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2012/05/16

雪解け扇ノ山

 今年もゴールデンウィークの扇ノ山の山開きを前に、上山高原までの道が除雪された。とうとう「中国山地最後の雪山」扇ノ山のスキーシーズンの到来だ。ところがそのゴールデンウィークに風邪をひいてしまった。初夏の雪解けは早い。12日に訪れた扇ノ山はすでにスキーには厳しい状況だった。
 明け方まで雨が降り、午前中は曇りの天気。上山高原には先客のクルマが一台あるだけ。除雪はショウブ池まで進んでいるが、除雪車で道が塞がれクルマは上山高原まで。
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 MTBにスキーを積んで除雪された道を行く。天気は回復して青空が見えてきた。ショウブ池から大ヅッコ、そして山頂が見える。ありゃあ、もうすっかり山は緑色。滑れるだろうか。
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 ショウブ池の先が除雪の限界点。とりあえず雪の上を自転車を押して進む。この先の道は、残雪と雪解けが交互に現れる。どこまで自転車を持ち込むのがいいか、迷いながら進む。結局登山口まで自転車を持ち込んだ。
 登山道にも雪は見られないので、小ヅッコ小屋まで自転車を押していく。帰りは、わずかであるがシングルトラックを走るのだ。
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 小ヅッコ小屋からは雪が現れ始めるが、とにかく藪がひどい。大雪のせいで、倒木、折れて散らばった枝に阻まれて、とてもスキーを装着する所ではない。大ヅッコの北斜面まで来てようやくブナ林の中をスキーで歩けるようになる。ステップソールを彫った板なので、シールはいらない。大ヅッコの北斜面は予想通り滑るに十分名雪はあるが、ブナの芽の殻が散らばって余り快適には滑れそうにない。
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 先客の男性単独ハイカーが下りてきた。すれ違いざまに、「スキーは大変でしょう」と声をかけてきた。まあ、今日はスキーの機動力は生かせそうにないけれど、それでもスキーなしで来ようとは思わないからね。家でじっとしているよりはましなのである。
 大ヅッコにスキー板を置いて、つぼ足で山頂を目指す。その先はスキーで滑れるところがない、という判断と、これまでにずいぶん手間取ったので板をおいて身軽になった方が早く行動できるということである。
 案の定大ヅッコの南斜面には滑れるほどの雪はない。しかし、鞍部から山頂北斜面はそれなりに雪が残っていた。そして誰もいない山頂へ。何と山頂の東斜面は、滑ろうと思えば滑れるだけの雪がある。ああ、時間的に余裕があれば板を持って来るべきだった。家をもっと早く出ればよかった。
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 残念ながら氷ノ山は山頂が雲に隠れていた。パンを食べて下山。やはり滑れる斜面を見て滑らずに帰るのはスキーヤーとしては心残りだ。そんな思いを、大ヅッコ北斜面の滑りで紛らわす。予想通り、ブナの芽でブレーキがかかる。そしてあっという間に斜面は終わった。後は延々板を担いで歩く。小ヅッコ小屋方面の道は藪がひどいので、途中の分岐を左に行き、鳥取県側河合谷登山口へ下ることにする。
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 何度か倒木に阻まれるも、やはり小ヅッコ小屋方面よりは歩き易かった。親水公園までの道はまだ除雪されていなかった。こちらは大根畑などがあるせいか、5月中旬くらいにはすっかり除雪される。兵庫側は上山高原(今年はショウブ池)から先は除雪されず、ただ雪が解けるまで放置される。
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 さて、小ヅッコの登山口まで1kmほど林道を歩かねばならない。県境を越えたら下り基調になるので、スキーが使えないかと思ったが、ほとんど歩くことになった。
 小ヅッコ登山口にスキー板をおいて、小ヅッコ小屋へ自転車を取りに行く。その後の林道は2kmほどで、自転車に乗れたのは1.4kmほど。まあまあ自転車が役に立った。
 クルマに戻ったときは薄暗くなっていた。雪解けでスキーの機動力が生かせず、時間がかかってしまった。おそらく3月までは去年より雪が多かったはずだが、雪解けのスピードは急加速して、ここへ来て去年の同じ時期より雪が早く解けているようだ。

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コメント

 行かれたんですね。雪の量ははいかいさんの想像通りだったのでしょうか。ボクは今シーズンはいかいさんと行った大江山だけでした!来シーズンはどうなるかわからないけど、またよろしくお願いします。

投稿: すう | 2012/05/19 17:48

 想像というか、もう少し多いと期待していました。新たな記事としてまとめようと思いますが、とにかく今年の4月、そして5月上旬は暖かすぎました。
 はい、こちらこそよろしくお願いします。

投稿: はいかい | 2012/05/21 22:08

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