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2011/12/25

大野山ダブルトラックからシングルトラックへ

 12月24日、北摂シリーズ第2段は、前回シングルトラックを下れなかった大野山のリターンマッチ。クリスマス寒波に見舞われ雪が積もった丹後を出発。ちなみに家の回りの積雪は5~10cmくらい。除雪するほどではない。雪遊びをするにはもう少し積雪が足らないか。それでも道路には除雪車。
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 相変わらず休日の朝をだらだらと過ごしてしまい、11時の出発。午前中仕事をしていた前回と、1時間しか変わらない。それに、雪道の走行はなかなかはかどらない。なんだか遅いなぁ、と思ったら列の先頭にはタイヤチェーンを巻いた、おそらく都会からたぶんカニ目当てに来たクルマ。与謝峠を越えて由良川沿いにでるまで、こういうことを繰り返す。福知山からは、雲に切れ間があり青空と日差しがのぞく。
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 うっすらと雪化粧した三嶽を初めとする多紀連山を眺めて篠山盆地。更に南下し、前回迷い込んだシングルトラックのゴール「丹波猪村」を過ぎ、西峠を越えて猪名川へ。115kmのアプローチは、扇ノ山と同じくらいだ。駐車ポイントは前回と同じ杉生集落北側の道路脇。MTBをおろして14時20分、出発。
 前回と同じコースで大野山の東麓の集落杉生から西畑、柏原と時計回りに山を南から西と回り込みながら標高を上げていく。前回よりも気温が低いので合羽を着て走り出したが、体が温まってきたので脱ぐ。柏原から山頂が見える。曇天だった前回と違い、天文台が西日を受けて輝いている。空気も前回より澄んでいるようだ。
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 柏原集落を過ぎて「チェリーゴルフクラブ」というゴルフ場へ向かう道と分かれ、林間の細い道を登る。と、ここまでは前回と同じだが、このまま山頂に向かっては芸がない。前回気に掛かっていた、登りの途中で左に分岐するダブルトラックにハンドルを切る。
 大野山は、山頂にキャンプ場や天文台などの施設があり、余所からの客が訪れるのだが山頂へ向かう道は狭い。そのため、クルマは柏原の上で登りと下りで別々のルートが指定されている。登りは前回往復した道で、下りはチェリーゴルフクラブへのアプローチルートを兼ねている。国土地理院の地図を見ると、その上り下りの周回の内側に網の目のように破線が描かれている。進入したダブルトラックはその破線のいずれかだろう。そのダブルトラックからクルマの下りルートを逆走して頂上へ行くのがこの日の目論見だ。
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 林間のダブルトラックを行くとなんと家が点在している。隠れた別荘地のようだ。勾配が急になったので押して登る。別荘がやや密集しているエリアを過ぎても、疎らに家が建っている。別荘と書いたが、ずっと住んでいる雰囲気の物もある。小さなクルーザーや水上バイクなど、なぜか海の関係の物が置かれている家もある。急勾配を越えると平坦な区間もあり、順調にゴルフ場への道に近づいている。
 しかし、倒木や雑草が生え、道が怪しくなったなと思ったら、とうとう藪で道がふさがれてしまった。しかし、ちょうど林間を抜け景色が開けていて左下方に舗装道路が見えた。あそこがゴルフ場への道だ。藪なので引き返さなければならないが、少し手前に分岐があった。道が荒れてくる手前だ。
 実際その分岐で左に下る道を選ぶと舗装路に出た。そこは、ちょうどチェリーゴルフクラブのクラブハウスの入り口だった。山頂の天文台が、西日に赤く染まっている。
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 ここから山頂に向かう道は簡易舗装の1車線。「下り専用」だがルートの逆走は、離合には支障のない自転車なので大目に見てもらいたい。この道は、山頂部の奇岩の探索ルートであり、何より稜線スカイラインコースなので眺めが素晴らしい。地図を見て予想したとおりだ。左手北側は篠山市南部の集落、右手後方はチェリーゴルフクラブのコース、更に六甲の山並みも望める。手前の山の合間には、駐車場に整列するクルマ。いや違う、ニュータウンの区画整理された住宅だ。進むに連れて今度は山頂の天文台が近づく。道路脇はうっすら雪化粧している区間もあった。出会ったクルマは一台だけ。少なくてよかった。もちろんこちらは逆走している身なので、路肩に避けてやり過ごす。
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 連休とあって山頂は賑やか。天文台は開館だし、この寒いのにキャンプをしようとしている人もいる。テントは2張り。片方は若い女性のグループ。そろいのジャージ姿なので高校か大学の部活だろうか。
 さあ、防寒の合羽を着込んで手袋を指のある物に替えてから山頂からの景色を楽しむ。やはり前回よりも空気が澄んで、東の深山は頂上のレーダーが西日に輝いて見える。更に、はるか大阪方面の平野部まで。北方さすがに雲が多いが、白く冬景色の多紀連山が何とか見える。
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 寒いので山頂滞在は16時から16時15分までと短め。さあ、懸案のシングルトラックへ。もう迷わない。山頂部は雪を踏みしめて走る区間もあった。
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 出だしは急勾配の区間が多い。下手くそなので下りて押す。少し乗れる区間もあったが、落ち葉の下に石がごろごろしてきたので、また押す。上手い人ならずっと乗車できるんだろう。冬枯れの広葉樹林が気持ちいい。急斜面をトラバースする区間で、山側からの細い倒木に小突かれ(本当は自分から当たっていったのだが)谷側に倒れそうになってひやりとしたり、何度もテールが浮き上がったりしながら、下っていく。道幅が広がってダブルトラックのようになってきたら周囲に建造物らしいコンクリートが見えてきた。ただし勾配は急で落ち葉の下はガレている。慎重に下ると、クルマの轍が現れ、そしてコンクリート舗装の道となった。西軽井沢の別荘地帯に突入である。標高差100m弱をコンクリート舗装で下って、県道に出た。薄暮なのでライトをつけてクルマまで一気に下る。16時55分ゴール。リベンジ成功だ。
 登りは隠れ家探索林間ダブルトラックから展望抜群スカイライン、下りは冬枯れの林の中のシングルトラック。山頂からの眺めも雪景色が加わり、間を置かずに訪れた割りに全体としてはまるで違う山に来たような印象だった。

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