« 2011年11月 | トップページ | 2012年1月 »

2011/12/28

碇高原の白い季節がやってきた

 クリスマス寒波で雪が積もった。丹後半島のミニバックカントリー碇高原の総合牧場の牧草斜面なら、今回の積雪量で十分滑れるはずだ。しかし、今年の5月と9月の大雨によって、北と南からのアプローチルートが通行止め。それでも、牧場の牛や羊たちの世話をするため、牧場の職員が通っているはず。というわけで、午後が自由になる26日に出動。前日25日に試みたときは、重く湿った雪道で除雪車の渋滞につかまり、家を出発して2.5㎞で断念。ひと晩明けて、道路事情が回復。今日ならば行けるか。例年、積雪期は閉鎖されている道路が除雪されていてどうにか碇高原へ上ることができた。でもかなりの雪道だったので、前日なら無理だったかもしれない。それに、前日は雪起こしの雷もなっていたので、断念して正解だったような気がする。
P1000151P1000158P1000163


 クルマを止めて支度。まずは、ステップソールのハーフキャンバーのスキー板を装着。牧場の作業道(クルマが通る道)を登って、牧草斜面を下る、一周1.4㎞、標高差70m、所要時間40分ほどのコース。この周回を数回繰り返すのだが、シールの着脱が面倒だ。ステップソールの板が有効なのだが、標高は400m程と低く、海が近いので雪質はあまりよくないので、ハーフキャンバーの板では滑りが難しい時もある。この日の雪は、ハーフキャンバーでもなんとか楽しくターンをすることができた。日本海から吹き上げる風はさほど強くなく(立っているだけでスキーで斜面を登れるほど強いこともある)、時折小雪が舞う程度。荒れる日本海が見下ろせる、まずまずの天候。
P1000174P1000181P1000189


 2本目の周回は、シングルキャンバーの板。ただし、この夏、富山県の工房「Happy」さんで、ステップソールを掘ってもらった。これが役に立つだろうか。前日の家の近くの農道(標高40~50m)では坂道を登ることができたが、雪質が違うとどうなるだろうか。1本目のトレースと新雪とで試してみる。結果としては、クルマが通る作業道程度の勾配ならば、シールなしで登ることができた。新雪のほうがトレース上よりもグリップが弱い。前日の、超湿雪とは逆の結果だ。滑りの方は、ハーフキャンバーよりも格段に楽しい。柔らかい雪面ではステップソールはほとんど気にならないが、クラストして固くなった雪面ではやや抵抗と摩擦音を感じた。それでももうこのコースにシールはいらない。完全に手ぶらでバックカントリーを楽しむことができる。
P1000198


 結局、それぞれの板で1本ずつ周回して閉店ガラガラ。雪道に注意して帰路に就く。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011/12/25

冬が始まったよ

 25日、朝起きると雪が20cmくらい積もっていた。これなら雪遊びもできるぞ。
 まずはその前に、昨シーズンから放ったらかしのスキー板のメンテナンスをしなければらならない。でも寒いので、まずは雪かきから。小一時間の肉体労働で一気に体温上昇。積雪は23cm。重く湿った雪。衛星放送が映らない。パラボラアンテナの雪をとったら映った。
P1000114P1000116

 そしてクルマを出した車庫の中でスキー板にホットワックスの作業。
P1000118P1000120

 昼を挟んで午後にスキーを積んだクルマで出発。しかし、重い雪は量の割に通行の妨げとなる。休日のため道路の除雪が上手くできていないのも影響している。日中除雪車が動いていたが、やはりクルマの走行がない早朝にやらないときれいな除雪はできない。
P1000121


 近場の碇高原に行こうと思ったのだが、今年の初夏、そして秋の大雨で山間部の道路が傷みまくってアプローチの道路が通行止め。しかし、牧場なので動物の世話をするため職員は高原に上がっているはず。その通行可能な道探しをしながら遠回りでのアプローチなのだが、除雪車のあとの行列をゆっくりと走りながら、気持ちが萎えた。こんな道の悪い状況で、どこから行けるかわからない目的地。事故でも起こしたら大変なことだ。
P1000124P1000127

 引き返して、家の裏山へ。この夏新しくステップを刻んでもらった板で歩いてみる。重く湿った雪は、ステップがよく噛むようで、山を切り開いた農地の農道を快適に登っていく。しかし、一度踏み固めた雪は噛みにくいようだ。滑りに関しては、ステップを刻む前と比べて違和感はなかった。さあ、どれだけ効果を発揮してくれるだろうか。
P1000132P1000134

 家に戻ったら、枝が折れないように庭木に積もった重い雪を落とす。雪が積もると、いろいろとやることがあるのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

大野山ダブルトラックからシングルトラックへ

 12月24日、北摂シリーズ第2段は、前回シングルトラックを下れなかった大野山のリターンマッチ。クリスマス寒波に見舞われ雪が積もった丹後を出発。ちなみに家の回りの積雪は5~10cmくらい。除雪するほどではない。雪遊びをするにはもう少し積雪が足らないか。それでも道路には除雪車。
P1000009


 相変わらず休日の朝をだらだらと過ごしてしまい、11時の出発。午前中仕事をしていた前回と、1時間しか変わらない。それに、雪道の走行はなかなかはかどらない。なんだか遅いなぁ、と思ったら列の先頭にはタイヤチェーンを巻いた、おそらく都会からたぶんカニ目当てに来たクルマ。与謝峠を越えて由良川沿いにでるまで、こういうことを繰り返す。福知山からは、雲に切れ間があり青空と日差しがのぞく。
P1000020


 うっすらと雪化粧した三嶽を初めとする多紀連山を眺めて篠山盆地。更に南下し、前回迷い込んだシングルトラックのゴール「丹波猪村」を過ぎ、西峠を越えて猪名川へ。115kmのアプローチは、扇ノ山と同じくらいだ。駐車ポイントは前回と同じ杉生集落北側の道路脇。MTBをおろして14時20分、出発。
 前回と同じコースで大野山の東麓の集落杉生から西畑、柏原と時計回りに山を南から西と回り込みながら標高を上げていく。前回よりも気温が低いので合羽を着て走り出したが、体が温まってきたので脱ぐ。柏原から山頂が見える。曇天だった前回と違い、天文台が西日を受けて輝いている。空気も前回より澄んでいるようだ。
P1000026P1000029

 柏原集落を過ぎて「チェリーゴルフクラブ」というゴルフ場へ向かう道と分かれ、林間の細い道を登る。と、ここまでは前回と同じだが、このまま山頂に向かっては芸がない。前回気に掛かっていた、登りの途中で左に分岐するダブルトラックにハンドルを切る。
 大野山は、山頂にキャンプ場や天文台などの施設があり、余所からの客が訪れるのだが山頂へ向かう道は狭い。そのため、クルマは柏原の上で登りと下りで別々のルートが指定されている。登りは前回往復した道で、下りはチェリーゴルフクラブへのアプローチルートを兼ねている。国土地理院の地図を見ると、その上り下りの周回の内側に網の目のように破線が描かれている。進入したダブルトラックはその破線のいずれかだろう。そのダブルトラックからクルマの下りルートを逆走して頂上へ行くのがこの日の目論見だ。
P1000030P1000035P1000039


 林間のダブルトラックを行くとなんと家が点在している。隠れた別荘地のようだ。勾配が急になったので押して登る。別荘がやや密集しているエリアを過ぎても、疎らに家が建っている。別荘と書いたが、ずっと住んでいる雰囲気の物もある。小さなクルーザーや水上バイクなど、なぜか海の関係の物が置かれている家もある。急勾配を越えると平坦な区間もあり、順調にゴルフ場への道に近づいている。
 しかし、倒木や雑草が生え、道が怪しくなったなと思ったら、とうとう藪で道がふさがれてしまった。しかし、ちょうど林間を抜け景色が開けていて左下方に舗装道路が見えた。あそこがゴルフ場への道だ。藪なので引き返さなければならないが、少し手前に分岐があった。道が荒れてくる手前だ。
 実際その分岐で左に下る道を選ぶと舗装路に出た。そこは、ちょうどチェリーゴルフクラブのクラブハウスの入り口だった。山頂の天文台が、西日に赤く染まっている。
P1000043P1000048P1000049
P1000057P1000061P1000059


 ここから山頂に向かう道は簡易舗装の1車線。「下り専用」だがルートの逆走は、離合には支障のない自転車なので大目に見てもらいたい。この道は、山頂部の奇岩の探索ルートであり、何より稜線スカイラインコースなので眺めが素晴らしい。地図を見て予想したとおりだ。左手北側は篠山市南部の集落、右手後方はチェリーゴルフクラブのコース、更に六甲の山並みも望める。手前の山の合間には、駐車場に整列するクルマ。いや違う、ニュータウンの区画整理された住宅だ。進むに連れて今度は山頂の天文台が近づく。道路脇はうっすら雪化粧している区間もあった。出会ったクルマは一台だけ。少なくてよかった。もちろんこちらは逆走している身なので、路肩に避けてやり過ごす。
P1000073P1000090P1000088


 連休とあって山頂は賑やか。天文台は開館だし、この寒いのにキャンプをしようとしている人もいる。テントは2張り。片方は若い女性のグループ。そろいのジャージ姿なので高校か大学の部活だろうか。
 さあ、防寒の合羽を着込んで手袋を指のある物に替えてから山頂からの景色を楽しむ。やはり前回よりも空気が澄んで、東の深山は頂上のレーダーが西日に輝いて見える。更に、はるか大阪方面の平野部まで。北方さすがに雲が多いが、白く冬景色の多紀連山が何とか見える。
P1000091P1000094

 寒いので山頂滞在は16時から16時15分までと短め。さあ、懸案のシングルトラックへ。もう迷わない。山頂部は雪を踏みしめて走る区間もあった。
P1000099P1000102P1000106


 出だしは急勾配の区間が多い。下手くそなので下りて押す。少し乗れる区間もあったが、落ち葉の下に石がごろごろしてきたので、また押す。上手い人ならずっと乗車できるんだろう。冬枯れの広葉樹林が気持ちいい。急斜面をトラバースする区間で、山側からの細い倒木に小突かれ(本当は自分から当たっていったのだが)谷側に倒れそうになってひやりとしたり、何度もテールが浮き上がったりしながら、下っていく。道幅が広がってダブルトラックのようになってきたら周囲に建造物らしいコンクリートが見えてきた。ただし勾配は急で落ち葉の下はガレている。慎重に下ると、クルマの轍が現れ、そしてコンクリート舗装の道となった。西軽井沢の別荘地帯に突入である。標高差100m弱をコンクリート舗装で下って、県道に出た。薄暮なのでライトをつけてクルマまで一気に下る。16時55分ゴール。リベンジ成功だ。
 登りは隠れ家探索林間ダブルトラックから展望抜群スカイライン、下りは冬枯れの林の中のシングルトラック。山頂からの眺めも雪景色が加わり、間を置かずに訪れた割りに全体としてはまるで違う山に来たような印象だった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/12/22

北摂大野山のシングルトラック下見

 12月11日に西宮に行ったときのクルマでのアプローチルートを地図で見ていて、猪名川町に山頂まで車道で登れる大野山という山があるのを発見。調べていくうちに「北摂」というキーワードが目に付いた。そうか、「北摂」とは、その辺りのことを示すのか。北摂といえばMTB。1992年に発行された「関西MTBツーリングブック」は、北摂を中心に活動している「ノーステイク」(北摂の英訳だそうだ)というクラブの代表が著したコースガイドで、北摂の山を中心に紹介されている。その時にはあまりなじみがなかった北摂という地名だが、この3年ほどのあいだに数回このエリアを通過する機会があり、そしてコースガイドを入手してから20年近くが経過してようやく「北摂」という地名が具体化してきた。(写真は、2000年11月に六甲山でばったり出くわした、関西MTBツーリングブック著者でノーステイク代表の新川氏)
Sinkawabb


 大野山(おおやさん)は、ツーリングブックにも紹介され、舗装路(車道)だけでなくシングルトラックが楽しそうだ。日本海側は毎日のように時雨模様だがスキーができるほどの積雪量には達していない冬の初めに活動できるフィールドとして、今年は北摂を狙ってみよう。
 12月21日、正午に職場を脱出。時雨模様の丹後から、一路南へ。福知山越えても小雨がぱらつき、篠山盆地には行っても路面が所々濡れている。11日は、瑞穂から国道173号線を利用したが、今日は三和から県道(府道)97号線から300号線を経由し、篠山市に入ってから国道173号線に合流するようにルートを少しかえてみるが、結局どのルートを通っても距離は同じだった。その後は、10日前と同じように、3桁の番号の県道を経て国道372号線を渡り、県道12号線で猪名川へ。西峠を越えれば、そこは北摂だ。「奥猪名健康の郷」という野外活動の施設があり、「関西軽井沢」という別荘地やゴルフ場の入り口があり、建設業者や廃品回収業者の資材や廃品置き場があり、それを越えて現れる最初の集落が杉生。集落を行き交う人の姿はほとんどなくクルマも少ない標高250~300mの山間部の田舎ではあるが、丹後の山間部と比べて人の営みを感じさせる物が非常に多い。やはり人口過密地域に隣接しているからなのか。その杉生集落の手前の道路脇の広場にクルマを停める。道路沿いに流れる川は、町名にもなっている猪名川だ。
 お目当ての大野山は西側の山だが、杉生からは直下過ぎるのか山頂は見えない。MTBを組み立てて、西畑、柏原と山麓を時計回りに回りながら、舗装路で山頂を目指す。大野山の西側の中腹にはゴルフ場があり、山頂へ向かう道と途中で分岐している。山頂部には、無線アンテナ群に天文台、そしてやはり野外活動の施設があるようだ。柏原集落からようやく山頂を望むことができた。
P1030706P1030708

 ツーリングブックでも紹介されている関西軽井沢の別荘地へのシングルトラックで下山するつもりで、MTBを選択し、クルマもシングルトラックで下山してそのまま車道を下って気持ちよくゴールできる位置に停めてある。しかし、問題は日没までに間に合うかどうかだ。12月21日といえば、今年は冬至の前日。一年で一番日が短い時期。日没時刻は、今月初めよりは遅くなっているが、ほんの4分だけなので、やはり1年で最も日没が早い時期といってもいいだろう。標高差500m、距離は12~3kmなので、全行程で2時間位か。滞りなくこなせれば、日没にぎりぎり間に合うというところだが、さてどうだろうか。シングルトラックは非常に明瞭でMTB向きの勾配のようであるが、初めての山なので無理は禁物である。
 ゴルフ場への道と分かれてからは、それまで少しだけあったクルマの交通量が、全くなくなった。道路は程良い勾配で、インナーローのギア比がランドナーよりも低くなることもあって快調に標高を稼ぐ。左膝も復調だ。
 スタートから1時間余りで山頂に到着。天文台は休館だが、野外施設には職員が詰めているようで、クルマが3台止まっていた。
P1030729


 まずは山頂で360度の展望を楽しむ。あまりなじみがないエリアなのだが、六甲山地、多紀連山などが見えている。そして東の深山を確認。北摂最高峰といわれる深山だが、半分は丹波(南丹市園部)である。深山には、2002年9月にMTBで登頂している。その深山と、2005年6月の多紀アルプス三嶽が、ツーリングブックを参考に過去にMTBで訪れた山であった。本の入手から10年経って訪れていることに、このエリアとの縁の遠かったことが現れている。
P1030741


 さあ、何とか日没まで30分、シングルトラックへ突入できるぎりぎりのところだ。しかし、ここで焦りが出たのか、東方の西軽井沢方面でなく、北方の猪村へのシングルトラックを下りてしまった。向きの違いはいずれ軌道修正されると思ったが、その気配はなくひたすら北側へと下っていく。何より、急勾配で藪の中の心細い踏み跡(もちろん乗車不可)。標高差100mくらい粘ってみたものの、諦めてのぼり返す。その登り返しが大変で、木に引っかかるMTBとずるずる滑る足下に大苦戦。結局、山頂に戻ったのは下山を初めてから30分後。本来なら麓に下りているはずの時間だ。すでに日没となり、すぐに暗くなってくるだろう。もう車道で下山するしかない。それでも正しい登山道の入り口くらいは見つけておきたい。そうすれば下見ということで、次回への布石が打てる。
 30分前には、山頂の散策道と思っていた道がそのシングルトラックで、山頂のアンテナ群をつなぐ車道に沿うように付けられている。もちろんMTBでは快適に走れる。すぐに、アンテナ群の管理用の車道(舗装)と交差したので、そこまでとする。その車道に乗り換えると、登ってきた道の山頂のやや下に出た。ここで前後にライトを装着して薄暮走行の体制をとる。手袋も、メッシュの指切りのものから、指まで完全に覆うものに交換。ウィンドブレーカー代わりの合羽は、間違えた下山のときにすでに着ている。17時を過ぎて、野外活動施設の職員が出てきて帰り支度をしている。来た道を逆に下り、最後に少し登り返してクルマに戻る。たくさん呼吸をして、登りではうっすら汗をかいて、とても気持ちがいい。目的を完全に果たすことはできなかったが、活動しないよりは格段にいい。
 家に帰ってから反省会。「猪村へ」の道標に誘われて間違ったところを下ってしまった原因はわかった。「山であそぼっ」のやまあそさんが猪村へと下っているレポートを、読んでいたからだった。地名がはっきりしないエリアなので、日没間近という焦りもあってついうっかり混乱してしまったのだ。しかし、そのレポートを改めて読むと、猪村へのシングルトラックも山頂直下は急だけど、途中からはかなりいいらしい。ならば、この山あと2回は楽しめるぞ。というわけで、なじみのないエリアの初めての山で、2つコースの目星がついたのだからまあよしとしよう。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011/12/19

やっぱり雪道はスタッドレスタイヤでないとね

 16日の午後から丹後の平野部でも雪がうっすらと積もりだした。実はまだクルマをスタッドレスタイヤに換えていなかった。前日、15日発表の予報では16日午前は雨、雪は午後からとのこと。午前中に宮津に行かなければならないが、それはノーマルタイヤで何とかなると思って、帰宅後の暗い中でタイヤ交換はしなかった。
 予報通り、16日朝は大丈夫だったが、昼頃の移動の最中からいよいよ地面が白くなってきて、帰宅時には更に怖い路面に。ゆっくりとクルマを走らせた。
P1060422P1060428P1060429


 翌17日は休みなので、昼間にタイヤ交換。18日の日曜は舞鶴での仕事。やっぱりタイヤ交換して置いてよかった。
P1060435P1060449

| | コメント (2) | トラックバック (0)

国道9号線を見下ろすアンテナ山

 国道9号線を福知山から京都市方面に向けてクルマで走っていると、福知山市(旧三和町)と京丹波町(旧瑞穂町)との境に頭のてっぺんにアンテナを乗せた山が見える。そういったアンテナ山は、山頂まで車道があり、しかも眺望がよいので、自転車で登りたくなってくる。その山に気づいてからもう数年経つ。11月末から12月初旬にかけて、日曜ごとに3週連続でその山を見ながら国道9号線をクルマで走った。この時期、地元丹後は毎日のように時雨模様だが、福知山以南まで来れば雨が降っていないことが多い。というわけで、午後に空きがある12月13日、その山を訪れた。
P1030615


 ところで山の名前はわからない。国土地理院の地図には510mという標高は記されているが、山名は出ていない。三角点もない。アプローチは、西側の旧三和町大身からと東側の旧瑞穂町上大久保から。双方の集落を結ぶ峠からは、NTTのアンテナ管理道路で山頂に至る。NTTの道路は、ダートと簡易舗装が交互に続くダブルトラックのようで、峠より下は大身側はダートのようだ。というわけで、大身側からを選択。
 大身から国道9号線を逸れ、土師川(はじがわ)を橋で渡って仲蔵の集落へ。トラックや乗用車が行き交う一桁国道と這うって変わってのどかな集落。ただし、クルマの轟音だけは響いてくる。傾斜のある集落には、だいだい色の実がたわわに実った柿木が目立つ。ただし、紅葉はすでに終わってすぐそこまで冬が近づいている雰囲気。
P1030625P1030626

 集落のはずれにクルマを停めて、ブロックタイヤ装着のランドナーを下ろす。仲蔵集落をぐるっと一回りするように道が付けられ、その奥から目的のダブルトラックは始まっているので、往路と復路で集落を一周するようにコースをとる。まずは、柿の木や畑を実ながら集落を行く。そして、沢沿いのダブルトラックで山には行っていくのだが、いきなりログハウスなどのロッジが建ち並んでいる。常時住んでいるわけではないようで人気はないが、空き家ではないようだ。セカンドハウスだろうか。見れば不動産屋の看板もある。ここからそう遠くない京都市辺りにオーナーがいるのだろうか。
P1030627P1030632

 そのロッジ群の途中からダートとなり、そして登り勾配が増していく。10月下旬から一月以上痛めていた左膝もかなりよくなって、今日はちゃんと戦力として役立っている。やはり、両足で均等に力を込めてペダルを回せると登りも楽しい。しかしながら、タイヤが空回りするほどの勾配となり、敢えなく押しとなる。
 途中、畑があり、人形やら自転車やら冷蔵庫やらが置いてある不思議な空間があった。捨ててあるのではなく、置いてあるのである。
 さて、後半はほとんど押しながら、上大久保へ抜ける峠に到着。いつの間にか旧瑞穂町に入っているようだ。上大久保方面の道は、簡易舗装みたいだ。
P1030641P1030646

 ここからはNTTの管理道にはいる。とじたゲートの脇を抜ける。勾配のきつい区間は簡易舗装、緩い区間はダートというおなじみのパターン。勾配がきつくても、こちらはすべて乗車で登れる程度。膝の具合も良くやはり登りが楽しい。そして、周辺の山々が見えてくるのも気分がいい。西に見えるのは三嶽など多紀連山のようだが、後はよくわからない。
P1030655P1030656

 アンテナの立ち並ぶ山頂は、木々に囲まれあまり展望がよくなかった。広葉樹が葉を落としているので、木々の隙間から麓の集落や国道9号線が垣間見えた程度。自転車を置いて、アンテナ施設の裏山のピークまで歩いていって見る。地図では510mだが、GPSレシーバーでは516mと表示された。
P1030673


 さあ下ろう。合羽を羽織り、手袋を指まで覆うものに換えて下る。登り1時間10分に対し、下り40分。特に、峠から下のダートが、やや荒れたりぬかるんだりした急勾配で飛ばせなかった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/12/16

小さいことはいいことだ

 22年前、ランドナーで初めて輪行を経験したとき、これは大変だ、と思った。後輪と泥よけを外し、ハンドルを外して、フロントフォークを抜いて、輪行袋に納めるのに30分かかった。逆に、輪行袋から出して組み立てるのにも同じくらいかかる。さらに、テントなどキャンプ道具が加われば、サイドバッグやキャリアの付け外し、輪行袋への梱包で所要時間が1時間近くにまで倍増する。そして、その輪行袋の重さと大きさは尋常ではなく、いったん輪行袋に自転車を詰めたらたっぷり列車に乗らないと割に合わないような重労働だった。
 ところが、当時のパソコン通信「Nifty-Serve」の自転車フォーラムのOFFで一緒に走った都会のサイクリスト達は、いつも輪行袋を携行していて気軽に輪行していた。OFF解散後「今日は暑いから列車で帰ろう」てな感じで。どこにいても近くに駅があり、あらかじめ時刻表で調べなくても数分おきにやってくる列車を活用。クルマ依存度の高い田舎者には、都会のサイクリストがスマートに見えた。
 彼らの自転車は、ロードレーサーやMTBだった。私も、MTBやクロスバイクを手に入れ、その泥よけのない自転車での輪行がいかに楽かということに驚いた。前後輪を外すだけで工具不要、10分あれば作業ができる。夢のようである。
 そして、折り畳み小径車。作業量は泥よけのない自転車と同等。なんと行っても最大の利点は、コンパクトなサイズになることである。持ち運びも楽だし、列車の中に置いた状態でも周囲の人の動きを邪魔することが少ない。混んだ都会の列車でも大丈夫なのだ。
 また、1990年代の終わりにJRの規定が変わり、輪行袋に手回り品切符がいらなくなったのも大きい。それ以前は、輪行袋の持ち込みには270円が必要だった。大した額ではないかも知れないが、例えば先日の西宮行きでは乗車券190円の区間で乗車したが、12,3年前には人よりも自転車の方が料金がかかったことになる。
 さらには、公共施設のバリアフリー化によって、幅の広い自動改札機も設置され、気軽に輪行が整いつつある。
 気軽な輪行を可能にし、スーパーカブの荷台にも乗せられる小径車だが、弱点もある。乗り始めてから1年半のこの秋、2度に渡ってスポークが折れた。初めてのときには、気付くのが遅れたせいか3本も折れていた。ホイールベースが短い構造上、加重が集中がかなり大きい後輪の負担が大きいようだ。また、夏にタイヤをノーパンク加工したので、衝撃も大きくなっているようだ。
 後輪のフリーギア側のスポークに負担が大きく、そこが折れる。対策としてフリーギア(スプロケット)を外す工具を手に入れ、自分でスポークを交換できる準備をした。
P1030609


 その2日後、宝塚から西宮に走っている途中でまたスポークが折れた。後日BULLDOGで換えスポークもゲット。スプロケットの着脱を含め、スポーク交換は15分もあればできることがわかった。パンクしたときのチューブ交換と同じくらいの楽な作業だ(小径車はノーパンクなのでこの作業はもうしなくていいが)。当面はこうやってしのいでいこう。そして、今使っている後輪のタイヤがすり減ったら、ホイールを交換する。スポークが28本の現状から、32本の物へ。
 写真は、久しぶりに晴れた14日の通勤途中、天橋立近くの風景。
P1030686P1030689


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/12/14

昼間なのに「アバランチナイト」

 NPO法人「日本雪崩ネットワーク」主催の「アバランチナイト」に参加するのは、今回で4回目。毎年雪山シーズンに先駆けて年末に全国数ヶ所で行われるが、昨年は関西での開催がなかった。今年は、関西では、前々日の大阪に続いて、12月11日の日曜の午後に西宮の関西学院大学で行われた。大学の広い講義室なので、定員にはまだ余裕があったようだ。初めに、大阪で開催すると早い段階で定員いっぱいになってしまうこと、関学のワンダーフォーゲル部の招へいがあったこと、などこの会場での開催に至ったことに関する説明があった。そういえば、受講者には若い人の姿が多い。きっとワンゲルなど山関係のサークルのメンバーなのだろうが、こういう若者はずいぶん減っているんだろうな。
P1030581P1030580


 前半の1時間は、「雪崩学概論」とでも言うような雪崩の基礎的な知識と、雪崩に危険回避と巻き込まれたときの行動についてのやはり基礎的なお話。こちらは毎回大変わりする内容ではないので、過去に記録したものをプリントアウトして持ってきて、新たな内容はそこに手書きで書き足していく。
 後半の1時間は、昨シーズンを中心に、雪崩事故の事例についての調査報告。これは毎年変わる内容なので、パソコンに記録していく。事故が起こると、その翌日位には調査に入っているとのことだから頭が下がる。
 最後に、今シーズンから雪崩情報を発信していくというお知らせ。気象庁の雪崩注意報や、インターネットの掲示板にあるようなものより、一歩踏み込んだもので、北米などで発信されているレベルのものだとのこと。そういう情報を発信するためには、ある程度高い知識とスキルを持って、頻繁に雪山で行動している人材が複数集まっ手いることが必要で、今回は白馬エリアのみの情報提供とのことだった。
 講演の内容は、ほぼ「日本雪崩ネットワーク」のWebサイトで見ることができるので、そちらをどうぞ。

 さて、日曜ごとに3週連続で、中央分水嶺を越えて瀬戸内側へと出向いていることになる。日本海側では、毎日のように朝方は雨が降って、なかなか自転車に乗る気にならない。自転車が目的の先週と先々週と違い、この日は公園が目的なのだが、ならばそこに至る道中で自転車に乗る。どうせ、普通に行っても一日仕事になるのだから、少し早めに出て、遅く帰ってくるだけなのである。
 まずは、クルマで小雨の降る丹後を8時過ぎに出発し南下。国道9号線の旧瑞穂町から、国道173号線に乗り換え兵庫県へ。途中から3桁番号の県道をつないで篠山盆地の東端を通って県道12号線で猪名川へ。都市近郊のこの辺りまで来ると、自転車やオートバイの二輪がぐっと増える。もう雨の心配はないエリアに来ているのだ。
P1030558


 さらにいろいろな県道をつないで11時過ぎに武田尾まで。家から約130kmを3時間弱。駅の周りは月極駐車場ばかりなので、少し離れた某所にクルマを置いて、小径車に乗り換えて武田尾駅へ。
 武田尾駅から輪行で宝塚へ。旧福知山線の跡地をMTBで走ったことはあるが、枕木があってあまり快適ではないので輪行がいい。多少混んでいても大丈夫なようにコンパクトに折り畳める小径車を選択した。結果的には、JRは空いていて問題なし。
P1030562P1030570

 宝塚駅で自転車に乗って、西宮を目指す。事前に地図とGoogleEarthでルートの目星をつけておいた。信号や交通量の多そうな県道337号線を避けて、阪急電車の線路に近い住宅街の細い道を選んだのだが、こちらも結構クルマが通る。でもこういう離合困難なほど狭い道の方がクルマもゆっくり慎重に走ってくれて、クルマの格差が少なく自転車も堂々と走れる。
P1030573P1030576P1030578


 しかし、後方、下の方から「カン!」と乾いた金属音が響く。2週間前にはチェーンが切れたが、今回はペダルに違和感がないから駆動系ではないようだ。ならば、と思い当たる節があって後輪をチェックすると…。やはりスポークが折れていた。当然、最も負担がかかる後輪のフリーのスプロケットのある側だ。一月ほど前にもこの小径車のスポークが折れたので、それに対応するために注文していたスプロケットを外す工具が前々日に届いたのだが、早速実践で使う機会が訪れてしまった。でも、ここには持ってきていないしスペアのスポークもないので、今日はこのままごまかして走らなければならない。
 阪急仁川駅前でラーメンを食べようと思ったが、2軒の店はどちらも待っている人がいる。クルマも人通りも多く、周辺の道路沿いにはずっと交通整理員が貼り付いている。何でこんなに賑やかなのだろうと思ったら、仁川は阪神競馬場の最寄り駅で、今日は競馬の開催日だった。
 ラーメンを諦めて、駅前のスーパーマーケットでおにぎりを買うが、会場の関西学院大学のキャンパスの入り口がわからず、さまよっていておにぎりを食べる時間がなくなってしまった。
 会場ですうさんと落ち合って、公園のあとで仁川駅に戻ってラーメンとする。すうさんは、南丹市からスーパーカブでのアプローチ。行程は私の半分くらいか。また、朝のうちは自転車で走っていたとのこと。
 ラーメンを食べ終わって17時頃に店を出たら、すでに夕暮れ。仁川駅前のイルミネーションと薄暮の空がきれいだ。まさに、「マジック・アワー」。
 すうさんを見送って、私はちょっと買い物。県道337号線を南下。前後にライトを灯すのだが、前向きには普段通りハンドルの台座に固定。ところが、後ろ向きに固定する台座のサドルバッグを今日は付けてこなかった。思案したあげく、自分の体に付けることにした。首の後ろからLEDライトを点滅させているつもりだが、うまく光が後方に向かっているか自分で確認できない。不安なので、歩道を走る。もちろん、歩行者のそばでは最徐行だ。
P10305942P1030595P1030606


 結局、買い物を終えたらもうやる気がなくなってしまった。スポークとともに心が折れ、日没とともに意気も消沈してしまった。というわけで、そこから最寄りの甲東園駅まで引き返して、輪行で阪急電車に乗り込む。やや混雑していたが小径車のおかげでさほど無理なく車内に輪行袋をかつぎ込む。競馬帰りの人の流れと逆方向なのもよかった。宝塚でJRに乗り換え。一つ前の快速は混んでいたが、各駅停車はガラガラで座って本が読めた。武田尾駅で自転車に跨ってクルマへ。それでも本日の自転車の走行距離は20kmを越えた。十分である。スポーク折れは一本で済んだ。
 さて帰り道は、往路と少しルートを換えて、篭坊温泉を経由し、大阪府能勢町に少しだけ入って国道173号線に合流。こちらの道でも、家までは132kmと往路と同じ距離。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

月食を見逃した

 10日は天気予報では雨または雪だったので諦めていたが、当日の日中はほとんど降水はなく、精米や買い物にもスーパーカブで出かけた。日が暮れて18時頃には煌々と満月が輝いていた。雲は多いが、切れ目がある薄い雲なので、満月を隠すことはできないのだ。
 期待しながら深夜を待つ。食の最大は23時半頃とのことで、そのときに窓から夜空を見上げると空には一面の雲。それによく考えたら、皆既月食なので見えないんだ。
 ならばもう少し後でまた見てみようと思ったらうたた寝をしてしまい、目覚めれば1時46分。なんてこった。
 というわけで、写真は月食前後の満月。
P1030532P1060401

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/12/10

白い山っていいな

 9日金曜、朝は雪が降る。そして低い雲がとれたら山が白くなっていた。日中も断続的に、冷たい雨にみぞれや雪が降る。帰るときにはクルマにうっすらと雪。
P1030521P1060393P1030522


 翌10日土曜、起きると屋根にうっすらと雪。それでも日中は降らず、柿の収穫。
P1030524P1030525P1030526

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/12/07

山城の三上山と木津川自転車道

 古くからの友人、いさなごのぼる君と走る南山城地域のツーリング、今年は12月4日。コースは去年と同じ山城町の三上山を目的地とし、山間部のダブルトラックのダートや、木津川沿いの自転車道を楽しむというもの。昨年は11月中旬に決行したが、季節はずれの黄砂によって三上山からの展望を楽しむことができなかった。そのリベンジとして、同じコースを選んだのだ。
 朝6時20分、冷たい雨が降る京丹後市をクルマで出発。日本海側は「うらにし」と呼ばれる時雨模様の日が多く、自転車で走れる日が激減するためこの時期に南へ向かうという趣旨にぴったりの日となった。また、2004年からずっと土曜日を選んでいたが、今年初めて日曜日。昨日ならば南山城地区も雨だった。前日は寝たきり生活で睡眠時間をため込んで置いたので、早朝の出発があまり苦にならない。
P1060360


 福知山から国道9号線を走っていると、旧瑞穂町で3台ほど前のクルマの屋根に自転車が2台積まれているのが見えた。そのうちにあいだのクルマがいなくなり、自転車を積んだクルマの直後を走ることとなった。その2台の自転車は、ドロップハンドルに泥よけ付き。ペダルはビンディングでなく、トゥークリップ。ランドナーだ。雨除けのためなのだろう、ハンドルとサドルにビニール袋を被せている。珍しいので、トイレ休憩を我慢して追走する。旧丹波町で前のクルマがコンビニエンスストアに入ったので私も駐車場にはいる。自転車を乗せた車から降りてきたのは3人の男性だったが、その出で立ちにびっくり。ジャケットにネクタイ、そしてニッカボッカ。やや、これは!とクルマを降りて彼らが店から出てくるのを待って話しかけると、福知山の人たちで今日は京都市内を走るとのことだった。お互いに先を急ぐのであまり話はできなかったが、こういうディープな人たちが近いところにもいることに驚いた。
P1060372_2P1060376

 後日、インターネットで検索してみると「ツイードラン」というツイード素材の出で立ちに身を固めてクラシックな自転車で集団走行する企画があるようだ。元々は2009年頃にツイードスタイルの本場イギリスで行われるようになり、去年くらいから日本でもちょくちょく愛好者が集まっているようだ。日本では、ランドナーやスポルティーフといった車種が定番のようだ。
 さて、例年より早い出発のおかげで道路が空いているので、京丹波からも裏道に入らず国道一直線。もちろん有料道路は使わない。亀岡辺りまで、雨が降ったり止んだりの状態だった。老ノ坂峠を越えて京都市内に入ったら、府道10号線で長岡京へ。紅葉見物の客が多い光明寺の前もすいすい通り抜ける。駐車場はまだガラガラだった。
 その後、国道478号線(京滋バイパスの側道?)から府道81号線などを通り、城陽の青波ごん太君の家に9時45分に到着。クルマを置かせてもらう。
 約束の10時にいさなごのぼる君も到着し、私の自転車の準備を待ってもらって、11時出発。いさなごのぼる君はMTB、私はランドナー。ただし、ブロックタイヤにフラットハンドルにビンディングペダル、パーツもMTB用などを交えて組まれている。かつてはニッカボッカで走ったこともあるのだが、もう10年以上前から普段着のまま走るようになった。今日も、普通のカーゴパンツだ。ちなみにいさなごのぼる君も同じような格好。我々には、時点社用のパンツとかジャージは無縁だ。
 まずは木津川右岸の堤防の上の道を目指す。川は南東から北西に流れている(ちょうど青波ごん太君の家を中心とする四半円を描いて西行きから北行きに方向転換している)ので南下すれば近いのだが、西に行ってしまった。これで3kmほど余計に走ることとなったが、木津川右岸の土手の上は眺めがよくクルマが通らないご機嫌な道なので、その区間が長くなったことはかえってよかった。京都盆地の市街地の奥には比叡山や愛宕山、そしていさなごのぼる君とともに走った万灯呂山や鷲峰山など山々を見ながら走る。近い山は、全山紅葉しているのがわかる。ここには自転車にウォーキングにランニング、ローラースキー、ラジコン飛行機などいろいろな楽しみが集っている。
P1030419P1030420P1030418
P1030426P1030428P1030432


 城陽市と井手町の境、山城大橋で左岸に渡り木津川自転車道を行く。ここはほぼ自転車一色。、その7割以上がロードレーサー。それ以外は、小径車、クロスバイクがそれぞれ一割程度、それ以外(シティサイクル、通学用スポーツ車など)が1割未満、とそんな印象。ランドナーは私だけ、MTBもあんまり見ない。
 開橋まで南下するつもりだったが、はやまって玉水橋で右岸に渡ってしまった。ちょうど12時。井手町の街中の道を南下して山城町へ。棚倉駅を過ぎて、いよいよ核心の山間部へと左折。まずは、神童寺集落へ向けて緩やかな登りが始まる。これから目指す山々が褐色に染まっている。バックの青空も鮮やか。目指す三上山は頂上の展望台が目印。
P1030436P1030437P1030440


 10月から痛めていた左膝は、ゆっくりではあるが回復してきて今日はここまで違和感なく走ってきたのだが、走行距離が20kmとなり、一度止まってから再スタートを切った直後に痛みが出るようになった。このあと本格的な登りが始まるが、何とか乗り切ることができるだろうか。
 山間の集落、神童寺を過ぎて、次の目標は山城町森林公園。畑を見ながら膝に負担がかからないようにのんびりと登る。山が深くなり、赤く鮮やかな紅葉が見られるようになったら、そこが森林公園。13時、標高180m。キャンプ場やコテージがあるが、あまり人はいなくてひっそりとしている。
P1030452P1030444P1030449


 鮮やかなモミジやカエデの中を行くと道が細くなり、道はさらに急勾配となる。しばらくは川沿いを行くが、やがて川をはずれさらに急な登りとなる。道はダートも現れるが、急勾配の区間を中心に舗装が続く。右足中心で右左7:3くらいの割りのパワー配分で登る。急勾配が落ち着いたらダートが続く。もう少しで山頂だ。
P1030455P1030458

 14時02分、山頂直下に到着。標高449m。少しのシングルトラックを登って14時06分山頂、標高473m。子ども連れがいて賑やか。展望台の上間で自転車を担ぎ上げる。黄砂の去年とはうって変わって、今日は見える。奈良盆地やその奥の山々、そして生駒山、京都市街に愛宕山も。去年辛うじて見えた加茂町の中心街は、すぐ近くだ。手前の山の紅葉も美しい。西に見えるのは鷲峰山。
P1030460P1030462P1030464
P1030466P1030468P1030474


 じっくり展望を楽しみたいのは山々だが、風が冷たく寒い。14時27分、とっとと山頂をあとにする。展望台階下の家族連れはよく長居していられるなぁ。
 シングルトラック区間の階段を下り、最後は乗車でダブルトラックへ降り立つ。いったんダブルトラックを下るがすぐに登り返す。北側のピーク北山を巻いて、またすぐに本格的な下りとなる。こちらは舗装をされていないので土が流され、溝が掘れ、砂利が浮いている。あまり飛ばせない。フロントサスペンションのついたMTBのいさなごのぼる君に引き離される。
Pict0006_001Pict0008_002Pict0008_003

 14時57分、田村新田の集落へ降り立つ。標高315m。ここは井手町の飛び地。田村新田というのは井手町の田村氏が開いた土地の大字。この飛び地だけでなく井手町の中にもあり小字で区別されている、と去年ここで休憩しているとき地元のお母さんに教えていただいた。
Pict0008_004Pict0008_005

 今日は小さな集落を一気に走り過ぎ、わずかな舗装区間から竹藪の中のダブルトラックに突入。ちなみに舗装路は山を越えて井手町へ続き飛び地でない方の田村新田に至る。今ではそちらがメインだが、かつては我々が突入した細いダブルトラックがメインルートだったという話も、去年聞いた。
 ダブルトラックは竹藪から、畑、そして沢沿いの林間となり、時折ぬかるんだりガレたりしながら急勾配で下っていく。ガレたところはMTBが速く、ぬかるみでは泥よけのあるランドナーが有利だ。
P1030475P1030476

 15時20分、田んぼの中へ出た。狭くて暗い林間からいきなり出たので、広く明るく感じられる。標高は152m。荒れた農道から舗装路に出て、もうひと下りして、山城町の街中へ。あとは、玉水橋、自転車道、山城大橋と来た道を戻り、近鉄の鉄橋の手前から北上して最短ルートで、16時25分、城陽へ。下りや平坦なところでは、膝は大有情部だった。ただし、休憩の後の走り出しは痛みが出る。
 いさなごのぼる君とはここでお別れ、また来年。青波ごん太君と夕食をともにする予定だが、まだ帰宅していないようなので自転車をクルマに納めたらJRに乗って京都駅へ。なかなか訪れることができなかったヨドバシカメラへ。買い物は本だけ。しかし、電車といい店といい暖房が効きすぎて暑い。電力の供給が厳しい冬といわれているのに、これでいいのか。
P1030479P1030480

 というわけで、開店から1年以上過ぎてやっとヨドバシカメラを訪れることもでき、その後青波ごん太君と久しぶりに積もり積もった話もでき、何よりいさなごのぼる君とのツーリングも去年のリベンジが成功して満足できた。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2011/12/02

月が変わって冷え込みよ

 11月末は暖かく穏やかな日が続いた。特に、最後の4日ほどは朝の冷え込みが弱く、日中20度近くまで上がった。二輪車での通勤が楽だった。
P1030374P1030405

 30日の雨のあと気温が下がり、12月1日は冷たい雨がほとんど止み間なく降り続いた。時折あられが混じった。
 山の木々も、ここへ来て鮮やかに染まってきた。9月下旬から10月上旬の早い時期で紅葉したものは茶色く枯れたが、11月中旬以降に染まった木々は赤や黄色が鮮やかに見える。
P1030381P1030386


| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年11月 | トップページ | 2012年1月 »