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2012/01/31

北摂大峰山と銀山ジャリ池コース

 1月29日の日曜、雪はたっぷりあるが天気の悪い丹後の雪山には行かず、雪のない北摂で自転車に乗る。2週間前にと同じくショートコースのダブルヘッダー。ただし今回は、MTBとランドナーの2台を車に積んでいく。

■MTBで大峰山
 ウィークデイには大雪警報が発令されたが、週末には降雪が落ち着いた。土曜は家の周りの雪かきをする。
 道路事情も回復した日曜は何らかの活動をすることに決めていた。雪遊びをするには十分な積雪量だが、山は天気が悪そうだ。ならば中央分水嶺を越えて北摂へと出かけることにしよう。南に行くほどに空は明るく、雪は少なくなっていく。大野山は正月明けのような白さはなくなっている。
 まずは宝塚市切畑の南、大宝塚ゴルフ場の入り口近くの十万辻付近にクルマを停める。MTBを下ろして大峰山の登山口へ。たくさんの倒木を越えて乗車したり押したりしていく。序盤はかなり乗車できるが、途中の分岐を右にとると急登が始まる。送電線の鉄塔広場を越え、山頂が近づくと登山道が緩やかになり、時折下りも混じり、その気になれば乗車できる区間もでてくる。また、倒木の上などに少し雪が残っている程度で、大雪の日本海側とは別世界である。空も曇りながら明るい。
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 緩やかなシングルトラックを乗車で進んでいると広場に飛び出した。山頂だ。林の中で展望はない。そのまま直進すると旧福知山線の廃線跡に下ることができるが、今回は来た道を引き返す。「関西MTBツーリングブック」に紹介されているコースをたどって長尾山の南の谷を下ろうと思うのだが、果たして道は通じているかどうか非常に怪しい。何せ「ツーリングブック」は20年前のものだし、この山でその道をたどったレポートをネットで見かけてたことはない。
 山頂から送電線の鉄塔広場までは来た道を引き返す。乗車率は50パーセントを超え、まずまず楽しめる。
 山頂から真東に向かってシングルトラックが伸びているが、鉄塔広場からは真南に分かれる送電線の鉄塔の巡視路を下るというのが「ツーリングブック」のガイド。その下りは相当な勾配でむろん乗車は不能。自転車を押して歩くのも、足下に気を付けないと滑落しそうな感じ。標高差50mを一気に下り、南斜面をトラバースする勾配が緩やかなシングルトラックに降り立った。長尾山の南の谷に下る道は、このトラバース道を少し西に戻った所から分岐しているとのことで、そのツーリングブックのガイドに従う。
 しばらく行くと下りの分岐を発見。やはり鉄塔の巡視路のようだ。しかし、「火の用心」の札にマジックで「X行き止まり(鉄塔まで)」と書かれている。どうやら駄目なようだ。諦めてトラバース道を引き返す。

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 今度は下り基調で、乗車率はほぼ100パーセント。道が狭まったりガレたりしているところがあるが、それでも跨ったままクリアできる。こちらはとうぼくもほとんどない。これはいい。このまま行けば急登の手前の分岐に出るのだろうと思っていたら、実際その通りだった。
 その後は倒木を越えるときだけ自転車を降り、それ以外はずっと乗車のままあっという間に十万辻の登山口に戻った。
 MTBを車に乗せて猪名川へ移動。

■ランドナーで銀山とジャリ池自然歩道
 銀山にクルマを停めて、自転車を下ろす。今度はランドナーだ。ダートに備えてブロックタイヤ装着で、濡れた路面に対応でも大丈夫なように泥よけを付きだ。まずは銀山の道を奥へと進む。金山彦神社、そして鉱山の施設跡を過ぎると、広い田んぼに囲まれたダブルトラックを緩やかに登る。すでに稲刈りが終わっているので見分けがつきにくいが、休耕田も少なくないようだ。
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 ため池かと思われる池が現れたら、交差点となりそこを右に折れる。道は近畿自然歩道のシングルトラックとなる。その後もため池があらわれ、道の回りが砂地になった。さらに池の畔の廃屋群など異様な風景を見ながら登っていく。やや急な登りだがすぐに峠を越えて下りになった。その後、再び辺りは砂地になり、ため池が現れた。その名も「ジャリ池」というらしい。ジャリ池を越えると植林の中のシングルトラックを下る。MTBなら何でもないシングルトラックだが、ランドナーにはなかなかスリリング。
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 道はいつしかため池(今度はコンクリートでせき止められた小さなダム湖のようなため池)のほとりを走り、自然歩道は終わり、公園の脇を抜け、畑の中に出た。南田原だ。
 「ツーリングブック」のガイドでは、さらに北上して別のシングルあるいはダブルトラックへとつなぐのだが、今日は日没で時間切れ。舗装路を走って銀山へ戻る。

 というわけで、短いコースを2つ、2種類の自転車で楽しんだ。

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2012/01/26

大雪警報の波状攻撃

 23日深夜に丹後地方に発令された大雪警報は翌24日午後に解除となったが、25日夕方にまた大雪警報が発令され27日に日付が変わろうとしている26日22時35分に解除となった。
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 警報は解除されたものの、27日朝は湿った雪がさらに積もって重たい感じ。28日になってようやく小康状態となった。
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2012/01/25

この冬2度目の大雪警報

 暖かい先週から一転、月曜は雨が霙そして雪と変わり、24日火曜日朝起きてみると大雪。京都府北部、兵庫県北部、鳥取県東部にはひと月ぶりに大雪警報が発令され、交通も混乱した。舞鶴若狭自動車道は福知山・高浜間で通行止め。出勤できなかった人もいたようだ。
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2012/01/23

またも怠惰な土日

 21日土曜日は雨。ウィークデイの睡眠不足を補うための寝たきり生活。22日の日曜は、先週、先々週に続いて北摂遠征か、と思っていたが朝起きたら薄日が差している。これなら北摂までの片道100㎞のアプローチを経なくても、近所で自転車に乗れる。ところが、気を緩めると午前中をだらだらと過ごしてしまい、雲行きが怪しくなる。午後になって自転車で家を出る。海岸を目指すが、雲行きが怪しい。路面も濡れている。結局海まで到達せずに雨につかまり引き返す。12㎞弱しか走れなかった。家の周辺ではほとんど雨は降っていない。局所的に降っているようだ。
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 家に帰ったら、スキー板に鬼目ナットを打ち込んで疑似インサートホール化の作業。片方は去年の2月、若狭の三十三間山でビンディングが外れそうになったときに疑似インサートホール化していた。その後、シーズンオフにステップ加工の際にビンディングを外した。ステップ加工が終わり戻ってきた板に、再びビンディングを装着。インサートホール化した方は何度でもビンディングが付け外しができるのだが、そうでない方は一度外した木ねじを再び締める言わば仮止めの状態。いつネジが緩んでビンディングが外れるかわからない状態で、今季1回目の大江山に行っていたのだ(さすがに2回目の大江山は別の板を使ったが)。やらねばいけないと思っていた作業を終えて、さあ明日からの寒波に期待。
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2012/01/22

真冬とは思えない

 1月の第3週は冬が終わってしまったかのような感じ。平野部にはすっかり雪がなくなり、特に週の半ば以降は最高気温が10度を超えた。時雨のない日もあり、スーパーカブや自転車で通勤することができた。
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 浮島現象を観測。
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雪解け大江山連峰鍋塚

 1月17日、午後が空いているので大江山連峰へ。10日以上も雪の供給がストップしているのでどれだけ滑れるか心配ではあるが、山の白さに一安心。クルマのアプローチは前回よりずいぶん楽になっていた。
 平日にもかかわらず千丈ヶ原の除雪限界点には、「なにわ」ナンバーのクルマが一台。歩き出したらすぐに、初老の男女連れが下山してきた。先週に続いてここで出会うのはこの世代のスノーシューまたはかんじきの登山者ばかりだ。
 鍋塚林道の雪は分厚いが、しっかりとしたトレースができている。ショートカットしながら鍋塚林道を登る。スノーシューの登山者たちは全くショートカットしないで延々と林道にトレースを残している。先ほど通過した鳩ヶ峰東尾根からの下山ポイントやショートカットの植林帯には、先週の私自身のトレースだけが残っていた。今日は曇天ながらガスはなく山々がずっと姿を見せていた。
 雪が重いとはいえ、締まっていてラッセルの負担はほとんどないにもかかわらず、連峰主稜線の鍋塚林道終点まで1時間半以上を費やした。やはり正月の怠惰な生活で体が鈍っている。
 先週は鳩ヶ峰だったので、今日は鍋塚を目指す。標高711mピークのあたりは、見た目の積雪量は多いが、雪が地面と接している部分は解けてスカスカになっている。また岩や木の周りでは雪が解けている。いわゆる根空けの状態だが、積雪量の多い地域の初夏の根空けと違い、元々の雪が締まっていないので周囲は落とし穴のような状態になっている。
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 711Pを越え、少し下って鍋塚に取りつく。予想通り、南東斜面は大きくクラックが口を開け、笹が顔を出している。雪が一気に積もったときや雪解けの時に見られる状態だ。
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 さあ鍋塚の頂上でシールを外す。足元の野田川流域の平野やその向こうの丹後の竹野川流域の平野は雪が解けて茶色。金剛童子山や磯砂山はかろうじて白いが、依遅ヶ尾山はすっかり黒くなっている。さあ、日が傾いている滑降開始だ。
 まずは登ってきた鍋塚南斜面。クラックの方に寄らないように。雪は湿って重い。いわゆるクサレ雪に近い状態だ。今日の板は昨シーズンもらった使い古しのゲレンデスキー板にテレマークのビンディグをつけたもの。くるくるよく回る板なので、ずいぶん助けられる。
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 鍋塚大斜面を下ったら、開脚登行で711Pに登り返し、縦走路の主稜線を離れ東の支尾根の登山道へ。最近は誰も歩いていないようで、トレースは全くなし。しばらく落葉樹の間の狭いコースを我慢して下ると、植林斜面へ。登山道を少しそれ木々がまばらな植林の中へ。比較的快適に滑れる。ただし、雪はすっかりおクサレ様になっていて、登山道に合流すると転倒。重いくせに深い所ほどゆるんでいて立ち上がるのに難儀する。ストックは延々と突き刺さっていくくせに、抜くのには一苦労。なんて雪だ。
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 支尾根をそのまま進むコースと別れ、鍋塚林道方向への登山道を少し滑ってまた植林斜面にドロップ。楽しい疎林はすぐに終わり、千丈ヶ原に降りる登山道へ合流。ここまで下りてくると雪のクサレ具合は大変な状態で、また動物除けのネットもあって苦難の連続。何度も緩んだ雪の落とし穴に落ちて転倒し、深く刺さったストックを抜くのに苦労しながら千丈ヶ原に降り立った。

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2012/01/16

北摂検見山と鳥脇山

 15日の日曜は、朝は舞鶴で仕事。昼前に自由の身。丹後は土日ともに時雨模様なので、雨を逃れて北摂まで南下。昼前スタートの100kmを越えるアプローチなので、あまり長時間の活動はできない。よってターゲットは標高500m弱の低山。しかしながら、ベースの標高は260mもあるので、山をふたつはしごをするのだ。
 綾部で国道27号線から国道173号線に乗り換え篠山へ。その後は県道をたどる。猪名川から拡幅工事中(日曜なので休工だが片側交互通行の信号で3分以上待たされた)の狭い県道324を抜けて宝塚市切畑へ(途中銀山へ迷い込んだが、時間に限りがあって焦る一方、鉱山独特の雰囲気や歴史を感じるたたずまいが興味深かった)。検見山と鳥脇山に挟まれた県道33号線の検見橋付近にクルマを止める。この県道は、結構交通量が多いので、車上荒らしの心配はなさそうだ。
 まずは検見山。特にハイキング道が整備された山ではないが、送電線の鉄塔が立ち並びその巡視道のシングルトラックをたどることができる。県道33号線沿いの茶屋池から南東方向に延びるシングルトラックに取りつき、MTBを押して上る。時折送電線の鉄塔の足元を通る。そこは木が伐採され広場になっているので、展望が開けていることもある。チュルチュルという音がしているので鳥の鳴き声かと思ったが、送電線から聞こえるようだ。電磁波が出ているのだろうか。最後は階段が組まれた急斜面となって山頂部に到着。しかし、シングルトラックは山頂の脇を素通り。せっかくなので山頂に寄って行くことにする。踏み跡のない林の中を歩いて山頂へ。木々が邪魔なのでMTBは登山道に置いたまま。木の幹に「検見山」と記された札が縛り付けられているだけの山頂。標高は475m。展望はない。
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 MTBをデポしたシングルトラックに戻る。進路を塞いでいる倒木を乗り越えて西に延びる尾根へ。両側からブッシュが迫り出しているが、そこそこ乗れるシングルトラックだ。怖がりなので急な下りではMTBを降りる必要があるが、それはわずかな区間。北へ向かう支尾根に乗るとさらに乗車が楽しくなる。両側はシダのブッシュで、なんとなく太古の道という感じがしてくる。散々楽しんだら、ダブルトラックに降り立った。そのダブルトラックで上り返しを経て集落へ。郷土料理の店か民俗資料館かと思うようなきれいな茅葺き屋根の民家も建っている。道沿いのほぼすべての家で犬を飼っていて、吠えられまくる。茶屋池の裏手に出て、県道33号線をでクルマに戻る。これで第一ラウンド終了。行き着くまもなく、第2ラウンドへ。
 県道33号線を走って榎峠へ。峠からは、わずかに阪神エリアの市街地が見下ろせた。「鳥脇山登山口」の小さな札があり、登山道はいきなり急な階段でスタート。MTBを担いで登る。もちろん途中で休憩しながら。榎峠は標高340m。駐車ポイントから標高差80mを登ったことになる。階段で標高差25mを登り、山頂まであと130mだ。すでに半分近く登ったわけだ。階段のてっぺんで景色を振り返るのを忘れたのが少し残念。
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 シングルトラックに入り、最初は急登の押しだが、徐々に勾配が緩くなって乗車できるようになってくる。そして小さくアップダウンを繰り返す。まだ少し距離は残っているのに、ほぼ山頂の標高まで登ってきた。ということは道が水平になるということか。そう思っていると、実際に登山道が水平になったので、乗車でそこそことばせる。するといきなり、送電線の鉄塔の立つ広場に出た。あっけなく山頂に到着だ。標高484m。この山も展望はない。
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 さて、山頂からはいくつか登山道がある。東側の住宅街への道ではなく、西に伸びる尾根を目指す。一般の登山道ではないので入り口を見つけにくい。しかし、このシングルトラックは素晴らしいMTB快走ルート。少しアップダウンがあり、押し登りを挟みながらではあるが、非常に乗車率が高い。へたくそな私も、珍しく積極的に攻めて転倒(立ち転け)をする。尾根は途中から北へと向きを変え、山頂から標高差100mほど下ったら、尾根の両側に展望の開けた鞍部に到着。ちょうど尾根を行く道と両側に下る道のシングルトラックの交差点となっている。東側の川西(?)市街がよく見える。この辺りから、舗装路で東側に下るはず。MTBを置いて道を探す。交差点を西側に下る道が正解。何とか暗くなる前に舗装路を探し当てた。
 その舗装路だが、下る方向は工事現場のような広場になって行き止まり。急坂を登る。すぐに道は急降下となり快走。寒いので、合羽を着て指まで多う手袋を付けている。道はゴミ処理施設の物だった。県道まで降りたら駐車ポイントまではすぐ。

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2012/01/12

霧の大江山連峰鳩ヶ峰

 前日クルマで通った与謝峠の雪が思いの外多くて「これなら大江山連峰のスキー登山も可能である」と感じた。北摂エリアのMTB登山は雪でお預け。1月9日の成人の日はスキーにシフトチェンジとしよう。
 天気予報は曇り一時雨。朝、通り雨のような降り方の後、日が射してきたので、天気の心配はせず家を出る。降っても山は雪だろう。
 京丹後市の平野部では、年明けの寒波での降雪は多くはなく、その後の雨などでもうすっかりとけてしまったのだが、大江山連峰周辺の山間部は結構積もっている。そこそこ厳しい雪道を経て昼前に千丈ヶ原に到着。すでにクルマが2台止まっていて、出発の準備をしている最中にもう1台。いつの間にか大江山連峰の稜線はガスに覆われ、みぞれが降ってきた。
 正午にシールを付けたスキーで歩き始める。トレースはスノーシューとカンジキがほとんど。スキーのトレースは一人分のみ。おそらく前日のものだろう。スノーシューなどのトレースはでこぼこしていて歩きにくい。トレースを外すとラッセルは浅いが雪が重い。どちらが楽かはよくわからない。雨の割合の多いみぞれでアウターはびしょ濡れだ。
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 まずは鍋塚林道をショートカットしながら登る。トレースのほとんどは林道に付けられている。前日のものと思われるスキーのトレースのみ、植林の中をショートカットしていた。
 13時40分、鍋塚と鳩ヶ峰の鞍部に到着。雪がしまっていれば1時間ほどで登れる林道を、1時間半余りかけてあるいた。林道ではスノーシューの単独の男性とすれ違った。
 今日はどういうコースにするか考えながら歩いてきたが、ガスとみぞれと湿った重い雪のラッセルに心が折れて段々短いコースへと気持ちが変わっていく。もう鍋塚まで登る気はなくなった。下りで林道は使いたくないので鳩ヶ峰か鍋塚の北方手前の標高711mピークから滑降したい。とりあえず鳩ヶ峰を目指そう。そして鞍部まで滑って戻り、再びシールを付けて鳩ヶ峰の反対の鍋塚方面の711Pまで登って千丈ヶ原に滑降するのが目下の案だ。
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 林道から鳩ヶ峰に取り付く。一瞬ガスが薄くなって、加悦谷(かやだに)と呼ばれる野田川流域の平野が見えた。麓は雪解けで田んぼが見えているが、山の雪は多い。鳩ヶ峰東斜面も十分に滑れそうだ。ガスによる展望のなさにさらに気持ちが萎えたことも加わり、711Pまで戻るのも面倒になってきた。鳩ヶ峰から千丈ヶ原に滑降することにしよう。
 途中で、男性の話し声が聞こえてきた。しかし、声はすれども姿がなかなか見えない。かなり時間が経って、ようやく3人組が現れた。初老の男性たちで、数歩進んでは立ち止まってお喋りという牛歩戦術。すれ違った後もなかなか遠ざかっていかない。おそらく下山は、こちらの方が遙かに早いだろう。
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 14時30分、ようやく鳩ヶ峰登頂。千丈ヶ原から2時間半もかかった。さすがに山頂の辺りは雪だった。真っ白で展望がないのですぐさまシールを外して滑降の準備。そして、慎重に方向を見定めてドロップ。
 雪は重いがターンができない程ではない。それでもターンを焦って、スキーのトップを重い雪に突き刺してクラッシュ。以後慎重にターンを刻む。楽しい区間はあっという間、植林の中にはいると木々の密度が上がって自由なターンができなくなる。その反面、雪が若干軽くなってその後は転倒しなかった。また、ガスの中だったが、方向を間違えることもなかった。
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 鍋塚林道の支線、標高600mの等高線に沿うような林道を横切り、鳩ヶ峰東尾根へと滑り込む。後は尾根に沿って滑る。稜線を南側に少し外してひたすら斜滑降して行くのみだが、林道よりは格段に楽しくて、近道だ。今日の重い雪なら抵抗が大きすぎて林道ではスキーが全く走らず、歩いて下るのと同じ。尾根に入ってしばらくすると視界が開けた。ガスの範囲より下に出たのだ。
 尾根を滑っていると林道を歩いて下山している人々が見えた。大きく蛇行して回り道をするのは大変なことだ。実際、ヘアピンを何度かショートカットして林道をたどっても、東尾根を使う方が3割ほど距離が短い。ショートカットしなければ、もっと差がつくはずだ。
 最後に植林の斜面をターンして林道に降り立つ。残り1km程の林道歩きが面倒だ。雪がしまっていれば板が走るのだが、今日はほとんど歩き。ちなみに711Pからの滑降なら駐車ポイントにどんぴしゃで下りられる。
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 15時20分、千丈ヶ原に戻る。停めてあるクルマは、私を除いて3台。出発のときと同じ台数だが、1台が入れ替わっている。林道ですれ違った人が帰って、別の人が訪れたのだろう。濡れたアウターをクルマの中に入れて帰路に就く。雪道をゆっくり下っていくと、3ナンバーのセダンが登って来るではないか。駆動形式はたぶんFR。おそらく引き返したいけど、Uターンする場所がないのだろう。この道は袋小路なので、そのクルマが立ち往生したら上に止まっているクルマも巻き添えを食うことになるなあ、などと思うが人ごと。どうせ千丈ヶ原から2kmで麓のグリーンロッジ(山の家)だから、歩いても1時間はかからず、大事には至らない。この道は、結構間違えて迷い込んだり、冬場にスタックしたりということがある道。かくいう私も、クルマがスタックして困っている人を乗せて麓まで下りたことがある。
 丹後に帰ると結構強く雨が降っていた。

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雪の北摂大野山と篠山衣笠山

 今年は連れの風邪ひきにより毎年恒例のスキーにも行かず寝正月(寝たきり正月)を過ごしてしまった。このままでは、駄目人間になってしまう。ということで成人の日を含めた三連休を、それまでの静から動へと転じるきっかけとする。
 といいながら、連休初日の7日は天気がさえず寝たきり生活。気を取り直して8日行動開始。MTBを積んだクルマで家を出る。目的地は北摂。途中、福知山の書店で昭文社の「山と高原地図京都西山・北摂」を買って更に南下。多紀連山はすっかり雪化粧。昨日はライブカメラでチェックすると路面が濡れていた篠山市街だが、今日は青空。しかし、少し山手では夜か未明辺りに降ったと思われる雨で路面が濡れていた。篠山盆地を越え、北摂との境をなす山域にはいると道路脇に雪がちらほら見える。
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 後川で大野山が見えた。うっすら白い。年明けの寒波で積もった雪がまだ解けていなかったか。今日の目的は、大野山またはその隣の高岳だが、いずれも山の北斜面のシングルトラックを下るつもりなので、これは非常にまずい。登山道には雪が積もっているだろう。クルマを停めて、しばし作戦タイム。こういう場面を想定してオンロードツーリングに切り替えられるようにスリックタイヤのホイールも積んできてはいるが、あまりなじみのない土地なのでどこを走ろうか決めかねる。もちろん、交通量の少ない田舎道が多くそれなりに快適に走れるのは間違いないのだが、見所というか「ここを目指して走ろう」という決め手がない。
 インターネットにすでにあがっていた正月休みの山行きの報告では、もう少し南下したら山にも全く雪がないとのこと。「関西MTBツーリングブック」を持ってきているし地図も福知山で手に入れたし、もっと南に行こうかとも思うがやはりいきなりそういう修正は難しい。全く歩いたことのない山に行くのは事前のルート研究が必要だ。それに「ツーリングブック」は20年近く前に発行されたものだし、その間にシングルトラックの状況が変わっている可能性もある。やはり、インターネットで近年の報告を探してから訪れるべきだろう。
 とりあえずクルマで大野山に登って様子を見ておくことにする。後川を出発し、下山予定の丹波猪村、渓谷の森公園、そして西峠への辺りでは、道路脇の積雪は5cmくらい。上の登山道はもっと深いかも知れない。
 猪名川町には入り、西軽井沢から大野山の南麓に回り込むとこちらには全く雪が見えず、すっかり冬晴れの空に冬枯れの山がそびえている。山頂部の天文台やキャンプ場まで車道が通じていて、途中からはそれぞれ登りと下りの専用の一方通行の道となっている。登りルートは、山頂手前までは路面に雪がなかったが、山頂部はさすがに銀世界。駐車場にクルマを止め渓谷の森に下りるシングルトラックの入り口をチェック。
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 積雪量は、下山口の渓谷の森と同じくらい。山頂部は風の影響もあって雪が付きにくいのかもしれない。少し歩いてみるが、十分に滑りやすい。MTBで下って下れないこともないかもしれないが、ほとんど押しになるかもしれない。何度も訪れるコースなら雪のアドベンチャーも一興だが、めったに来ないところなのでいい条件の時にまた訪れることにしよう。それでもせっかくなので、天文台のピークと最高峰のピークからの展望を楽しんでおく。この寒いのにテントを張っている人もいると思ったら、なんと煙突がテントから突き出している。丹波猪村に下るシングルトラックには、雪の上に数人の踏み跡があった。
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 下山用の車道は西側の尾根を行くスカイラインだが、圧雪区間が多く景色を見ている余裕はない。猪名川のイオンで食事をして北へ進路を向ける。篠山盆地まで戻り、盆地の北西の縁にある衣笠山が目当てだ。これはおよそ一月前の12月11日に日本雪崩ネットワークのセミナー「アバランチナイト」で西宮を訪れたときのアプローチで山頂にアンテナのある山を見つけたのだが、それが衣笠山。アンテナがあればその管理道、つまり車道が山頂まで通じているのでつい自転車で登ることを考えてしまう。一般道ではなくゲートで塞がれていることも多々あるが、自転車ならば乗り越えられる。
 少し迷いながら、篠山東中学校の裏手、佐貫谷集落の奥にクルマを停める。夕暮れ近くになってようやく自転車の出番だ。アンテナ管理道の入り口はゲートで閉ざされているが、これはシカやイノシシなどの動物除けのもので鍵はかかっておらずクルマでも開いて進入できる。舗装されているようだが念のためMTBにはブロックタイヤを装着してスタート。途中でダートに変わるかも知れないし、おそらく雪道となった区間も現れるだろう。
 スタート地点の標高は240mで、山頂は484m。初めは谷間の林間だが、登るにつれ木々にあいだに篠山盆地の夕暮れの街明かりが見えてくる。最後まで舗装されていたが、途中から時々圧雪の路面が現れ、山頂に近づくにつれ雪道の割合が多くなってくる。気温は氷点を上回っているので凍結はしていないが、昼間よりは冷えてきているので雪は堅くなってきている。標高差は200m余りなので、一息で山頂へ。展望は道中の方がよい。
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 さあ、ウィンドブレーカー代わりの合羽を着て、手袋を指のあるものに換えて、真っ暗になる前に下ろう。普通なら一気だが、雪があるので飛ばせない。圧雪区間では最徐行。転んでも立ち転け程度のダメージで収まるように。
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 何とか最後の圧雪を過ぎたが、木の枝や小石が落ちた林間はすでに暗くてここもゆっくりと。クルマに戻ったときには、西の空に残照。東の空には丸い月が出ていた。
 MTBをクルマに納めて帰路に就く。北摂の登山地図も手に入ったし、雪のつもり方も少しわかってきた。さらにエリアの研究をしてまた訪れよう。

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2012/01/04

寒波も仕事始め

 クリスマスの大雪のあと御用納めにあわせたように正月休みだった寒波も、今日から新年の仕事始め。未明に大きな雪起こしの雷鳴が轟き、朝起きてみるとうっすらと白く雪が積もっていた。その後、増えはしないけれど白い色はなくならない程度に日中も断続的な降雪。今回は、かなり内陸部まで雪雲が入り込んで、丹波篠山のライブカメラ映像を見ても一面雪景色だし、京都市内でも雪が舞っているニュース映像が見られた。
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2012/01/02

カーステレオ交換

 年末にカーステレオが故障した。携帯音楽プレイヤーの音をカセットアダプタを使って、カーステレオに送っていたのだが、カセットが入らなくなってしまった。
 自動車屋にクルマを預けるのも面倒だし、できるだけ安くあげたい。ネットで調べてみると、カーステレオを自分で交換している報告がいくつか見つかり、そんなに難しくなさそうだ。通販サイトにはカーステレオのユニットも出ている。となると、9月の衛星放送のアンテナと同様、自分でやるのが早くて安い、という結論に至る。
 カーステレオユニットはパイオニアのFH-P040。3年前に車を買ったときに付けてもらったのだが、現在でもまだ売られていた。ただし、カセットテープが使えるモデルで、今普通に売られているのはこれだけ。3年間、カセットテープはまったく使っていないので、カセットテープのドライブななくてもいいだろう。携帯音楽プレーヤーの音を出すのには、AUXの端子があれば問題ない。
 というわけで、パイオニアのDEH-460を選んだ。CDとAUXに加えUSB端子もついている。もちろんラジオも。メーカーを同じパイオニアにしたのは、接続が楽なんではないかという期待を込めて。
 元旦未明にAmazonで注文して、2日の午前中に到着。早いなぁ。ちなみに、1万円を少し切ったお値段。
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 カーステレオやエアコンのスイッチの並んだセンターパネルを外し(ここまでは予行演習済み)、取り付けステーごと旧ユニットを外す。背面のケーブルは、電源とスピーカーが束になった物と、ラジオのアンテナの2種類。アンテナは当然共通だが、電源やスピーカーの方もそのまま新しいユニットに使えると思ったが微妙に端子があわなかった。仕方なく、付属のケーブルに接続。スピーカーは、フロントのみなので左右それぞれ2本ずつ(リアスピーカーがあるクルマならあと4本)。電源はバッテリーとACCの2本。あとリモート変換ライン。それぞれ色分けがされているのでわかりやすい。
 ところが、ユニットの縦サイズが半分になったので、明いた部分を小物入れにするつもりだったが、そちらを注文し忘れていた。翌日(つまりこの日の未明)に注文したので、明日届くだろう。だからぽっかり穴が空いた状態で仮止め。ここまで、小1時間の作業だった。
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1月4日追記
 一日遅れで注文した小物入れも、一日遅れの3日に到着して無事装着。
 4日、オートバックスで同等現行モデルのDEH-460が13800円で売られていた。取り付け工賃も3650~円とのこと。オートバックスで購入取り付けをやってもらうより8000円くらい安くあげたということが判明。もうちょっと差がつくと思ったんだけどな。
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ニューイヤーダッシュ2012

 例年ならば、1月2日のおじろスキー場での滑りの報告で幕を開けるはずなのだが、相方の風邪により今年は中止。思えば、1994年からスタートしたこの企画、'90年代には雪不足に苦しめられ、'97年には日程変更、'98年には中止となった。メンバーも、当初は5~6人だったが、いつしか3人となり、2003年からは2人でとなっていた。
 というわけでTVを観ながら静かな正月を迎えているわけだが、それだけではネタにならないので年末のミカタスノーパークの報告でも。
 昨シーズンは半日券が1500円と破格だったが、今シーズンは午前券は1500円ながら午後券は2000円。その午後券で滑る。正午到着を目指したが、出発も遅くなり、雪道の影響もあって13時過ぎの到着。それでも、ゲレンデはガラガラなので十分滑れるだろう。ちなみに、私以外は皆スノーボード。私はテレマークスキーなので、アルペンスキーはゼロなのだ。
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 昨シーズンまでスキー場での滑りに使っていた板は、3月のスキー場で木ねじが抜け、ビンディングがとれてしまった。1万円を切る安いゲレンデスキー用の板なので、心材が弱いようだ。そのビンディングが抜けたときに同行していた御大K氏がお古のゲレンデスキーをくれたので、テレマーク用のビンディングに付け替えた。1度だけ試したが、よくまわる板だという印象。ただし、ワックスがすっかり抜けていた。今回はホットワックスをかけたので、本格的な初使用といえるかも知れない。
 まだシーズンが始まったばかりで、上部コースの第5リフトは動かしていない。しかし、正月の営業に向けて、リフト乗り場の雪かき作業をしていた。
 ゲレンデには新雪が残っていて楽しい。板はホットワックスの効果でよく滑り、やはりくるくるよく回る。しかし、滑るうちに秋から痛めていた左膝の痛みが出てきた。歩いたり、自転車に乗ったりと言うことには支障が無くなっていたのだが、力を加えながらひねる動きをすると痛みが出るようだ。というわけで16時前に早めに切り上げる。新雪もずいぶん荒れてしまい、あまり楽しくなくなってきたのでちょうどいい頃合いだった。
 最後に板を替えて、もうひと滑り。夏に滑走面にステップを刻んでもらったテレマークスキー板の、ゲレンデでのテスト。やはり、少し抵抗はあるが、もしかするとよく滑りよく回る板と替えたからそう感じるのかも知れない。
 本来なら2000円のリフト券ならゲレンデ内の移動距離(滑走とリフト乗車)は20kmを自分のノルマとしているのだが、この日は14.5km。550円の赤字だ。リフト乗車は14回なので、リフト一本当たりのコストは142円。まあ、膝には替えられない。こうしたリハビリを重ねて、日にち薬で治るのを待つ。
 というわけで、本年もよろしく。

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