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2011/12/16

小さいことはいいことだ

 22年前、ランドナーで初めて輪行を経験したとき、これは大変だ、と思った。後輪と泥よけを外し、ハンドルを外して、フロントフォークを抜いて、輪行袋に納めるのに30分かかった。逆に、輪行袋から出して組み立てるのにも同じくらいかかる。さらに、テントなどキャンプ道具が加われば、サイドバッグやキャリアの付け外し、輪行袋への梱包で所要時間が1時間近くにまで倍増する。そして、その輪行袋の重さと大きさは尋常ではなく、いったん輪行袋に自転車を詰めたらたっぷり列車に乗らないと割に合わないような重労働だった。
 ところが、当時のパソコン通信「Nifty-Serve」の自転車フォーラムのOFFで一緒に走った都会のサイクリスト達は、いつも輪行袋を携行していて気軽に輪行していた。OFF解散後「今日は暑いから列車で帰ろう」てな感じで。どこにいても近くに駅があり、あらかじめ時刻表で調べなくても数分おきにやってくる列車を活用。クルマ依存度の高い田舎者には、都会のサイクリストがスマートに見えた。
 彼らの自転車は、ロードレーサーやMTBだった。私も、MTBやクロスバイクを手に入れ、その泥よけのない自転車での輪行がいかに楽かということに驚いた。前後輪を外すだけで工具不要、10分あれば作業ができる。夢のようである。
 そして、折り畳み小径車。作業量は泥よけのない自転車と同等。なんと行っても最大の利点は、コンパクトなサイズになることである。持ち運びも楽だし、列車の中に置いた状態でも周囲の人の動きを邪魔することが少ない。混んだ都会の列車でも大丈夫なのだ。
 また、1990年代の終わりにJRの規定が変わり、輪行袋に手回り品切符がいらなくなったのも大きい。それ以前は、輪行袋の持ち込みには270円が必要だった。大した額ではないかも知れないが、例えば先日の西宮行きでは乗車券190円の区間で乗車したが、12,3年前には人よりも自転車の方が料金がかかったことになる。
 さらには、公共施設のバリアフリー化によって、幅の広い自動改札機も設置され、気軽に輪行が整いつつある。
 気軽な輪行を可能にし、スーパーカブの荷台にも乗せられる小径車だが、弱点もある。乗り始めてから1年半のこの秋、2度に渡ってスポークが折れた。初めてのときには、気付くのが遅れたせいか3本も折れていた。ホイールベースが短い構造上、加重が集中がかなり大きい後輪の負担が大きいようだ。また、夏にタイヤをノーパンク加工したので、衝撃も大きくなっているようだ。
 後輪のフリーギア側のスポークに負担が大きく、そこが折れる。対策としてフリーギア(スプロケット)を外す工具を手に入れ、自分でスポークを交換できる準備をした。
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 その2日後、宝塚から西宮に走っている途中でまたスポークが折れた。後日BULLDOGで換えスポークもゲット。スプロケットの着脱を含め、スポーク交換は15分もあればできることがわかった。パンクしたときのチューブ交換と同じくらいの楽な作業だ(小径車はノーパンクなのでこの作業はもうしなくていいが)。当面はこうやってしのいでいこう。そして、今使っている後輪のタイヤがすり減ったら、ホイールを交換する。スポークが28本の現状から、32本の物へ。
 写真は、久しぶりに晴れた14日の通勤途中、天橋立近くの風景。
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