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2012/01/12

雪の北摂大野山と篠山衣笠山

 今年は連れの風邪ひきにより毎年恒例のスキーにも行かず寝正月(寝たきり正月)を過ごしてしまった。このままでは、駄目人間になってしまう。ということで成人の日を含めた三連休を、それまでの静から動へと転じるきっかけとする。
 といいながら、連休初日の7日は天気がさえず寝たきり生活。気を取り直して8日行動開始。MTBを積んだクルマで家を出る。目的地は北摂。途中、福知山の書店で昭文社の「山と高原地図京都西山・北摂」を買って更に南下。多紀連山はすっかり雪化粧。昨日はライブカメラでチェックすると路面が濡れていた篠山市街だが、今日は青空。しかし、少し山手では夜か未明辺りに降ったと思われる雨で路面が濡れていた。篠山盆地を越え、北摂との境をなす山域にはいると道路脇に雪がちらほら見える。
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 後川で大野山が見えた。うっすら白い。年明けの寒波で積もった雪がまだ解けていなかったか。今日の目的は、大野山またはその隣の高岳だが、いずれも山の北斜面のシングルトラックを下るつもりなので、これは非常にまずい。登山道には雪が積もっているだろう。クルマを停めて、しばし作戦タイム。こういう場面を想定してオンロードツーリングに切り替えられるようにスリックタイヤのホイールも積んできてはいるが、あまりなじみのない土地なのでどこを走ろうか決めかねる。もちろん、交通量の少ない田舎道が多くそれなりに快適に走れるのは間違いないのだが、見所というか「ここを目指して走ろう」という決め手がない。
 インターネットにすでにあがっていた正月休みの山行きの報告では、もう少し南下したら山にも全く雪がないとのこと。「関西MTBツーリングブック」を持ってきているし地図も福知山で手に入れたし、もっと南に行こうかとも思うがやはりいきなりそういう修正は難しい。全く歩いたことのない山に行くのは事前のルート研究が必要だ。それに「ツーリングブック」は20年近く前に発行されたものだし、その間にシングルトラックの状況が変わっている可能性もある。やはり、インターネットで近年の報告を探してから訪れるべきだろう。
 とりあえずクルマで大野山に登って様子を見ておくことにする。後川を出発し、下山予定の丹波猪村、渓谷の森公園、そして西峠への辺りでは、道路脇の積雪は5cmくらい。上の登山道はもっと深いかも知れない。
 猪名川町には入り、西軽井沢から大野山の南麓に回り込むとこちらには全く雪が見えず、すっかり冬晴れの空に冬枯れの山がそびえている。山頂部の天文台やキャンプ場まで車道が通じていて、途中からはそれぞれ登りと下りの専用の一方通行の道となっている。登りルートは、山頂手前までは路面に雪がなかったが、山頂部はさすがに銀世界。駐車場にクルマを止め渓谷の森に下りるシングルトラックの入り口をチェック。
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 積雪量は、下山口の渓谷の森と同じくらい。山頂部は風の影響もあって雪が付きにくいのかもしれない。少し歩いてみるが、十分に滑りやすい。MTBで下って下れないこともないかもしれないが、ほとんど押しになるかもしれない。何度も訪れるコースなら雪のアドベンチャーも一興だが、めったに来ないところなのでいい条件の時にまた訪れることにしよう。それでもせっかくなので、天文台のピークと最高峰のピークからの展望を楽しんでおく。この寒いのにテントを張っている人もいると思ったら、なんと煙突がテントから突き出している。丹波猪村に下るシングルトラックには、雪の上に数人の踏み跡があった。
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 下山用の車道は西側の尾根を行くスカイラインだが、圧雪区間が多く景色を見ている余裕はない。猪名川のイオンで食事をして北へ進路を向ける。篠山盆地まで戻り、盆地の北西の縁にある衣笠山が目当てだ。これはおよそ一月前の12月11日に日本雪崩ネットワークのセミナー「アバランチナイト」で西宮を訪れたときのアプローチで山頂にアンテナのある山を見つけたのだが、それが衣笠山。アンテナがあればその管理道、つまり車道が山頂まで通じているのでつい自転車で登ることを考えてしまう。一般道ではなくゲートで塞がれていることも多々あるが、自転車ならば乗り越えられる。
 少し迷いながら、篠山東中学校の裏手、佐貫谷集落の奥にクルマを停める。夕暮れ近くになってようやく自転車の出番だ。アンテナ管理道の入り口はゲートで閉ざされているが、これはシカやイノシシなどの動物除けのもので鍵はかかっておらずクルマでも開いて進入できる。舗装されているようだが念のためMTBにはブロックタイヤを装着してスタート。途中でダートに変わるかも知れないし、おそらく雪道となった区間も現れるだろう。
 スタート地点の標高は240mで、山頂は484m。初めは谷間の林間だが、登るにつれ木々にあいだに篠山盆地の夕暮れの街明かりが見えてくる。最後まで舗装されていたが、途中から時々圧雪の路面が現れ、山頂に近づくにつれ雪道の割合が多くなってくる。気温は氷点を上回っているので凍結はしていないが、昼間よりは冷えてきているので雪は堅くなってきている。標高差は200m余りなので、一息で山頂へ。展望は道中の方がよい。
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 さあ、ウィンドブレーカー代わりの合羽を着て、手袋を指のあるものに換えて、真っ暗になる前に下ろう。普通なら一気だが、雪があるので飛ばせない。圧雪区間では最徐行。転んでも立ち転け程度のダメージで収まるように。
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 何とか最後の圧雪を過ぎたが、木の枝や小石が落ちた林間はすでに暗くてここもゆっくりと。クルマに戻ったときには、西の空に残照。東の空には丸い月が出ていた。
 MTBをクルマに納めて帰路に就く。北摂の登山地図も手に入ったし、雪のつもり方も少しわかってきた。さらにエリアの研究をしてまた訪れよう。

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