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2012/04/28

北摂高岳を南から北へ貫く

 2011年の暮れからMTBをひっさげて北摂のを訪れるようになってからちょうど4ヶ月。中でも集中して訪れたのが大野山でこの間に4回も訪れている。その大野山も一段落付いたので、今度は隣の高岳へ。
 4月24日13時、猪名川町の「奥猪名健康の郷」の入り口の駐車場にクルマを止める。桜吹雪の中MTBの前後輪をフレームに装着し、ズボンの裾をベルトで止めるなど身支度を整え、13時20分スタート。まずは県道12号線を南へ標高差200mの下りを一気に走る。今日は汗ばむ陽気。半袖でもいいくらいだがその準備はしていない。走る前から火照っていた体を、下りでクールダウン。
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 杉生交差点から県道602号線に左折し東へ。今度は登りだ。道沿いの家は、古いが立派な作りのものが多い。茅葺き屋根の葺き替えをしている家もある。道が狭い割りにクルマがそこそこ通る。早くクルマが全く通らない道に行きたい。
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 猪名川変電所を通過。近畿北部の火力、水力発電所、若狭の原子力発電所などからの電気がここへ集められ、阪神の都市部工業地帯へと送られていく。さらに登って中山峠。ここは兵庫大阪の府県境。能勢町側に入ってすぐのダブルトラックに左折する予定だが、さてどれだろう。少し迷走した後、コンクリート舗装の道に入る。入り口からすぐのところで掘削工事をして入りにくかった(精神的に)。しかし、その工事現場を越えると木漏れ日のいい雰囲気の道となる。もちろん、クルマは全く通らない。南からは猪名川変電所から猪名川不動尊を経由するルートもあるが、そちらはシングルトラックの担ぎが多いようだ。個人的には登りは車道またはダブルトラックでできるだけ乗車できる方が好みなので、こちらを選択。
 コンクリート舗装の道の勾配は徐々にきつくなり、時折押しながら行く。標高500mを超えた辺りにヘアピンカーブがあり、その先端から高岳へのシングルトラックが始まる。そのシングルトラックに入る手前で、背後からオフロードのオートバイが追い越していった。今日の山で出会った唯一の人である。
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 シングルトラックに入ってすぐに道が分岐している。左は少し先で道がえぐれているようなので、そちらを避けて右へ。ダブルトラックほどの幅があるものの木の枝や石が散らばり地面も緩んでいて急勾配で乗車不能の道を押して進む。谷を積めると踏み跡が怪しくなった。とにかく斜面を登れば、高岳の東尾根にでてやがて山頂に着くはず、とMTBを置いて偵察をするが、斜面は急で崩れやすくMTBを担いであがるのは無理。どうやら、二択は不正解だったようだ、と分岐に引き返す。左の道はしっかりとした踏み跡が続いていた。分岐から見えた部分は、補修のために削られていた部分のようだ。そして、「MTBの聖地」北摂らしく、ぬかるみにはブロックタイヤの跡も見える。20年前に出た「関西MTBツーリングブック」には、このコースは下りようとして紹介されているため、やはりMTBの轍は下りのもののようだ。
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 沢沿いから植林の中へ、しっかりとした踏み跡に誘われ高岳東尾根に出た。植林の幼木を保護する柱が無数に立ち、シングルトラックに添って黒いネットが張られている。最後は、すさまじい急斜面を登って、送電線の鉄塔広場、そして山頂に到着。
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 ここはブッシュが多くて展望はあまり利かない。隣の大野山くらいは確認したいと思うが、ダメだった。黄砂で霞んでいるので、今日は展望に期待してはいない。
 一休みしたら下りにかかる。まずは北に伸びる尾根を行く。しばらくアップダウンの連続。そして、猪名川変電所から続く「丹波線」という送電線に絡むように尾根はあるので、時折鉄塔広場がある。また、黒いネットも続いているが、支柱が折れてネットも倒れている箇所がある。支柱を支えるワイヤーが張られているので、引っかからないように注意が必要。
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 開放的な草原もあって、なかなか気分がいい。ただし、細かく急なアップダウンのため乗車率は高くない。
 665mピークを超えると、送電線の巡視路ではおなじみの黒いプラスティックの階段の急な下り。これで尾根の西側の谷まで下る。下り終えたら、このコースの名物である沢を渡る、歩行者用の鉄橋。MTBには狭く、ハンドルが両側の欄干につかえるので、担いで沢を飛び越える。
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 その後は沢、というより小川に添って行くが、渡渉しながら歩きやすい方の岸を選んで下る。足下は地面が緩かったり方斜面だったり不安定であまり乗れない。ようやく踏み跡がしっかりしてきたら乗車できる。時折沢を鉄橋で渡る。もうゴールが近いところでぬかるんだ区間。避けたつもりが、ふわふわの地面に足を置いてしまい、次わーっとしみ出した水が靴の中を濡らしてしまった。あーあ。
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 そしてしっかりとしたダブルトラックで砂防ダムの脇を超えたら、畑と民家が見えた。杉尾新田の集落である。斜面にぽつぽつとある家は、どれも立派だ。また、標高400mを超えるこの集落は、桜の残り花も、庭先の花も咲き乱れ春爛漫の桃源郷といった雰囲気。一車線の道を軽トラがふさいで畑仕事をしている人と立ち話をしているのも、なんだか牧歌的な風景。
 舗装路を一気に下って、ゴールイン。

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コメント

 ずいぶんと暖かくなりましたね。新芽のこぼれる季節となりましたが、山は走りよかったですか。
 当方、いろいろと遊びたいのに仕事等に追われてストレス貯めています。(涙)ひまがあれば、できるだけ体を動かすようにしています。

投稿: すう | 2012/04/29 22:21

 お疲れ様です。
 地図を読んで谷に降りたら勾配が緩んで乗れるだろうと思っていましたが、実際には足場が悪くてあまり乗れませんでした。それでもまあまあ乗れるところを探して楽しみました。やはりここもMTBなしでは訪れない山ですね。
 ある調査によれば20パーセント弱の人が9連休とのことですが、半数はカレンダー通りみたいですね。
 当方は基本的にはカレンダー通りですが、28日は仕事でした。後半の4連休は無傷ですが、天気はいまいちですね。

投稿: はいかい | 2012/05/01 22:15

20%のやまあそです。

高岳はなんども行きましたが
いつもはいかいさんと同じ谷に降りてしまいます。

ほんとは尾根をずーっと行きたいんです。
いずれは!!

投稿: やまあそ | 2012/05/02 11:04

 やまあそさんのWebページも参考にさせてもらっています。その尾根を行くのが、やまあそさんの報告の中の「縦走」のコースですよね。当方にはハードルが高そうなコースなので、無難に新川さんの「関西MTBツーリングブック」紹介のコースで下りました。これでも十分に手応えを感じております。

 天気はいまいちどころか、悪い方向に変わってしまいましたね。

投稿: はいかい | 2012/05/03 09:12

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