴を出発し、若狭から近江へ抜ける。連休とあって、行楽のクルマが多い。木之本から北陸自動車道に乗るのが一般的なのだが、高速道路は嫌いなので国道365号線から伊吹山のふもとの広域農道を通って、関ヶ原へ。ここから名神自動車道に乗る。高速道路は戦場のように激しくクルマがひしめき合い、一気にストレスがたまる。これも時間短縮のため、東名自動車道磐田I.C.へ向けてひたすら我慢の走行。愛知県内では、道路情報の電光掲示板に渋滞の表示。でも、60~70km/hで流れていた。静岡県に入ると比較的クルマが減って少し楽になった。浜名湖S.A.で、宿に電話をして到着予定時刻を告げる。すっかり日は暮れたが、丹後よりかなり暖かい。建物の外で過ごしている人が多い。19時過ぎに磐田I.C.で高速道路を下りる。休日特別割引で2000円。
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 I.C.から市街地へ南下。とりあえず宿に荷物を置いて、自転車で夕食と明日の行動食の買い出しに出る。夕食は、I.C.から宿への途中にあった「五味八珍」という中華料理屋でラーメンと浜松餃子のセット。浜松は、宇都宮に次ぐ餃子の消費量のダントツの2トップの一角で、2011年の調査では宇都宮を抜いて浜松が1位になったとのこと。(総務省統計局の「家計調査年報」による調査。調査対象は都道府県庁所在都市または政令指定都市)。買い出しは宿の二軒隣りのスーパーマーケットで。今日は祭りだそうで、浴衣やはっぴ姿の人が歩いている。駅の方に行けば屋台が見られたようだ。半袖のシャツ、七分丈のズボンで自転車に乗ればうっすらと汗をかくくらいだから、浴衣でも寒くないわけだ。宿は磐田駅から1㎞も離れていないのに、素泊まり3000円の低料金。古めのビジネスホテルという感じの本館と別館のほかに、工場と棟続きの建物があり、そちらの部屋に案内された。中は、寮か、私が大学生だった20数年前のアパートのような作り。懐かしい。部屋はフローリングにカーペット敷きで、寝転がってTVを見ていたら眠くなってきた。ベッドに移ってぐっすり眠った。元々、工事作業員などの仕事で滞在する人が多く利用する宿のようで、本館の1階の食堂ではボリュームのある食事も用意されるらしい。到着が遅く、出発が早いため食事をとれなかったのが残念。(つづく)

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