BSアンテナの交換
連休の旅先から帰ってきたら、TVの衛星放送が映らなくなっていた。アンテナ線を抜いたり刺したり色々いじってみたがだめ。TVもレコーダーも地上波は正常で、衛星放送だけだめ。だからこれらの故障ではなさそう。
となると、15~20年前に設置したBSのパラボラアンテナが怪しい。脚立を立てての記のアンテナの向きをいじってみても無反応。アンテナからTVのある部屋までの配線も容疑者ではあるが、とりあえず古いアンテナは更新した方がいいだろう。
気づいたのが月曜の夜で、火曜日の夜にAmazonで注文。「当日お急ぎ便」の無料体験で、水曜の夜には品物が到着。念のため、配線と防水の接続端子も一緒に注文しておいた。利用して置いてなんだけど、こんなに速く届ける必要あるの。
さすがに夜に外の作業をする気にはならなかったが、レコーダーを窓際に置いてBSアンテナを窓から出して手持ちでシミュレーション。どうやらアンテナ交換で問題は解決しそうだが、その向きについてはかなりシビアなようだ。天体望遠鏡で星を観測した人はそれを思い起こしてもらえばよい。反射望遠鏡の凹面鏡は、光をとらえるパラボラアンテナそのものだから。ただ、放送衛星は地球の自転にあわせて動いてくれて、つまり空の中での位置が一定なので、夜空の星よりはとらえやすい。
そして木曜の朝、出勤前にアンテナ交換作業。脚立に登って古いアンテナを取り外す。アンテナ線との接続が厳重でそれを外すのに一番苦労した。そして新しいアンテナに交換。新しい方が大きいが、ずいぶん軽い。
登山用のコンパスを使って向きを調整。脚立を下りて屋内に入り、TVのある部屋へ。画面は真っ暗だが、少し電波レベルがあがっている。やはり、問題はアンテナだったようだ。脚立の上とTVの前を何度も往復して、映像と音声が復活。電波レベルの最大値のあるところを狙うのだが、レベルが51までしかあがらない。こんなもんだろうか。
とりあえず、遅刻しないように切り上げて家を出る。これでNHKBSプレミアム「にっぽん縦断こころ旅」が見られる。アンテナだけなら5千円以内。自分で交換したら安い。
左:古いアンテナ、右:新しいもの
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