« 2011年5月 | トップページ | 2011年8月 »

2011/06/14

千の水になって2011

 兵庫県の日本海側と瀬戸内側を分ける、つまり但馬と播磨の国境の山々。その瀬戸内(播磨)側の山と川を巡るショートコース。峠を越えて、越知川の清らかな流れに沿って下っていく周回コース。越知川の流域は「名水街道」と呼ばれ、近くには千ヶ峰。
 初めて走ったのは2007年の6月下旬。当時話題になっていた歌の名にちなんで、レポートの表題は「千の水になって」。千ヶ峰の麓を流れる名水のごとく下っていくというわけだ。以後毎年、ほぼ同じ時期に走りに来るようになって5回目。梅雨の晴れ間、いや数時間の止み間でも走れるショートコース。麓の里は麦秋。そして、大量の鯉のぼり群が見られることもある。
 さて、6月7日午後、播但をつなぐ国道312号線を南下し生野から播州の神河町、旧神崎の中心街へ。いつもは国道沿いのトイレつきパーキングスペースにクルマを置くのだが、今日は少し越知川の谷に入って山田地区の公民館のような施設の駐車場にクルマを置かせてもらう。正しくは、公民館でなく「山田区彩生館」とあって、背の高い山車が仕舞われているような木造の車庫も併設されている。広い敷地が無人の状態なので、数時間なら大丈夫だろう。
P1000182P1000184P1000186


 自転車を下ろして走り出す。すぐに木工芸センター「ピノキオ館」。その前を通り、国道312号線へ出る。越知川の本流、市川を遡る形で北上。黄金色に染まった麦畑を見ながらの田舎道なのだが、幹線道路でトレーラーなど大型車の通行がおおい。路肩も狭く、走りやすい歩道が見えたら迷わずそちらを選ぶ。2kmほどで去年までクルマを置いたパーキングスペース。さらに4km、国道を遡って、猪篠集落で右折。すでに標高を100m上げている。山間部の集落を抜け、獣害除けのフェンスを明けて通過、細い道を登る。越知ヶ峰林道である。猪篠からの標高差400m程で、峠へ。峠の名は現地の森林組合による表示板から「深タワ」というように思われるが、定かではない。
P1000190P1000199P1000206


 峠を越えたらお待ちかねの下り。しばらく下ると「熊野神社」がある。いつものようにお参り。
 そこからすぐに眼下に越知集落が見下ろせるポイント。小さな集落が手に取るようにわかる。お寺に人が集まって鐘を突いている。改築工事でもあったようだ。
P1000211P1000216P1000219


 その後は、さらに一気に越知集落へ。勾配のある土地に、田んぼや家の敷地が段々になっている。
 越知集落からは越知川に沿った名水街道。木造の旅館、今は営業していない雰囲気の散髪屋などレトロな雰囲気。真新しい白木のバス待合室が目をひく。
P1000222P1000220P1000224


 この先もずっと下り基調。県道から自転車道へ。自転車道といっても専用に整備されたものではなく、県道に沿った農道をつないだものだ。県道よりも川の流れに近く気持ちがよい。また、賽の神という大きな岩の露頭の下を通ったり、小さな橋を渡って神社の境内を通ったりという変化もある。
P1000225P1000230P1000233


 根宇野(みよの)集落では、鯉のぼりの大群が見られることがある。6月上旬でもまだ残っている年もあったのだが、今年はすでに片づけられているようだ。ちなみに、グリーンエコー笠形からずっと続いている鯉のぼりの大群だそうだ。
 根宇野辺りから谷は開け、広い麦畑の中を行く。黄金の麦秋だ。
 今日は越知川の谷までクルマを乗り入れたので、もうトラックの多い国道を走らなくてよい。下り基調のままゴールインだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011/06/06

梅雨の晴れ間は五月晴れ(さつきばれ)

 5月下旬はよく雨が降ったが、6月に入ってからは天気のいい日の割合が多くなってきた。
 今日、6日も快晴。五月晴れだ。
P1000178


 ところで、五月晴れの「五月(さつき)」とは、旧暦の五月。今年2011年の6月6日は、旧暦で言うと5月5日。紛れもない五月晴れである。
 やや湿度は高いものの、風が気持ちいい。特に海沿いは爽やか。
 この時期の梅雨の晴れ間は、梅雨前線の北側の高気圧に覆われるので快適なのだ。それでいて、太陽は1年で最も高い位置に来る時期にかかっているので空は果てしなく明るい。
 こんな日には、2輪で通勤をしたいところだが、先日の台風による大雨での道路の通行止めや、天橋立の松並木の薬剤散布による通行規制(どうやらこの日は影響なかったようだが)などが重なって、クルマで家を出てしまった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ランドナーで扇ノ山

 スキーで最後に滑ってから10日後、今度は自転車での登山に挑む。6月4日13時、上山高原経由で「水とのふれあい広場」に到着。5台ほどクルマが止まっている。ほとんどが、姫路か鳥取の地元ナンバー。
 クルマから、自転車を下ろす。今日の自転車はランドナー。フラットハンドルとブロックタイヤで、ダート使用だ。フロントのみではあるがサスペンションのついたMTBは使わず、自分の体で路面の衝撃を吸収しながらの山岳サイクリングを楽しむのも一興。扇ノ山の登山道は最適。
P1000141


 過去にMTBできたことは数え切れないほどあるが、ランドナーは去年の晩秋に続いて2度目。雨上がりで、滑る木の根っこと、ぬかるみに苦労して、余り乗車率は高くなかった。しまった今日もぬかるみがありそうだ。5月にはたくさん雨が降ったからなあ。それに、雪解けからまだ余り経っていない。ぬかるみにあわせて、完全防水の靴を持ってくるべきだった。仕方なく、自転車のビンディング対応の靴を履く。どうせ登山道ではビンディングをはめることはないのに。

  鳥取県鳥取市国府町河合谷登山口[1054]13:11 -
  13:18兵庫県新温泉町小ヅッコ登山口[1078] - 14:37大ヅッコ[1282] -
  15:12扇ノ山山頂[1311]15:21 - 15:52大ヅッコ - 16:33河合谷登山口

 「水とのふれあい広場」の目と鼻の先が河合谷の登山口だが、自転車利用時は少し舗装路を走って小ヅッコ登山口へ。クルマで走ってきた上山高原へ少し戻る形だ。途中、鳥取兵庫の県境を越える。
P1000144


 小ヅッコ登山口にも、やはり5台ほどクルマが止まっている。梅雨の晴れ間と休日とが重なった、絶好の日だ。そういえば上山高原にもたくさんのクルマが止まっていた。そちらは山菜が目当てのようだ。
 さて、登山道へ。ひと月前は雪原だったブナ林にも、葉が生い茂り、雪の下に寝ていたチシマザサも起きあがってうっそうとした雰囲気。
 自転車を押して登っていくと、どんどん人々が下山してくる。そのうちの半分の人は自転車に興味津々。「どこまで行くのか」「下りは乗れるのか」など、いろいろと質問を浴びる。
 幸い、ぬかるみはあったが、6月に入ってからは余り降っていないせいか、かなりましだった。靴の内部まで泥んこになることはなかった。
P1000159P1000153P1000160


 10日前にはスキーをした大ヅッコの北斜面は、今や身の丈よりも背が高い笹のジャングル。雪など全くない。かろうじて、山頂の北斜面にわずかな残雪を見た。
P1000151P1000156P1000161


 途中で食事をして、さらにチシマザサのタケノコ(スズコ、スズノコ、スズタケ)を採りながら、2時間弱で山頂到着。すでに多くの人は下山してしまい、山頂にいたのは一人だけ。自転車について「どのくらいの時間をかけて登ってきたのか」「押したり担いだりしたのか」などと質問して、姫路登山口の方へ下っていった。
 霞が深くて、隣の氷ノ山すらぼんやりとしか見えない。
P1000165P1000166P1000168


 さて下りは、当然サスペンションのついたMTBほどの乗車率は出せない。階段になっている山頂直下を押して下り、大ヅッコへの登り返しを越えてまた階段を押して下り、さらに急なところや木の根が浮いたところも押す。前半の乗車率は、体感としては10パーセントくらい。
 勾配が落ち着いてきたらようやく乗車率が上がる。ぬかるみ、木の根、急な下りに時折阻まれるが、だんだん調子もあがって自転車を降りずにクリアできるようになってくる。昨年の秋よりは楽しめる感じだ。
 しかし、小ヅッコを越え、登りで経由した小ヅッコ小屋方面の分岐をすぎ、河合谷登山口へ向かうと木の根が激しく浮いて徐々に乗車率が下がる。最後は自転車を担いで階段を下りて車道に出る。クルマは、見事に最後の1台だけだった。
P1000171P1000173

 翌日、チシマザサのタケノコを食す。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

5月の台風

 タイトルを、「春なのに台風ですか」にしようと思ったけど、もうしつこいので止めた。それに、ついつい更新をさぼっているうちに季節が変わってしまったし。
 5月29日は、日曜だが舞鶴で仕事。午後には大雨洪水の警報が出て帰り道は、道路の冠水しているところもあった。由良川は、大雨による増水。河口から10数kmは高低差がほとんどなく、普段はほとんど流れのない区間(満潮時は海水があがってくる)なのだが、この日は濁流。それに加えて海からのうねりが遡ってきて川面は複雑な動きをしている。
P1000106P1000110

 30日朝になっても、警報は解除されず。道路はあちこちで冠水や土砂崩れによる通行止め。午後になって雨は弱まり、警報は解除となった。
 6月1日の火曜も雨で、冠水は数日続いたし、土砂崩れ等による道路の傷みは復旧までにしばらくかかる。下の写真は、5月31日。
P1000129


 また、台風一過、日本海側は北西の風となり、冬場の時雨模様。気温も下がって夜は暖房を使う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年5月 | トップページ | 2011年8月 »