スキーで海を渡る
2月5日夕刻、大江山から下山してからのお話。日が長くなってきて、日没まではまだ間があるのでもうひと遊び。宮津市街を経由して天橋立へ。駅のある文殊側でなく、対岸の府中側なので、阿蘇海をぐるりと回り込まなければならない。クルマも多くて、大江山の麓から1時間近くかかった。
クルマを止めてスキーを下ろす。KARUHUのPAVOというハーフキャンバーのステップソール板。これに、合成皮革のブーツという、クロスカントリースキーに近いセッティング。
天橋立の松並木の、人やレンタサイクルが通る道はすっかり雪がなくなっているが、その脇の砂浜にはまだ雪が残っている。そこを歩いて日本三景天橋立を渡ろうというのだ。
夕暮れが近づいてさすがに観光客は疎らだが、散歩やジョギングをする地元の人の姿もある。スキー板を担いでくる間から歩く私の姿は、彼らの目にはずいぶん異彩を放って見えていることだろう。
さて、砂浜の雪原を歩く。以前はこの板とブーツでいろいろと歩き回ったし、大江山の鳩ヶ峰にも登った。でも、ひたすら平坦なので余り楽しくない。たまに雪が切れていてサンドスキー。橋立の中央部で100m以上雪が切れていたので、阿蘇海横断は諦めてここで引き返す。復路は往路のトレースを利用できるのでだいぶ楽だった。
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