« 伯耆大山の展望台「若杉山」 | トップページ | 自転車とスーパーカブのメンテナンス »

2011/11/05

丹後半島縦貫林道大内線

P1020985


 3日前(10月28日)に鳥取県三朝町の若杉山の登山には自転車を利用したが、登りのほとんどは押しまたは担ぎだったし、下りは乗車率6~7割くらいだった。全行程の中でペダルを漕いで進んだのはほんのわずかのことだった。
 もう10日間くらいまともに自転車を漕いでいない。そこで、11月1日、夕方少し早めに仕事を切り上げた。1時間くらいで周回できて、そこそこアップダウンがあって、景色がよくて、クルマが少なくて、近場。丹後半島縦貫林道大内線を走ろう。そういえば去年の今頃にも走ったのだが、工事のため中途半端にしか走れなかった。今回は、道路を管理している京都府丹後広域振興局のWebサイトで通行規制状況を調べて、大内線については全線走行可能であることを確認してある。しかしそれ以外の区間では、初夏の大雨以降ずたずたに寸断されている。ちなみに、丹後半島縦貫林道は全線舗装されている。
 ランドナーで走った去年は阿蘇海(与謝野町岩滝)側からの周回だったが、今回は内陸(京丹後市大宮町)側からの周回としよう。小径車での走行なので標高差を少な目にするのだ。
 大宮町三重を周回の起点にしようかと思ったが、京都縦貫自動車道の建設工事の車両が出入りして落ち着かないので、大内峠に登りここにスーパーカブを停める。しかし、ここまで来てなんだかやる気がでない。早くも西に傾いた太陽と肌寒さで気持ちが萎える。天橋立やもみじを見ながら時間が過ぎていく。もう止めようか、と何度も思ったが、とうとう意を決してスーパーカブの荷台から小径車をおろす。半袖のシャツに着替え、ウィンドブレーカーを来て出発だ。
 16時14分、まずは標高160mの大内峠から三重に下る。自転車にまたがったら俄然やる気ができた。京都縦貫自動車道の建設現場を過ぎて、16時20分、三重(標高68m)。府道655号線で延利(のぶとし)へ。田園風景の中、竹野川上流部に沿って緩やかに登る。痛めて回復しつつある膝には適度な負荷。久しぶりのペダリング感覚が心地よい。正面には丹後半島最高峰の高山などの山並み。ブナ林は黄葉せず今年は茶色く枯れた色になってしまい余りきれいではない。暑くなってきたのでウィンドブレーカーを脱ぐ。11月の夕暮れどきというのに半袖である。それと気になることが一つ。後輪がかなり振れている。スポークの調整が必要だが、あいにくニップル回しを携行していない。そのまま走る。
P1020955P1020959P1020960


 延利(標高120m)の集落から、府道53号線を岩滝側に少し下ったところが縦貫林道の入り口。まず左手に世屋方面への入り口を見送って、16時45分、右手の大内線に入る(標高100m)。
 これまでの道は交通量は少ないものの、たまに行き交うクルマがあった。しかし、縦貫林道を通るクルマは皆無。やはりこういう道が一番いい。ヘアピンカーブをいくつか越えて徐々に登っていく。道路は尾根を行くようになり、右手には山並みの向こうに夕焼けの赤い雲、左手には徐々に天橋立が見えてきた。標高250mまであがったら道は下り始める。見晴らしのよい道路脇の広場にクルマが止まっていて、キャンプ用のテーブルと椅子を広げている人がいた。これが縦貫林道で出会った唯一の人。ちなみに先ほど大内峠で出発をためらっているときに通過したクルマだった。
P1020965P1020976P1020986


 17時15分、板列(いたなみ)展望所(標高208m)。天橋立と阿蘇海、岩滝の街が見下ろせる。また、日本冶金工業のステンレス精錬場の大きな敷地も眼下だ。横一文字の天橋立が端から端まで見えるのはここ。
 板列展望所からすぐが交差点となっている。右手(北西方向)は京丹後市大宮町森本へ下りる道。左手(南東)は岩滝に下りる道。つまり稜線の鞍部の峠である(17時18分、標高200m。)。1年前には、京都は逆方向の大内峠から縦貫林道に入ったが、何かの工事のためにこの峠の交差点までしか走ることができなかった。
 峠の交差点を過ぎると再び登り。最後のひと登りだ。標高242mまで登って、あとは大内峠へと下る。峠の手前に展望所がある。そこで見る夕景はきれいな宝石箱。岩滝の街明かりに帰宅のクルマのヘッドライトやテールランプが加わって輝いている。また天橋立にも外灯が連なって、真っ暗な阿蘇海を取り囲んでいる。
 17時31分、大内峠に戻る。走行距離は14.4km。ほんの1時間余りの走行だが、たくさん呼吸し、多くの血液が体を巡った感じがする。ただし、後輪の振れが幾分大きくなったようだ。スーパーカブに自転車を積んで帰路に就く。

|

« 伯耆大山の展望台「若杉山」 | トップページ | 自転車とスーパーカブのメンテナンス »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/42369/53165186

この記事へのトラックバック一覧です: 丹後半島縦貫林道大内線:

« 伯耆大山の展望台「若杉山」 | トップページ | 自転車とスーパーカブのメンテナンス »