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2011/08/18

京都の町を小径車で走る

 府庁所在地なのだが、年に5回くらいしか訪れない京都。その片道140kmの道のり。スーパーカブも頭によぎったが、このところ雨が多い。毎日、1~2時間、激しく降る時間帯がある。ということで無難に屋根のある4輪車を使う。東北から帰ってから8日ぶりにエンジン始動。
 朝のうちは職場で勤務して、昼前にスタート。暑いけど、道路の温度表示は32~33度程度なのでエアコンをかけるほどではない。
 亀岡の道の駅の地下駐車場にクルマを入れる。地下というと涼しいかと思ったら、なんだか熱がこもっていて35度くらい。炎天下に停めたら車内は50度くらいなるから、ましだけど。
 折り畳み小径車で、道の駅から、JR亀岡駅へ、2kmあまり。客待ちタクシーの運転手さんの視線を感じながら、自転車を輪行バッグに納める。

 当方は、輪行歴20年。最初はランドナー。ハンドルやフロントフォークを抜いて、泥よけを外して、とにかく手間のかかることだった。すぐに泥よけのないMTBでの輪行は、車輪を外すだけでよいのでとても楽になった。
 そして、折り畳み小径車。手間はMTBやクロスバイクと同じくらいだが、素晴らしいのは輪行袋に収納したときの小ささ。劇的、感動的にコンパクトで、他の乗客もいる列車に持って入り易くなった。
 加えて、近年、公共施設のバリアフリー化が進み、車椅子利用者のため広いスペースがとられた一角がある。また、地方に多い後乗り前下りのレールバスも、中央の通路が広くとってあって輪行袋を持って移動しやすくなっている列車がある。さらには、自動改札の通路も広くとられている駅もある。ただし、今回利用したJR亀岡駅、二条駅は、頻繁に列車が発着し駅員が改札に常駐しているせいか、有人改札口のみが広くなっていた。だから、普通の幅の自動改札を通らねばならないのだが、小径車なら持ち上げて楽々。
 本当に輪行が手軽になった。

 20分の鉄道の旅を経て、二条駅から自転車スタート。一方通行も関係ないし、車道に歩道に走りやすく安全な方を選べて、小回りも利いて自転車がいい。それでも、オフィス街の御池通りの歩道は人にあふれているし、止まったタクシーからおばあさんが歩道に飛び出してくるし、それらを避けて路地に逃げるが見通しの悪い交差点が続いているし…。まあ、安全運転に徹してゆっくり行くしかないね。事故に遭わない、起こさないのが大前提。
 歩いたら30分くらいかかる道のりも、自転車ならゆっくりでも10分弱。もっと距離がある方が自転車の利点はますのだが、輪行がお手軽なので、これでいいのだ。ノーパンクタイヤなので、空気入れや予備チューブも携帯の必要はなく荷物も最小限。
 自転車を使うということは、出発前にクルマに積んだり、いくらお手軽とは言え輪行の際のセッティングをしたりと、何もなしより手間暇は増す。歩くよりも移動時間が短縮されても、全体的には、所要時間も、かく汗の量も変わらないかも知れない。それでも、自転車で走っているときには風が涼しいし、景色が流れて気分がいい。
 折り畳み小径車は、京の町屋によく似合う。路地に面したインテリアの店のディスプレイにも、カラフルな小径車が展示されていた。安物だったが。
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 さて、目的地の駐輪場には、スーパーカブ110PROが停められていた。新聞配達などの用途のため積載力を高めたモデルだ。前身はプレスカブ。郵便配達用のカブを一般向けに売り出したもの、というふうにも捉えられる。大きな前かごと、大きなリアキャリア、かごの前に付けられたヘッドライトなどは純正である。

 さて、用事が済んだら、帰路に就く。夕方の電車は、通学の高校生でやや混雑。自転車が小さくてよかった。
 電車の車窓から見る保津峡はやや増水気味。この保津峡では5年前に観光川下りの事故があったが、この日に天竜川で川下り舟の事故が起こっているとは、この時点では知る由もない。
 亀岡で、ラーメンを食べて、クルマで帰路に就く。反対車線の京都方向は渋滞だが、北行きは流れている。川向こうにエスケープせず通らず、このまま国道を行こう。気温は30度を下回り、窓を開けて涼しい風を浴びながら快適に走る。結局雨には合わなかったが、所々で路面が濡れていた。

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コメント

 奇しくもこの日はボクも仕事で京都に行っていました。
 夕立が降った後、路面が濡れていたのでカッパを着て走りましたが、この蒸し暑いこと!たまたま持って行ってましたが、結果的には必要ありませんでした。途中でぬいどきゃ良かった。
 このところ、カブ110の記述が多いように思いますが、もしかして狙っているのですか?

投稿: すう | 2011/08/18 20:07

 ノーマルのカブ110よりも魅力的な110PROに初めて出会えて感動して何枚も写真を撮りました。
 これが、ちょうどすうさんのブログのコメントと続いた、ってことですよね。
 すうさんのブログの方は、すうさんからのカブネタにコメントしたわけですし、続いたのは偶然ですね。ただし、狙っているといえば狙っています。今のカブが壊れたらその次は110PROです。でも今乗っているカブは丈夫だから、小径車がその大きな荷台に載ることはないかも知れません。
 また、110で通勤している同僚がいるので、現実空間ではもっと頻繁に話題にしています。

 ところで先日京都の山科区でレンタルバイクでスーパーカブ110(ノーマルタイプ)を借りて、宇治や城陽などノ山幹部や市街地70kmあまりを走りました(すうさんのブログには書きましたが、ここでは初出のネタなのでこういう書き方です)。振動が少なく音も静か。無骨でワイルドなイメージのカブが、何ともお上品な乗り味に変わっていてちょっと残念に感じました。
 京都までのカブツーリングは、空から降る雨だけでなく、クルマからの水跳ねを浴びるのがいやで断念しました。近ければクルマのほとんど通らない道を選んで行くこともできますが、丹後から京都だとどうしても幹線道路を通る場面が現れてしまいます。また、帰りは夜になるだろうというのもネックとなりました。

投稿: はいかい | 2011/08/19 22:01

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