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2012/02/26

碇高原笠山から筒川へ

 1週間前に碇高原を訪れた時には珍しく先行シュプールがあった。そのシュプールに誘われて高原の東端に立つと伊根町の山間部「筒川」と呼ばれるエリアが見下ろせる。足元の急斜面にも雪はついている。直下には、個人経営の牧場がありそこまで一気に下れそうだ。そうだ思い出した。さらに1週間前、濃いガスで氷ノ山、大江山と立て続けに入山をあきらめた後、筒川側から碇高原にアプローチするとき林が疎らな笠山の東面が白く見えたのを思い出した。今足元にあるのが、あの斜面だ。思わずそのまま滑り降りそうになったが、登り返しのことを考えてその時は踏みとどまった。
 そういう2週間越しの思いを踏まえ、3週連続で碇高原へ。やっぱり雪が多いこの冬に、いろいろな斜面を滑っておきたい。
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 ゴール地点の個人経営の牧場の入り口付近の路肩のスペースにクルマを止める。MTBにスキー板を積んでスタート。スキーブーツでのぺだリングだ。雪道を想定してブロックタイヤのMTBだが、全面アスファルトが出ていた。今日は雪の予報。しかし、気温は低いんだけど、雪はちらちら程度。
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 碇峠を越えて碇高原総合牧場へさらに緩やかに上る。こちらは京都府営の牧場だ。先週滑ったショートコースの急斜面にはデブリのようなものが見える。シュプールも残っている。また、辺りの景色を見ても、1週間でずいぶん雪が減っている。長いシーズンも終盤だ。
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 いつもはクルマを停めているスペースに、今日はMTBを置いておく。ここからはスキー板を担いでしばらく車道を歩いて、牧場の作業道へ。牧場の作業道も除雪されていたのでそのまま板を担いで歩く。雪の壁は、高いところで2メートルをはるかに超えている。先ほど急斜面でデプリに見えたのは、除雪車から飛ばされた雪だった。
 除雪はどこまで続くかと思ったら、半分ほどで唐突に終わっていた。ストックと板を上に放り投げ、除雪の壁をよじ登る。今日初めて雪の上に立った。気になる雪質は…、最悪のモナカ雪だ!表面はアイスバーンだが、その下はとても緩いザラメ。場所によってストックが際限なく沈んでいく。ステップソールの危機も非常に悪いく、斜登行で登る。
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 笠山展望台のある台地に上がると、そこは雪が薄いせいかモナカでなくアイスバーンになる。相変わらずステップソールのききは悪いので、広い斜面を斜めに笠山頂上へ。スノーシューの足跡があった。但馬の山々など真っ白で見えないが、それでも360度見渡せる。日本海は時化だが、この季節としては大したものではない。ひどい時にはここに立っていられないほどの風が吹き荒れる。日本海から吹き上げる風を背に受けたら、シールもステップソールもなくても、斜面を登れるほどだ。
 さあ、滑走開始。笠山の台地はアイスバーンなので、ターンができた。ただし、スキーのエッジは雪面を撫でるだけでほとんどシュプールは残らない。
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 そして台地の東端に到着。急斜面の始まりは少し全層で雪崩れていた。先週クラックができていたところだ。そこは北側に回り込めば迂回できる。ただし出だしのアイスバーンから、すぐにモナカ雪となり大苦戦。ひたすら斜滑降キックターンを繰り返す。そして何度も転倒する。ああ、こんなことなら先週滑っておけばよかった、と悔やまれる。でも先週は先週で楽しく滑ったのでまあいいか、と自分を慰める。しばらく下ったら林に入る。雪が良ければ楽しい疎林も、スキーのコントロールができないと木にぶつかりそうで怖い。
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 かなりの難産の末、個人経営の牧場に降り立った。ああ疲れた。大雪で小屋がつぶれている。畜舎から牛が顔を出していた。ここから下の斜面もまだ滑れそうだ。地図を見れば、標高差であと100mくらい行けそうだ。でも、今日はここまで、雪が悪い。
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 平らな雪原を歩いて車道に戻り、クルマまで歩く。
 今日はしょっぱい滑降だったが、それでも今までに滑ったことのないコースを滑った満足感がある。また雪質のいい時に滑ろう。今シーズン、まだチャンスはあるだろうか。また、これは今年のような大雪の時にしか滑れないだろうか、それとも例年並みの積雪でも滑れるだろうか。宿題ができた。
 MTBを回収して、帰路に就く。

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つまりは予報ができないということか

 本日午前11発表の気象庁の週間予報。3日後の29日以降の週間予報にずらりと曇りマークが並ぶ。降水確率はすべて40パーセント。予報の信頼度は最低ランクのC。
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 ところで、当方は京都府北部在住だが、兵庫県北部、鳥取県の気象情報も参考にしている。京丹後市は舞鶴海洋気象台よりも、豊岡測候所(今は無人になってしまったが)に近い。京都府、兵庫県は北部より南部中心(北部の週間予報は冬場だけ)であるのに対し、鳥取県は県のすべてが日本海側にある。天気は西から移動してくることが多い。…などの理由から。

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2012/02/24

雪解け雪解け進む君

 23日の暖かい雨で一気に雪解けが進んだ。もう2月下旬、とけ始めると早いよ。
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泥にまみれて天橋立往復

 2月22日はリフレッシュデーで17時に職場を後にする。午後になって雲が出てきたがまずまず天気はいいし、日も長くなったし少し自転車で走ろう。ちょうどクルマにMTBが積んである。
 車道を走るのは嫌だ。路肩の雪が解けて路面が濡れているので、クルマの水跳ねを浴びてしまうからクルマが通らない路線がいい。岩滝にクルマを停め阿蘇海沿いの自転車道を確かめるが、まだ雪に埋もれている。仕方がない、江尻にクルマを停めて天橋立を府中から文殊へ往復するとしよう。
 海を渡る砂州には余り雪が積もらず観光客が通る道は土が露出している。それでも通り道の脇には雪が少し積もっている。さらに雪解け水でぬかるんだ区間もある。
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 というわけで、後輪からの泥跳ねを防ぐ簡易泥よけを付けて走る。前輪からの泥をズボンの裾に浴びるがまあ乾いてからはらえば大して汚れない。上半身や顔にまでは飛んでこないようにぬかるんだ所ではスピードを落とす。
 近海に堤防が作られ川からの砂の供給が止まりやせ細った砂州の維持のためと思われる砂入れ工事が行われていた。
 往復でわずか5.5km、20分の走りだった。夕方になって気温も下がり観光客は少なく快適に走れた。

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「ええ斜面見つけた」大江山連峰下山コース開拓

 京都府北部丹後と丹波の境界に位置する大江山連峰は、北東から南西へと標高800~700mの峰が連なり稜線には展望の良い縦走コースがある。その縦走コース沿いには笹の原やブナ林などがあり雪が積もるとスキー登山が楽しめる。しかし、縦走路にたどり着くまでは、除雪されない車道を少なくとも3kmは歩かなければならない。
 豊富な積雪に恵まれた去年と今年、福知山市大江町の千丈ヶ原をベースに「滑降によるできるだけ車道歩きをしない下山」をテーマに幾度か入山。
 鳩ヶ峰からの下山に関しては、8年前に与謝野町のトマヲさんが開拓された鳩ヶ峰東斜面から東尾根がある。約1kmの林道歩きが残るが、ほぼ快適な滑降により鳩ヶ峰ピークから30分で下山できる。
 その鳩ヶ峰に相対峙する鍋塚からの下山コースだが、去年のシーズン終盤にほとんど林道を歩かないで千丈ヶ原に降り立つコースを見つけた。今シーズンも1月中旬に滑降してみたが幾分課題があり、さらにラインを修正すれば改善できる見込みがあるので、2月21日午後に入山。
 このところ土日の天気が悪いので平日午後の空き時間を利用。なに食わぬ顔で職場をあとにして宮津市から府道9号線で大江山スキー場を越え、分岐右折して大江町山の家や鬼の博物館の前を通って千丈ヶ原へ。先週末には大雪警報が発令され、この辺りの積雪もずいぶん増えている。除雪はされているが分厚い圧雪が今日の日差しと気温の上昇で緩みクルマのタイヤを大きくとられる場面もあった。
 除雪の限界点にクルマを止める。行き止まりのところは少し広く除雪されているのでそこでクルマをUターンさせて、手前の路肩に駐車するのが暗黙のルール。今日は誰もいないし、このあとも誰も来ないと思われるが、それでもスコップで雪を掻き路肩ぎりぎりに駐車。
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 スキー板にシールを貼って歩き出す。鳩ヶ峰はきれいに山頂まで見えている、青空をバックに白く輝いている。が、時間が経つごとに空の青さがくすんでいる。天気は下り坂だ。除雪終了地点からはしっかりとしたトレースがある鍋塚林道を行く。まとまった降雪は日曜の明け方までなので、それ以降、おそらく多くは日曜に付けられたトレースだろう。トレースはそれぞれ複数のスノーシューあるいはカンジキとスキーによるもので幅広く平らで歩きやすい極上のもの。
 鍋塚林道は2箇所で大きくショートカットができるのだが、一つ目のショートカットにはスキーのトレース。登りでなく滑降で付けられたシュプールのようだ。
 実は歩き出しの時点で、頭の中には本日のコース案は2つあった。一つは鍋塚から東尾根下った先から鬼の博物館の裏手への伐採によるオープンバーンを下るもの。ちょうど1年前にここを目指したが、尾根の林が濃くて引き返している。今日は林の濃い部分はスキー板を外して下るつもりできたのだが、どうも雪が深そうだ。よってもう一つの案、鍋塚の手前(南)の標高711mピークから千丈ヶ原へ、「林道を使わないで」滑降するコースの修正ラインを探す方に決定。そうと決まれば、稜線の縦走路まであがる必要はなくなり2つ目のショートカットはしないで鍋塚林道を進み、その後林道を逸れ711Pからの南東尾根に。そして千丈ヶ原へ下るコースへ合流する。滑降コースの修正案はそこから下。本日は最低限の行動とする。鍋塚林道の途中からトレースはなくなり、浅いが重い雪のラッセルとなったので余り歩きたくない。それと夜には雨という予報だったが、時折わずかな小雨がぱらつくようである。
 711Pから南東へ伸びる尾根上にはスキーとカンジキのトレースがあった。スキー(複数)は鍋塚林道から林間を経て上に。そういえば鳩ヶ峰東尾根から鍋塚林道へ滑り込んだスキーのトレース(複数)もあった。同一パーティのものだろうか。
 さて、シールを外し尾根を下るカンジキ(ソロ)のトレースに誘われるように滑り出す。広くて勾配が緩い尾根は無雪期にはMTBで下るとおもしろそうな感じ。
 すぐに右手に浅い谷状の疎らな植林の斜面が現れる。これが、昨年開拓した下山コース。出だしは疎林を快適に滑降できるが、半分くらいから下は鍋塚林道に沿ったシングルトラックに合流し斜面をトラバースしながら千丈ヶ原に下りることになる。シングルトラックは、雪の下がちょっとした水路になっているのかどうかははっきりわからないが、雪質が悪く所々が雪面の下が空洞になった落とし穴になっている。それに、シングルトラックを外そうにもその辺りは周囲の林が濃すぎる。さらには、シカやイノシシを避けるためのネットが張ってあり、それを越えるのにもやや難儀する。
 そこで修正案は、谷状の疎林よりも少し尾根を東に下ったところに別の植林の疎らな林の斜面を滑るというもの。ちょうど千丈ヶ原の除雪の限界点の真上と見受けられる。
 余りスキーが走らない緩やかな尾根を進んでいくと、密度の濃い林を抜け、夢のような疎林の斜面が右に開けた。斜度は25度くらいの広い疎林だ。これはパラダイスである。カンジキもこのパラダイスを縦横無尽に蛇行して下っている。
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 本日の雪質は、先週金曜土曜のまとまった降雪の後、日月火曜とやや寒さが緩んでやや湿り気持って重くなっているがクラストはしていない柔らかい雪。十分快適にターンができる。
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 パラダイスの滑降は標高差130m程、15分で千丈ヶ原へ。下の方は例によって雪質が悪いがトラバースでなくフォールラインに沿ってまっすぐ下るので影響を受ける区間は短くてすむ。
 スタートから2時間、15時に下山。
 今日か明日に舞鶴で処理しなければならない仕事があるので、今から行くことを電話で連絡して舞鶴へ。舞鶴市街も先週末に雪が積もったとのことで、一週間前よりも新しい雪が増えていた。

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2012/02/20

今週も碇高原

 前の記事にも書いたように、2月の初めにこの冬の積雪の最大値を記録したあと、なかなか雪解けが進まないでいる。たびたび降雪があり気温も低めであるからであるが、つまり天気が悪いのだ。
 その点昨年は、2月には週末ごとにいろいろな山に登って滑りおりることができた。
 先週に引き続き、今週も土日は雪が降り山はガスに覆われた状態。よって、丹後半島のお手軽バックカントリー碇高原を周遊。19日日曜の午後に訪れたのだが、珍しく先行シュプールがあった。心当たりがあったのであとで電話で確認したがその人ではなかった。
 途中晴れ間もあったが、ガスと降雪の続く空模様。雪は、表面こそ新雪だが、その下はくされ雪の所もあった.
積雪は豊富で、どこでも滑り放題。今までに滑ったことのない斜面も滑ってみた。
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またも大雪警報

 2月17日夕刻、兵庫県北部、鳥取県に続いて、京都府北部にも大雪警報が発令された。京都府北部では、16時20分から翌18日16時20分まで警報が続いた。
 昨年との積雪を比較してみたい。
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 去年も今年も1月から2月に月が変わる頃が積雪の最大値となった。2011年1月31日と2012年2月2日の写真を比べると、前者の方が若干多い。つまり積雪の最大値は昨年が上回っている。
 しかしその後の写真を見ると、雪の量は逆転する。ピークを記録したあとはどんどん雪が減っていったのが去年。なかなか雪が溶けないのが今年。

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2012/02/15

五里霧中迷走の末たどり着いた碇高原

(前の記事の続き)
 アップ神鍋で滑った後は、ハチ高原のいつもの宿に移動。神鍋高原から蘇武トンネルを抜けて香美町村岡へ。国道9号線はハチやハチ北からのスキー帰りのクルマで混雑しているようなので、県道289号線大野峠を越える。狭い道だがここを抜け道として使うクルマが多く離合に手間取る。それでも国道よりも早かった模様。
 泊まりは神鍋を滑ったメンバーの過半数に満たない4名のみ。そして、翌日ハチ高原でスキーをするのはそのうちの3名のみ。
 翌12日朝、私はハチ高原で滑ることなく下山。前日夕方からの新雪が10cm程積もり、ちらちらと雪は降っているもののうっすら青空がのぞく明るい空。今日も絶好のスキー日和と思われる。私は鳥取県のわかさ氷ノ山スキー場に移動し、氷ノ山に入山する予定。だから、他のメンバーと乗り合わせずに自分のクルマできたのだ。
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 しかし、ハチ高原からの下山はすんなり行かなかった。氷ノ山国際スキー場の登行リフトの前の道の対向車線で5台ほどのクルマが連なって坂を登れなくなり、車線でチェーンを装着。それを避けて登ってきたクルマが立ち往生して下り車線を塞いでいる。完全に道がふさがっているではないか!
 立ち往々乗しているクルマは、仲間が駆けつけて押して何とか通り抜けたが、その背後に詰まっていたクルマがどんどん登ってきてこちらは進入できない。そこはカーブで見通しが悪く、いつ対向車が途切れるか皆目見当がつかない。やっと対向車が途切れスタートしたら、また対向車がやってきてバックさせられる始末。それも滑りやすい雪道の坂道発信でのバックである。そんなことを数度繰り返してようやく通過。6分もかかった。
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 その後は順調に国道9号線に出る。対向車線はスキー場に向かう車で大渋滞だ。県道272号線、琴弾トンネルを越えて養父市大屋町へ。しかし気になるのは天候だ。山々にかかるガスは朝より濃くなっている。移動性高気圧が張り出してきて、前日よりもいい天気になる予報なのに、昨日よりも悪いではないか。間違いなく氷ノ山はホワイトアウトである。こういうときこそいい新雪を滑ることができる。氷ノ山は標高の割りに遭難が多くそれもホワイトアウトでの道迷いが多い。ちょうど1年前のときにもホワイトアウトの中を歩いたが、あの時は2人だった。ホワイトアウトの命綱であるGPSレシーバーは故障も想定して2台持ってきた。先週の大山の標高差700mの粉雪滑走のような喜びを再び味わいたい。でも単独だしなぁ。と、いろいろな思いが駆けめぐる。大屋川のほとりにクルマを停め、降りしきる雪と山を隠すガスを眺めながら思案した結果、氷ノ山には行かないことに決めた。やはり、何かあったら自分も嫌だし、昨日からのスキーツアーにケチが付いてしまう。
 というわけで京都府丹後に向けてハンドルを切る。すっかり家でごろごろと怠惰な休日を過ごす気分になっていたが、京都府が近づくと空が明るくなってきた。となるとやっぱり雪山を歩きたくなってしまう。昨日の夕方買っておいたパンもあるし。
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 というわけで丹後半島には戻らず宮津市街を経由し福知山市大江町の千丈ヶ原へ。大江山連峰の登山口である。しかし、大江山も山は真っ白にガスって見えない。新しい滑降ラインを開拓しようと狙っているのだが、視界がないと過去に滑ったことのあるコースをたどることしかできない。それになぜか赤いクルマが車道を塞いでいる。すぐ先が除雪の限界点なのだが、その付近は道幅を広げて除雪してあるので、路肩にクルマを停めて山にはいるのが慣例のようになっている。その手前で道を塞がれたらクルマを停める場所がないではないか。赤いクルマから山に向かってスノーシューの跡があった。赤いクルマから200mほど後退したらクルマを停めるだけの道幅があったが、ガスで気持ちが萎えてここでも撤退。最後の砦、丹後半島の碇高原へ。
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 宮津湾、若狭湾を右に見ながら伊根に向かって北上し、碇高原に登る。氷ノ山、大江山、碇高原と目的の山がどんどん小さくなっていく。海を見下ろす標高400mの高原は視界良好。日本海の波の音もかすかに聞こえる。時化てはいるが、この時期の日本海にしてはそう大した時化ではない。碇高原も風は弱く快適だ。除雪の壁は車の高さを超えている。
 高原牧場の作業道をステップソールを利して登り、三角点のある笠山展望台へ。視界良好なのは海沿いだけで、内陸部の山々は見えない。神鍋高原の蘇武岳の山脈も見えない。城崎の来日岳はうっすらと見えていた。すぐ太鼓山には、風力発電所やスキー場があるが、そちらと碇高原をつなぐ道は去年5月の大雨以来9ヶ月も通行止めのままだ。
 展望台の笠山ピークには碇高原にしては大きな雪庇ができていた。その雪庇を突き破って滑降。ややウィンドクラスト気味だが滑れないほどではない。シールの着脱のない手軽さとシングルキャンバーのターンしやすさを兼ね備えた板は非常にいい。
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 ピーク直下の斜面を滑ったら、登ってきた作業道を横切り牧草斜面へ。やや重い新雪をゆっくりと滑る。いつもは柵やブッシュがうっと惜しい斜面下部も、豊富な積雪に何もかも埋まって快適にクルマまで滑り降りた。
 ここは標高差は120m程なので一本ではもの足りず、何回も繰り返して楽しむ。シールのいらない板が本領を発揮する。また、周回の度にクルマに戻るので、飲み物などを携行しなくて良い。
 2本目は、滑降する斜面をかえる。雪が重くてスピードが出ないので、急斜面に。作業道を歩く距離は半分以下で碇高原ショートコースと勝手に呼んでいる。ちなみに、笠山展望台まであがるのをフルコース、展望台まではあがらず牧草斜面のみ滑るのをミドルコースと呼ぶ。
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 結局3本目もショートコースを滑り本日終了。明るいうちに家に帰る。
 後日、12日のハチ高原の様子を聞くと、ずっとホワイトアウトだったそうだ。やっぱり氷ノ山を止めて正解だったようだ。

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2012/02/14

神鍋山から笹尾へ神鍋高原雪上徘徊

 10人で兵庫県豊岡市日高町のアップ神鍋スキー場を訪れた。当初はハチ高原スキー場の宿に泊まりハチ・ハチ北高原スキー場を2日券で滑る計画となっていたが、今回は初日のみ日帰り参加のメンバーが多く、その中にはスキー初級者もいるため近場かつ緩斜面中心のアップ神鍋スキー場で一日滑ることとなった。その後日帰りメンバーは帰路に就き、泊のメンバーはハチ高原の宿に移動、翌日はハチ・ハチ北を滑るという変則的な計画。
 2月11日、朝8時過ぎに京丹後市を出発。うっすらと雪が積もり、青空がのぞく絶好のスキー日和。途中、大きな除雪車が脱輪していた。
 順調に1時間半で神鍋高原に到着し、10時過ぎにゲレンデに出る。みんなは1日券を購入しているが、私は午後券を買うことにする。
 夏に滑走面に彫り物(ウロコ)を入れてもらった板で、まずはスキー場の頂上まで登る。このスキー場はすべてのリフトが並列なので、ベースからトップまでの標高差は100m余りしかない。トップまで登ってリフト利用のメンバーと一緒にゲレンデを滑り降りる。テレマークスキーには雪面が堅くてスピードが出せない。
 ゲレンデを滑ったらみんなと別れる。神鍋高原は火山地帯で平原に標高差100m程度のなだらかな小ピークがぽこぽこ点在し、神鍋単成火山群といわれている。アップ神鍋スキー場がある神鍋山、神鍋山の北隣の大机山(おづくえやま)や南西の鰤山(ぶりやま)もその単成火山である。かつては、大机山には北神鍋スキー場、鰤山には山宮スキー場があった(詳しくはこちらをどうぞ)。
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 単成火山群の一つかどうかは定かではないが、大机山のすぐ東にあるピークにはかつて笹尾ゲレンデがあり、リフトが一本かかっていた。ここはアップ神鍋(当時は神鍋山)スキー場の一部であった。その笹尾ゲレンデ跡を目指して大雪原を歩きだす。アップ神鍋スキー場の北壁ゲレンデと笹尾ゲレンデ跡が相対峙するその間の大平原は、雪がなければ高原野菜の畑で、途中には沢があり橋を渡っていく。笹尾ゲレンデのベースまでは850m程離れていて、笹尾を目指すと緩く登りとなっているので30分近く歩くこととなった。
 豊岡図書館所蔵の「神鍋スキー風土記」には昭和35年頃の写真が掲載され「初心者の練習場として満員の盛況で、橋を渡って第2ゲレンデまで続いている」と記されている。ここでいう「第2ゲレンデ」は笹尾のことで、ヒールフリーのノルディックスキーで歩いて横切るのに30分近くかかる雪原に人があふれていたというのは驚きだ。この時点でまだ笹尾にはリフトがなく、同書によると昭和38年2月9日に笹尾ゲレンデでもリフト営業が始まったとのこと。それから半世紀近く経って、リフト営業しなくなったゲレンデを自分の足で登って滑ろうという物好きがここにいるわけだ。
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 笹尾ゲレンデのベースからさらに20分かけてゲレンデトップへ。実は7年前にも今日とほぼ同じシチュエーションで笹尾ゲレンデを訪れているが、その時にはまだ残っていたリフトの支柱が今はもう撤去されていた。
 ゲレンデトップでちょうど正午。日が射して緩んだ重い新雪を滑り降り、アップ神鍋スキー場へ戻る。小一時間かけて来たコースが、下りの復路では15分。
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 リフト午後券を買って、さあひたすら滑るぞ。日差しで雪面が緩んでテレマークスキーで快適に滑れる状態になった。天候は午後は曇り、夕方から雪。3000円のリフト午後券を使い、ゲレンデ内移動距離(リフト乗車と滑走)は30.1km。自分に課している1円あたり0.01kmのノルマを達成。
(次の記事に続く)

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2012/02/10

波状攻撃がつづく

 先週に引き続き今週も寒波。その間に暖かな土日を挟む、まさに波状攻撃。
 8日水曜、午前中に鳥取県東部に大雪警報が発令され、夕方になって兵庫県但馬北部、そして17時50分に京都府丹後地域にも大雪警報が発令された。そして翌9日の木曜の14時55分まで丹後の大雪警報は続いた。ちなみに鳥取県東部は9日朝、兵庫県は昼前に解除。
 土日の暖かさで、かなり雪解けが進んだが、9日朝庭先で計測すると新たに40cmの積雪。
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 ところで、8日夜のニュースでは雪崩の話題。「ニュースウォッチ9」や「報道ステーション」で、雪の層の観察の様子が映し出され、「弱層」だとか「こしもざらめ」といった用語が使われた。これは画期的。

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2012/02/05

樹氷と粉雪の伯耆大山

 毎年春のザラメを滑っている伯耆大山。初めて厳冬期に訪れた。たくさんの人が登っていて、登山道はラッセルなし。樹氷が美しく、粉雪の滑りは気持ちよかった。ザラメシーズンには急斜面がアイスバーンになることもあるため、ここだけはエッジングが強力なアルペンスキーで滑っていたが、今回は初めてテレマークスキーで滑った。
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祝!今年もビッグシーズン

 2月に入って、「この冬一番」の寒波がやってきた。先週もそういっていたが、それを上回る寒波ということのようだ。京丹後市を含む京都府北部には2月1日の20時35分に大雪警報が発表され、約24時間後の2日20時40分解除。北近畿タンゴ鉄道は運休し、道路も大変な状況。庭先の積雪は63㎝。山間部にはクルマの高さほどの雪の壁。
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 警報が解除になった3日も鉄道は乱れ、道路事情は悪いまま。

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