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2012/01/22

雪解け大江山連峰鍋塚

 1月17日、午後が空いているので大江山連峰へ。10日以上も雪の供給がストップしているのでどれだけ滑れるか心配ではあるが、山の白さに一安心。クルマのアプローチは前回よりずいぶん楽になっていた。
 平日にもかかわらず千丈ヶ原の除雪限界点には、「なにわ」ナンバーのクルマが一台。歩き出したらすぐに、初老の男女連れが下山してきた。先週に続いてここで出会うのはこの世代のスノーシューまたはかんじきの登山者ばかりだ。
 鍋塚林道の雪は分厚いが、しっかりとしたトレースができている。ショートカットしながら鍋塚林道を登る。スノーシューの登山者たちは全くショートカットしないで延々と林道にトレースを残している。先ほど通過した鳩ヶ峰東尾根からの下山ポイントやショートカットの植林帯には、先週の私自身のトレースだけが残っていた。今日は曇天ながらガスはなく山々がずっと姿を見せていた。
 雪が重いとはいえ、締まっていてラッセルの負担はほとんどないにもかかわらず、連峰主稜線の鍋塚林道終点まで1時間半以上を費やした。やはり正月の怠惰な生活で体が鈍っている。
 先週は鳩ヶ峰だったので、今日は鍋塚を目指す。標高711mピークのあたりは、見た目の積雪量は多いが、雪が地面と接している部分は解けてスカスカになっている。また岩や木の周りでは雪が解けている。いわゆる根空けの状態だが、積雪量の多い地域の初夏の根空けと違い、元々の雪が締まっていないので周囲は落とし穴のような状態になっている。
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 711Pを越え、少し下って鍋塚に取りつく。予想通り、南東斜面は大きくクラックが口を開け、笹が顔を出している。雪が一気に積もったときや雪解けの時に見られる状態だ。
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 さあ鍋塚の頂上でシールを外す。足元の野田川流域の平野やその向こうの丹後の竹野川流域の平野は雪が解けて茶色。金剛童子山や磯砂山はかろうじて白いが、依遅ヶ尾山はすっかり黒くなっている。さあ、日が傾いている滑降開始だ。
 まずは登ってきた鍋塚南斜面。クラックの方に寄らないように。雪は湿って重い。いわゆるクサレ雪に近い状態だ。今日の板は昨シーズンもらった使い古しのゲレンデスキー板にテレマークのビンディグをつけたもの。くるくるよく回る板なので、ずいぶん助けられる。
P1000546


 鍋塚大斜面を下ったら、開脚登行で711Pに登り返し、縦走路の主稜線を離れ東の支尾根の登山道へ。最近は誰も歩いていないようで、トレースは全くなし。しばらく落葉樹の間の狭いコースを我慢して下ると、植林斜面へ。登山道を少しそれ木々がまばらな植林の中へ。比較的快適に滑れる。ただし、雪はすっかりおクサレ様になっていて、登山道に合流すると転倒。重いくせに深い所ほどゆるんでいて立ち上がるのに難儀する。ストックは延々と突き刺さっていくくせに、抜くのには一苦労。なんて雪だ。
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 支尾根をそのまま進むコースと別れ、鍋塚林道方向への登山道を少し滑ってまた植林斜面にドロップ。楽しい疎林はすぐに終わり、千丈ヶ原に降りる登山道へ合流。ここまで下りてくると雪のクサレ具合は大変な状態で、また動物除けのネットもあって苦難の連続。何度も緩んだ雪の落とし穴に落ちて転倒し、深く刺さったストックを抜くのに苦労しながら千丈ヶ原に降り立った。

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