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2011/02/27

すっかり雪解け

 少し日が経ってしまったが、先週のお話。23,24日は気温が上がった。近畿北部では23日は軒並み17度台の最高気温。24日はさらにあがって18度台のところが多いが、豊岡に至っては19.8度。
 これで平野部の雪はすっかり溶けてしまった。写真は家の周りの畑。左が23日夕方で、右は25日の朝。あんなに多く積もっていたのに…。除雪車で固められた塊まで一気に溶けた。
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 というわけで、25日は自転車で通勤。念のために泥よけ付きのランドナーを使ったが、路面は完全にドライ。
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2011/02/25

丹波の展望林道「奥ノ谷線」

 兵庫県丹波市市島町の県道598号線の戸平峠から舞鶴自動車道沿い辺りを自転車走ったとき、小高い山の稜線付近に林道を見つけた。もう1年2ヶ月も前のことだが、土地勘がないエリアなので2度の下見を踏まえて、やっと訪れることができた。

兵庫県丹波市市島町戸平「林道奥ノ谷線」入り口[164]15:19 - 16:01林道最上部[361]16:14 - 16:24林道入り口
3.9km ランドナー改パスハンター(フラットハンドル・ブロックタイヤ)

 2月24日、午後半日の空きを利用。福知山でラーメンを食べて、14時過ぎに兵庫県丹波市市島町。林道入り口の戸平(とべら)に着いたらすでに15時。この日の最高気温は20度近くまで上がる、まるで春のような陽気。自転車に乗りたい気分。まだまだ丹後では山間部には雪が残る。平野部ならばほぼ雪はないが、所々路肩に雪が積み上げられたままのところがある。そういうところでは雪解け水で路面が濡れているので、クルマの跳ねを浴びなければならず、それは嫌だ。そう思って南に走ってきたが、暖かい雨がぱらつく。今日は南ほど雨が降りやすい。まあ、ごく弱い通り雨程度なので気にしない。県道の道は狭く、集落の中にも駐車スペースはないので、クルマで林道を少し入ったところにちょっとしたスペースを見つけて駐車。近くにはわずかに残雪が見られる。
 自転車は、ランドナー。雪や雪解け水で濡れていることも想定して泥よけ付き(しかし林道は全行程ドライだった)。ダートのダブルトラックを想定してブロックタイヤ。
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 走り出せばいきなり急登。それも大変な勾配。轍や水で掘れた溝を埋めるためと思われる砂利がしかれているが、まだ新しく締まっていないのでスリップしがち。写真撮影で停まったら、走り出せない。勾配が緩んだところで乗車するが、路面を斜めに横切る排水溝が次々と現れる。角が立っているので徐行をしようとすると、止まってしまい発進できない。結局、押して登る。何とか稜線に出ると勾配が落ち着くが、660mの距離で標高差100mも登った。なんと平均勾配15パーセントである。稜線では乗車できる区間もあるが、排水溝の波状攻撃で押しが中心となった。
 そしていよいよ展望区間。足下の神池。丹波市街。高谷山の右に粟鹿山ものぞく。妙見山などの但馬中央山脈も見えるようだが、雲に覆われている。
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 しっかりした林道はそこまでだが、細く路面が荒れながらも道はまだ続いていた。ダブルトラックには狭くシングルトラックというには広い。1.5トラックという感じ。どこに続くのか気になるので入ってみる。よく見ると、オフロードバイクのものと思われる轍が残っていた。その道はやがて府県境の尾根をかすめたあと急激に下り始めた。おそらく神池集落へと降りるようだ。
 だいたい様子が分かったので戻る。神池に下って集会するのも面白いかも知れないが、勾配と路面の荒れ方はランドナーにはきついかも知れない。MTBでくるか、逆コースの方がよいだろう。
 勾配のきつさと路面のゆるみに排水溝のため下りはあまりとばせなかった。暖かくて、ウィンドブレーカーは着ずにシャツのまま、グローブは指切りで問題ない。往復4kmと短いが展望がよかった。でも、周回コースの方が良かったかな。

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大江山連峰鍋塚からの滑降コース

 1994年暮れにアルペン山スキーを入手してから17回目の冬。1996年、2000年、2006年に続く雪に恵まれたビッグシーズンとなった。1996年は、スキー登山が冬場の活動として定着し、1月下旬から2月中旬にかけて大江山連峰に通った。2000年は、春から初夏にかけて、氷ノ山、扇ノ山、大山と中国山地へと進出した。2006年には、テレマークスキーによる登山を本格化し丹後の碇高原や但馬の神鍋高原のスキー場跡、そして奥越、信越地域への遠征など飛躍的に活動日数が増した。
 そして、2011年年明けから既にスキー登山可能な積雪。地元の大江山連峰に15年ぶりに通うこととなった。連峰の主だった4座の内、特にスキーに適した鳩ヶ峰または鍋塚はほぼ毎年滑っている。唯一とぎれたのが、寡雪の1998年だ。今年は、1996年以来、鍋塚、鳩ヶ峰、千丈ヶ嶽、赤石ヶ岳のすべてに登頂。まだ自然の雪を滑ることに慣れていなかった15年前と違って、十分に滑りを楽しんだ。
 長く大江山に通っているが、たどっているのは誰でも知っている一般コースばかり。唯一の例外、鳩ヶ峰の東斜面から東尾根に滑り込むルートは、積雪期ならではのものだが、他人の記録をまねたものであり自分で開拓したわけではない。自分で新たなコースを開拓したい。常々そう思っていた。

京都府福知山市大江町仏生寺千丈ヶ原[442]11:58 - 13:42[624] - 14:38鳩ヶ峰[749]14:45 - 15:06鞍部[644] - 16:01鍋塚[761]16:15 - 16:28鍋塚東尾根途中[686]16:44 - 16:57鍋塚17:03 - 17:14標高711P - 17:50千丈ヶ原
9.2km テレマークスキー

 2月22日、午後の空きを利用。誰もいない千丈ヶ原にクルマを止める。除雪が300m程先へ進んでいるので、そこまでクルマを入れ道路脇の雪をよけて駐車。シールを貼って歩き出す。春のような陽気。暖かいので上半身はアウターを着ていない。これで、1月8日以来、今シーズン6度目の大江山連峰入山だ。その冬一番の寒波が通り過ぎた直後数日しかチャンスがない年も多い中、1月半を越える大江山にしては長いスキーシーズンだった。
 鳩ヶ峰はまだ真っ白だ。ラッセルはなく、それでも高温と日差しで表面が緩んだ雪。鍋塚林道を歩く足取りは順調だ。土日のものと思われる、スノーシューやスキーのトレースが賑やか。一部水の流れによって路面が露出しているが、雪は繋がっておりスキーのまま歩ける。左手の鳩ヶ峰東尾根には、先週私が付けたスキーのシュプールが残っている。
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 日曜の若狭三十三間山で外れかけた右のビンディングだが、インサートホール化での復活は問題ないようだ。
 さて、いつものショートカット区間を越えて、ヘアピンカーブあと二つで避難小屋のある縦走路鞍部というところで枝道の林道にはいる。先週落としたサングラスの捜索に向かうのだ。林道は標高600mの等高線に沿って鳩ヶ峰の山腹を横断している。おそらく鳩ヶ峰の東斜面から東尾根にかかるところの植林で転倒したときに落としたのではないかと推測する。あれ以降新たな降雪はないので意外に簡単に見つかるのではないかと軽く考えている。左手に見える鳩ヶ峰東尾根が近づく。右上にはおいしそうな斜面が見られる。ただし、アプローチが問題だ。林道は一ヶ所雪が切れていた。
 東尾根の付け根に到着。尾根と反対側の鳩ヶ峰の斜面にとりつく。一週間前に自分が付けたトレースがまだ残っている。一般の登山コースではないから、他にここを通る人はほとんどいない。しかし、サングラスは見つからない。転倒した跡の周辺をよく探しても見つからない。自分のシュプールをたどってどんどん登る。植林が切れて、非常にまばらに松がはえている斜面へ登った。この上では転倒していない。下に戻るか。ならばシールをはずした方がいいか。でもまたその後に登りがある。面倒になって、サングラスのことがどうでも良くなってきた。そのまま縦走路へ向けてトラバース。縦走路に出会うと、そこは鳩ヶ峰の頂上までわずか。なら登頂してしまえ。麓の野田川流域の平野はこの一週間ですっかり雪が解けて、茶色い田んぼが丸見え。
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 鳩ヶ峰の山頂でシールをはずして滑走。雪はやや悪いが、広い緩斜面は快適。
 避難小屋のある鞍部を経て、再び鍋塚へ向けてシール登行。標高711mピークを越えると、鍋塚の姿が見える。こちらも一週間で地肌が露出。
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 鍋塚の頂上でシールをはずす。さあ、ここからが本題。今まで滑ったことも記録を見たこともないコースへ滑り込もう。地図によって目を付けていたのは、鍋塚山頂から東にのびる尾根。尾根の先の伐採斜面の真っ白な雪面を滑って、大江山の家の裏手に降りる予定だ。伐採斜面は南向きのため、今日を逃すともう滑れなくなりそうだ。クルマを止めた千丈ヶ原よりもずいぶん下に降りてしまうため、自転車を配置してきている。
 鍋塚から東尾根は緩やかで広々とた松と落葉樹の疎林である。いつも斜度のある南斜面を登って滑っているため、こんな空間があったことに驚きである。残念なのは、こちらにもうっすらとスキーのシュプールが残っていて、私が初めて足を踏み入れるというわけではないことだ。日が傾きややクラストしているが、広いのでターンは十分快適。
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 しかしその快適空間もつかの間。尾根が細くなり、木々の密度が増してきた。やや滑りにくくなったが、まだいける。しかしその先で急激に勾配が増す。しかも、細い落葉樹が濃く茂っている。その向こうに伐採斜面が白く見えて、さほどの距離はない。全く下れないということはないだろうが、楽しくはない。撤退を決める。
 再びシールを貼って鍋塚へ戻る。標高差は80mほどだ。
 鍋塚南斜面を雪の残っているところを選んで滑る。そして滑降コース第2案。711Pの南東尾根だ。ただこちらは一般登山コースであるため、カンジキの踏み跡がある。いつも縦走ばかりしていたので、こちらのコースにはほとんど目を向けていなかったが、ずいぶん緩やかで歩きやすそうな尾根だ。スキーでターンをするに十分な幅もある。登山コースは時折ジグザグで高度を下げさらに尾根を行く。途中で踏み跡が分岐し、一つはそのまま尾根を行き、もう一つは鍋塚林道の方へとのびている。できるだけ林道を使わずに下山したいので、尾根を行く方を選択。
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 そのまま尾根を行くと勾配もなくなりほとんど歩きの区間となり、最後は急な下りで千丈ヶ原よりも下に降りてしまう。どこかで尾根をはずして千丈ヶ原へ下ってみようというのが、私のもくろみだ。
 分岐から少し行くと、右手が緩い谷状の斜面となった。間伐されてまばらな植林。いかにも滑りやすそう。しかも、位置関係も千丈ヶ原に降りるのにちょうど良さそうだ。迷わずドロップ。
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 ザラメが程良く緩んだ雪は、柔らかくとても快適。すばらしい。しかもノートラック。そして、標高差で50mあまり下ったところで、千丈ヶ原から鍋塚林道途中に出る登山道に出会う。予想通りしっかりとした踏み跡が付いて迷うことはない。まんまともくろみ通りだ。後はこれに沿って下れば、千丈ヶ原にドンピシャだ。
 しかし、ここからが意外と苦戦。雪の切れ目があるがそれくらいはいい。この登山道は植林地帯に付けられている。作業がしやすいように斜面には段差が刻まれたり、はらわれた枝が積み上げられたりしている。それらの上に積もった雪はすっかり薄くなり、無数の落とし穴と化している。今日は一度も転倒せずにそこまで来ていたのに、何度も落とし穴に落ちて転ぶ。下手をすると腰まで埋まってしまう。
 さらに動物をよけるネットが幾重にも立ちふさがる。落とし穴が密集している登山道の周辺を避け、ネットの切れ目を狙って下の斜面に滑り降りてみる。除雪された車道が見えてきた。さらに自分のクルマのルーフが真下に見える。ピンポイントで降りてきた。最後まで落とし穴に落ちながらも、車道に降り立つ。見事に、林道・車道をいっさい使わずに下山することができた。上部と下部の一般登山道を滑りやすい斜面でつないだところがオリジナルだ(普通ならば林道を挟む)。まあ、今までにここを歩いた人はいるだろうが、少なくとも今日その区間に踏み跡はなく、自分で開拓した。
 クルマにスキーを撤収して千丈ヶ原を降り、自転車も回収して帰路に就く。今シーズン、大江山シリーズの掉尾を飾る滑降が完了した。

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2011/02/24

展望スカイライン三十三間山

 この山のことは2006年から気になっていた。その年は雪に恵まれた年だったが、シーズン末期、標高1000mに満たない低山では時既に遅し。その夏には、下見がてらMTBで稜線を縦走してみた。なだらかな稜線には腰ほどの高さの笹が茂り、立木はほとんどない。冬は雪原だろう。
 次の冬は記録的な寡雪。その後も、雪が少ない冬が続き、あっという間に春が訪れる。地元の山なら少ないチャンスをものにすることもできるが、アプローチ100kmの山では様子は分からず、一か八かで行くにも遠い。
 待つこと5年。ビッグシーズンがやってきた。30年ぶりの大雪。低山にも雪はたっぷり。というわけで、計画を実行。

福井県若狭町新道8:20 - 10:10林道終点(植林尾根取付)[438] - 10:41稜線入口[557] - 11:09轆轤(ろくろ)山[659] - 12:17三十三間山[842]12:52 - 13:38稜線入口 - 13:52林道終点(植林尾根取付) - 14:32新道
15.4km テレマークスキー

 小浜ですうさんと合流。家を5時45分に出たら、約束の7時半に5分遅れた。鯖街道熊川宿の隣の集落、若狭町(旧上中町)新道へ。集落奥の神社を越え、林道入り口にクルマを停める。雪はしっかり締まっている。
 8時20分、歩行開始。夏場なら旧三方町の倉見からの登山道が一般的だが、稜線の縦走をする場合には轆轤山の南西の標高369m鞍部へ、北の倉見峠あるいは南の新道からいずれも林道を詰めてたどり着くのがよい。今回は、いつやらの岳人の記事では新道に下山していたので、こちらを選択。
 最初は杉林。雪の上に枯れた細かい枝が落ちて一面茶色。林道に沿ってもう一本立派な道路が併走し、高架となって林道をまたいで砕石場の方へ伸びている。その高架下で雪が切れていた。林道脇の沢は雪解け水が音を立てて流れている。
 いくつかのヘアピンカーブをショートカットしてみる。本当にショートカットが有効なのか、2人で別れてみるが、林道を歩いた方がやや速いようだ。林道は板が走るだけの勾配があるので、下りでは、立木の密度によっては林道を使った方が楽だろう。
 平坦な場所に疎らに木が生えた湿原のような所に行き当たったら、林道は右手の山腹にはい上がる。そして、標高369m鞍部の東側の稜線で途切れた。2時間近い長い林道歩きが終わった。
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 そのまま杉の植林の尾根に取り付く。心配していた藪などはなく、しかもまだ十分な積雪。尾根はやや急登だが、その手前の数本の尾根と比べれば緩やかだし、尾根の幅が広く、杉の木の密度もやや疎らなのでジグザグに登りやすい。
 しかしここでトラブル発生。右のビンディングがぐらついている。ビンディングプレートを板に固定しているビスが緩んでいる。ドライバーを出して締め直す。1本は完全に効いていなくて4本のうち3本は締めると手応えはあった。だめになっている1本には木の枝を詰めて締めなおし、応急処置。いずれにせよ、4本ともだめになるのは時間の問題。とりあえず今日一日持ってくれることを祈る。
 標高差100m余り登って右手からの尾根をあわせた先で勾配が緩くなり、植林から雑木林、そして雪原へと飛び出した。
 真っ白なオープンバーン。標高635mピークが正面にドーンと立ちはだかる。雪が解けて茶色い山肌が露出しているが、その次の轆轤山など白いドーム状のピークが次々と続いている。進んでいけば旧三方町の平野部、小浜線や国道27号線が走る田園地帯を左手に見下ろす。まだ田んぼは白い。奥は三方五湖と梅丈岳。さらに左(西)には久須夜ヶ岳と小浜湾。その向こうには青葉山や丹後半島も見えるはずなのだが、曇天で遠くは霞んでわからない。右手には三重岳と武奈ヶ岳が大きい。
 曇天ではあるが、時折薄日が射し、そして無風。雪のことなどトータルで考えると晴天よりよい条件かも知れない。
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 新道からずっと前日のものと思われるカンジキやスキーのトレースが続いているが、ここに来て往復したものと思われるスキーのトレースがやけにはっきりしている。まさか我々よりも先にきて下りた今日のものと言うことはないだろうな、と話しながら歩く。
 雪稜というには広く、雪原というには狭いその彼方に見えていた山頂も近づいてきた。倉見からの夏道が合わさるとトレースはより賑やかになる。山頂手前ですれ違ったカンジキの男性から加賀白山が見えると聞いて俄然テンションが上がる。
 山頂にたどり着くと前方に白く大きな加賀白山。手前の野坂岳を挟んで左にも白い峰が連なる。後で確認すると大日岳や浄法寺山のようだ。
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 しばし休憩。写真撮影の後、行動食を摂る。風はほとんどないが、寒くなって出発。スキー登山にはお待ちかねの時間だ。いざ滑り出そうという瞬間、スノーシューの単独男性が登ってきた。地元三方の人で倉見から登ってきたそうだ。
 山頂直下からは琵琶湖を確認。雪はザラメで、スキー場ゲレンデのようになめらかで滑りやすい。ターンを重ねると視界の中で絶景が踊る。しばらく滑ったらスノーシューの男女4人連れが登ってきた。我々のテレマークスキーに興味があるようで、滑り方やシール、そしてお値段はいかほどか、など質問された。
 さらに下って新道からの夏道が稜線と合流する辺りで、8人のスキーのパーティが休憩中。年輩の男性ばかりで、ほとんどがアルペン山スキーだがテレマークスキーも見られた。夏道を登って、下りは縦走するそうだ。シールを外して「今日はここまで」とのこと。山頂から加賀白山が見えることを伝えても「もう雲って見えないだろう」という返事。再びシールを貼る程ではないということなんだろう。それにしても、山頂まで後わずか、しかも一番おいしい斜面を目の前にしてストップというのはもったいない気もするが、メンバーの体力を考えてのことだと思われる。
 その後はアップダウン。下りではお互いの滑りを動画撮影しながらのんびり行く。それでも下り基調は早くて、大展望の稜線に別れを告げる。その後尾根を間違えないように植林地帯へ突入。間伐のおかげで何とか滑ることができる木々の密度だが、下部に行くとザラメがザクザクに緩んで滑りにくい。加えて、伐採した木の枝が積んでいるところでは雪の下が空洞になっていて、落とし穴と化している。悲鳴ともうめき声ともとれない声を何度も上げながら苦労して林道へ。
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 林道に来れば安心かと思ったら、朝の雪はすっかり緩んでくされ雪。苦労して新道へ戻った。ビンディングは何とか大丈夫だった。
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 熊川宿の道の駅でおみやげを買う。若狭と近江の境界付近に位置するためオバマ大統領や浅井三姉妹などをキャラクターとした土産物が並んでいた。帰路はすうさんのアドバイスにしたがって、小浜西から舞鶴西まで舞鶴若狭自動車道を利用する。国道27号線の信号の数と夕方の舞鶴の混雑を考えるとずいぶん時間短縮にはなったんだろうが、自動車道も対面通行で70kmの制限速度。飛ばし屋ではない私の背後のクルマが車間距離を詰めてくるばかり。
 家に帰ったら、即座に爆弾を抱えた状態のビンディングを外し、板の穴を少し大きくして鬼目ナットを埋め込む。これでインサートホール化完了だ。
 また、後日「岳人」誌2007年1月号に三十三間山のスキー登山の記事を発見。倉見の夏道を登って新道に下りている。ただし、我々の下山コースと若干違って、369鞍部林道終点ではなく、轆轤山から南に続く稜線をいき、古い道を使って林道途中に降り立つというもの。板を外しての藪こぎや渡渉などがあるようだ。369鞍部付近に下りるならば新道からではなく、倉見峠の林道の方が林道が短くて良かったかも知れない。ちなみに、新道から山頂までは7.7km。倉見峠からは6km余り。

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2011/02/23

大江山連峰千丈ヶ嶽と鳩ヶ峰

 今シーズンは、雪が多い。1996年、2000年、2006年に続くビッグシーズンの到来である。例年ならば、スキーができるのは降雪直後の数日限定という低山でも、今シーズンはいつでもこいの状態。
 というわけで丹後の大江山連峰の標高700~800mの峰々も年明けからずっとスキーが可能。連峰を代表する4つの峰の内、鳩ヶ峰、鍋塚、赤石ヶ岳をすでに登頂し、そうなると唯一残る主峰の千丈ヶ嶽にも登りたくなってくる。
 というわけで、2月16日、半日の空きを利用して挑む。

千丈ヶ原[430]12:33 - 14:33鬼嶽稲荷神社[639] - 15:56千丈ヶ嶽[833] - 16:46鳩ヶ峰[743]16:55 - 17:31千丈ヶ原
8.2km テレマークスキー

 平日ということで、千丈ヶ原に停まっている車は1台のみ。スノーシューの単独行のようだ。そのトレースを追って歩き出すが、すぐ先の分岐でトレースは鍋塚林道へ。そのトレースと分かれて鬼嶽稲荷神社へと進む。建国記念の日から3日ほど続いた寒波は思いの外降雪をもたらしていて、靴程度と浅いが重いラッセル。一ヶ所だけショートカットできるカーブがあるが、あとは延々と林道を歩く。日当たりの良いところでは雪の粘着性が強く、板に張り付いて重い。たまりかねてシールワックスを掛けるが、雪はシールに張り付いているのではなくスキーのトップとテールに帽子をかぶせたようになっている。言い換えたらスキーがマッチ棒のようだ。スキーを前に出してもトップは潜って行くばかり。重い雪をはねのけて進まねばならない。
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 どうにか鬼嶽稲荷神社に到着。雪の季節には15年ぶりのコース、そしてそのときは反対方向だったため、懐かしさと新鮮さとが入り交じった風景だ。この林道には2月の初めに神社の手前まで一度除雪が入っているようだ。
 雪に埋もれた鬼嶽稲荷神社には、こぢんまりした祠の他に、水場やらトイレやら4つ5つの建物がある。雲海を見下ろす名所な場所だけに、展望の聞く大きな窓のある休憩所もある。
 さて、神社の裏手の急登にとりつく。15年前には無かった遊歩道をたどる。雪に埋もれているが、その上は比較的平らである。しかし、手すりが雪の重みで倒れかけている。
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 急登を越えると杉林。山頂手前はなだらかなブナ林。いい雰囲気だ。そして山頂はなだらかな雪原。雪が多く、山頂を示す指標が埋もれかけている。
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 日は西に傾きかけているので一通り展望(うっすら氷ノ山が見えた)を楽しんだら、鳩ヶ峰に向けて出発。まずは標高差130mの下りだが、シールをはずすかどうか迷ったあげく、付けたまま下る。ブナの疎林に覆われた尾根の下りだが、北斜面に当たるため以外にいい雪。シールを付けたまま下っているのがもったいなかった。
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 杉林の鞍部を越えて、鳩ヶ峰に登り返す。こちらから見上げる鳩ヶ峰は鋭くかっこいい。よく見ると鳩ヶ峰に雪庇が付いている。こんな姿を見るのは5年ぶりだ。山頂には鍋塚側からのびてきたスノーシューのトレースがあった。千丈ヶ原のクルマの主だろう。
 鳩ヶ峰に登ったときにはもうすっかり周囲の山並みは夕景。さあ、一気に下ろう。今日初めてシールをはがして、東斜面にドロップ。軽くクラストしているが、笹のベースに人間の背丈の2倍ほどの杉が非常にまばらに立つ斜面を広く使ってターン。その下の植林帯はいつもは苦労するのだが、日差しと風が遮られて今日はかえって雪質がよい。それでも狭い木々の隙間でターンを躊躇して一度クラッシュ。
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 林道を越えて今度は東尾根で。こちらも快適。一気に千丈ヶ原へ。ちょうど、もうクルマのテールランプが見えた。スノーシュー氏は鳩ヶ峰のピストンだったようだ。単独ラッセルさぞかし大変だっただろう。
 ふと気付くと、サングラスがない。クラッシュしたときにはずれたのだろうか。また広いにこなくては。

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2011/02/15

ホワイト氷ノ山三ノ丸

 3連休の最終日、雪の時期には登ったことがない若狭の山を狙っていたが、天気が悪そう。西の方が若干天気の回復が早いと言うことで若狭から若桜に変更。氷ノ山だ。
 8時過ぎに、養父で待ち合わせたすうさんのクルマに乗せてもらって、若桜氷ノ山を目指す。今日は久しぶりの雪道。養父の辺りは雪が少なかったが、養父市大屋町にはいると再び雪道。宍粟市波賀町との境の県道若杉峠を越えてすぐの反対車線で10台以上の車が渋滞。峠まで100mを残して登れないクルマが道をふさいでいるのだ。何台かは峠を越えてすぐの若杉高原おおやスキー場へ行くクルマのようで、スキーやスノボを積んでいた。いらついた表情のドライバーを見ながら、慎重に通過。何せ先を急ぎたいクルマがこちらの車線に飛び出そうと迫っているのだ。
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 ばんしゅう戸倉スキー場の前を抜け、R29号線戸倉峠を越え鳥取県へ。なお戸倉峠と若桜氷ノ山への上り坂は、消雪のための流水で上れないクルマはいない。ただし走りにくい。
 わかさ氷ノ山スキー場のゲレンデから一番離れた無料駐車場にクルマを停めて、出発準備を整える。10時半にスキーパトロールに登山届を提出。3分ほど並んでリフト乗車。標高770m。リフト2本を乗り継いで標高1195mのゲレンデトップへ。
 雪は小降りで風は弱い。スキー場はゲレンデトップまでクリアな視界。やはり西から天気は回復しているようだ。でも、これまでの経験から言って、三ノ丸や氷ノ山山頂のガスは一日中とれないだろう。
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 板を背負ってつぼ足で樹林帯の急坂に取り付く。よく歩かれているルートなので根雪はしっかりと踏み固められているが、新雪が30~50cmくらい積もっている。本日のトレースはあるが、体重の重い私は何度も踏み抜いて苦戦。ブナ林手前の痩せ尾根にはいつも雪庇ができるが、雪庇伸したに雪が吹き溜まっていて、雪庇と気付きにくい。そのせいか今日のトレースは雪庇寄りについている。それ以上寄ると危ないぎりぎりのところだ。
 そこを越えたら板を付けてシール歩行開始。雪が深いので早めの切り替えだ。狭い急登を越えるとブナ林に入りシール歩行が快適となる。樹氷の中を行く。
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 樹氷の根本で単独のスノーシューの男性が休憩中。ブナ林の先端(すぐ先だが)まで行って、ホワイトアウトで引き返してきたとのこと。賢明な判断だ。
 氷ノ山は、標高の割に遭難の多い山と言われている。そしてその多くが道迷いで、それもこの三ノ丸周辺の広い雪原が多発地帯。場所と気象の条件がそろっている今日は、非常に危険度が高いのだ。冷静な判断が必要だ。
 ブナ林を抜けると、文字どおりのホワイトアウト。兵庫鳥取県境の主稜線を行く。GPSレシーバーと、かすかに見える鳥取県側の勾配の急な谷を目印に歩く。うっすらとスキーのトレースがあるが、何度も雪が降っているので何度も見失い、当てにはできない。
 頼りのGPSレシーバーは、2人で2台体制。予備電池も必携だ。何度もこの稜線で使っていて、感度は信頼できる。それでも時折すぐ先でも見えないような目隠しの霧。足下は風により雪に段差ができているが、直前まで気付かない。先行トレースは落ちたリスキートップを突っ込んだりしている。時折吹き溜まりで膝程度のラッセルとなる。
 東面の目標は三ノ丸の避難小屋。もし、小屋が見つけられないようなら、その先のルートファインディングは不可能と判断し、撤退することにする。
 が、どうにか小屋にたどり着いて中に入って休憩。
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 行動食を食べて再出発。三ノ丸のピークで普通ならシールを外すが、今日はそのままシール歩行。一歩一歩慎重に歩かないと危険だし、どうせ勾配もわからない濃霧だから滑っても楽しくない。
 スキーの先行トレースが、心なしかはっきりとしているようだ(実は、我々が小屋で休憩している最中に別のパーティが追い越していったことが後でわかる)。そのトレースとGPSレシーバーを見ながら、三ノ丸から山頂へ向けて主稜線を歩く。
 三ノ丸から数えて3つ目のピーク(ワサビ谷の頭)で、主稜線をはずれて支尾根(東尾根)方向へ少し行ってしまった。先行トレースも同じように進んで引き返していたが、我々はもう少し先まで進んでしまった。谷の樹林の様子とGPSレシーバーを見て軌道修正。危ないところだった。
 主稜線に戻るが、足下の段差を回避してもう一度方向を見失う。今度はすうさんが間違いを指摘してくれた。やはり、単独行でない方がかなり危険回避に有効だ。
 どうにかワサビ谷の滑降ポイントに到着。ワサビ谷がスキー場に戻れるコースだが、三ノ丸よりの谷や主稜線の反対側の谷を滑り降りてしまう遭難例がある。滝や岩場に行き当たったりスキー場に戻れなかったりする。GPSレシーバーに登録したポイントと地形や樹林の様子を見て、間違いないと判断。シールを剥がす。先行トレースも、ここを滑り降りている。
 滑降を開始すると、膝上から腰下の深雪。これは楽しい。すうさんは、テレマーク2シーズン目とは思えないテレマークターンを決めている。
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 ただし、浮かれてばかりはいられない。道迷いの危険がなくなったら、次は雪崩の危険に注意しないといけない。気温が低く根雪は締まっているので、可能性は表層雪崩だろう。これまでの経験から、この谷の雪崩は法面からのものがほとんどなので、刺激しないようできるだけ沢芯付近を行く。大量の降雪の後の気温の高いときにはデブリも見られ、5年前には大きなブロックも見られたが、今日はそれは見えない。また、降雪直後に見られる点発生の小規模な表層雪崩も今日はなかった。
 さて、深雪の浮遊感を楽しみながら下る。転けたら雪が舞い上がる。息ができない。
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 大分下ったところで、テレマーカーとスノーボーダーのカップルが休憩中。先行トレースの主。我々が小屋にいたときに追い越したそうだ。聞いてみるとやはりGPSレシーバーを持っているとのこと。
 ずっと深雪のままで最後の植林帯へ突入。その中も深雪で、スキー場のゲレンデをつなぐ連絡コースにでるまでずっとふわふわだった。最後はゲレンデ滑走。
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 14時45分、パトロールに帰還報告をして全行程終了。遭難の危険と裏腹、緊張感のある山行きではあったが、深雪に関しては当たりだった。安全地帯まで戻って、楽しさがこみ上げてくる。バレンタインデーの前日は、ホワイトデーだった。

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2011/02/12

大江山連峰赤石ヶ岳と双峰で滑りと樹氷を堪能

 今日から三連休。職場の仲間と一泊二日のゲレンデスキーを楽しむ予定だったが、中止となってしまった。雪の予報もでたが、日本海側の降雪のピークは連休の真ん中12日。11日、起きてみたら曇りで、夜の内に降った雪でうっすらと白くなっている。太平洋側は積雪のようだ。10時半に家を出る。
 目的地は大江山連峰。先週は連峰の北部を滑ったが、今日は南部の赤石ヶ岳に西の与謝野町(旧加悦町)から入山。近づくに連れ、ピラミダルな山容の赤石ヶ岳が正面にどーんと見えてくる。立木にうっすらと新雪が積もっているようだ。
 与謝峠の麓から「大江山憩いの広場」方面に。山河集落の奥のアマゴ茶屋を越えると除雪の最終地点。そこに駐車。
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 準備を整え、11時50分出発。標高290m。古い雪の上に薄く新雪が積もった車道にはうっすらとスキーの跡がある。新雪の下の雪は程々に締まっていて、ラッセルの苦労はない。順調に登れそうだ。
 しかし車道歩きはつまらない。だから、「憩いの広場まで2km」の看板を過ぎてから2回ショートカットを試みる。初めは植林の中。二つ目は植林から細かい木の密生した藪へ。それなりに大変だったが、車道歩きと違ってルート選びなどで気が紛れる。車道に戻ったら、「憩いの広場まで0.5km」の看板。
 13時5分、「憩いの広場」。標高490m。ここは、大江山連峰の主峰である千丈ヶ嶽とピラミダルな赤石ヶ岳の大きな鞍部を少し北側に下ったところにあり、双峰公園とも呼ばれている。ロッジや研修所や入浴施設(温泉ではない)などがあるが、降雪期は誰もいない。また、前述の鞍部は、山河峠(サンゴトウゲ)と呼ばれ、かつては丹後と丹波の国を結ぶルートがあったそうだ。憩いの広場から山河峠に至るなだらかな斜面には立木がほとんどなくかつてはスキー場とされていた。ただし、リフトなどの施設はない古い時代のスキー場である。
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 13時15分、山河峠。標高530m。疎らに立つ細い木には小さく樹氷が着いている。曇天ながら、先週の鍋塚、鳩ヶ峰の時よりは空気が澄んで、依遅ヶ尾山などの丹後の山はよく見えている。足下の加悦谷(野田川流域の平野)は、田んぼこそ白さを保っているが家々の屋根は黒い。一週間で、家の屋根の雪は消えてしまったようだ。確かに丹後半島よりも雪は少な目であるとアプローチの時に感じた。また、南に目を転じると大分遠くの山まで見えているようだ。
 赤石ヶ岳の斜面に取り付く。全山藪だが、ピラミッドの稜線の一つ、山河峠からの夏道沿いには立木がほとんどない。滑るならここだ。ところが、山名の通り赤い色をした岩がごろごろしている。これがすっかり隠れるくらいの雪が積もらないとこの山を滑ることができないのだ。つまり、この冬のように大雪の年でないと無理な山なのだ。
 ちなみに、前回の積雪期の登頂は15年前の1996年。スキー登山を始めたばかりの頃だ。あのときはアルペン、今はテレマークだ。15年前には、このコースから入山する人も結構見られ、カンジキで千丈ヶ嶽を目指すパーティや、テレマークスキーで赤石を目指す同士もいた。
 また、5年前の大雪の年にもここを訪れたのだが、その日は車道のラッセルにめげて、赤石登頂はそうそうにあきらめて双峰周辺で滑りを楽しんだ。車道に戻り下山を始めるとテレマークスキーの親子連れがいて、双峰までの車道のみをピストンだと言っていた。
 さて、本日の話に戻る。車道で見られたスキーのトレースは、登るに連れて昨夜の新雪の層が厚くなって確認しにくくなり、憩いの広場ではすっかり見えなくなった。山河峠は風のためか新雪は薄いが、スキーの跡は見られない。やはり車道のみだったのだろうか。
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 登るにしたがって斜度がきつくなってくる。たまに赤い岩が顔をのぞかせている。バランスを崩してストックをついたらそのままストックのすべて、そして腕まで雪に突き刺さって転倒。岩の下側は空洞になっている。ストックだけでなく、そこに足をついたら落とし穴だ。
 山頂が近づくと斜度が緩み、細かい木が密生する藪となる。この斜度の変わり目が、下から見たら偽の山頂で、そこから本物の山頂までが結構長い。15年前のテレマークスキーヤーは、用事があるからといって偽の山頂までで下山していった。
 14時20分、樹氷に包まれた赤石ヶ岳山頂到着。標高736m。15年ぶりの登頂だ。千丈ヶ嶽はいつしかうっすらと霧に覆われた。
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 山頂部を散策。西側の与謝峠側の斜面はオープンバーンとなっていて滑り降りたくなってしまう。雪面に顔を出した表示板には「パラグライダーテイクオフ」とあった。スキーもテイクオフしたい。またこちら側の木々は、季節風の当たりが強いのか樹氷が大きい。この山域では、かつてないくらいに立派な物だ。
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 14時35分、滑降開始。最初の関門、藪を越える。苦労しながら、ようやく藪を抜けて偽の山頂へ。お楽しみはこれからだ。根雪はクサレ気味だが、表面の新雪がタッチを柔らかく軽くしてくれている。下るにしたがって、根雪が程良く締まってきて楽しさが増していく。しまいには夢心地になって山河峠に降り立つ。15時5分。
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 さあここで終わったらもったいない。赤石ヶ岳からの下りで正面に見えていた雪原を滑ろう。千丈ヶ嶽の手前の標高600mピークは、笹とススキに覆われているので、雪が積もると真っ白な雪原になる。シールを着けて、標高差70m程を登る。
 600mピークからは、赤石ヶ岳に着けたスキーのシュプールがよく見える。さあ、シールを外して最後の滑りだ。こちらの斜面はあまりにも爽快。雪も程良く、テレマークターンができる。それまではごまかしのアルペンターンだったのだ。途中からは山河峠でなく憩いの広場を目指してやや急斜面となる。ああ楽しい。大満足だ。
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 車道に戻るといきなり退屈。藪々のショートカットはあきらめ車道を行くが、登りのトレースがないので下りも歩きだ。さすがにこれはおもしろくないので、下の段の植林のショートカットは敢行。山河峠付近と比べて雪があまりにも悪いが、それでも何とか滑れる。車道よりはましだ。
 ショートカットを無事に終えて車道に戻り、16時15分クルマに戻る。
 思いの外、雪がよくて滑りを楽しむことができた。大雪予報の明日は家で過ごす予定だが、明後日も山に行けたらいいな。

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2011/02/11

冬の動画いろいろ(前編)

 昨年末に入手したカメラで撮影した動画の数々。
■まずは、スキー登山の滑降シーン。丹後の大江山連峰。



■もう一つスキー登山。播州峰山高原。


■次は自転車で、日本三景天橋立。ハンドルカメラは揺れがひどい。酔いやすい方は注意。


■最後に、スキー場でテレマークスキーのフォームチェック。上手く滑れていないのがよくわかる。




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2011/02/08

小径車1年、丹後の海岸をポタリング

 路面の雪はすっかりなくなり、朝でなければ凍結の心配もないので、6日の遅い午後、スーパーカブと折り畳み自転車のコンビで出動。久々の揃い踏みを写真に収めて、小さな峠を二つ越えて海岸に出る。海岸には雪がほとんどない。帰りは大家の川沿いを南下。海沿いからのトンネルを越えると、そこは雪国。歩道が雪に埋もれていた。
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 40分、12kmほど自転車で走った。路面に雪はなくても路肩には雪が残り、雪解け水で路面が濡れている。泥よけの着いた自転車がいいし、またクルマの跳ねを浴びるのも嫌だ。このコースは交通量が少ないが、たまに通るので、クルマの気配を感じると上手にスピードを調整して乾いた路面の区間ですれ違ったり追い越されたりするようにしてしのいだ。
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 思い起こせば、折り畳み小径車が私の元に届いたのが、昨年の2月7日。ということは、今日が365日目。初乗りは昨年2月14日で、奇しくも今日と全く同じコース。そこからの走行距離は1300kmを越えている。天橋立を何十往復したことだろう。初乗りの時のトランスポーターはクルマだったが、今やスーパーカブの荷台が定位置。そのコンビで、海を渡って北海道上陸。遙か北の果て利尻島も走った。

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2011/02/07

スキーで海を渡る

 2月5日夕刻、大江山から下山してからのお話。日が長くなってきて、日没まではまだ間があるのでもうひと遊び。宮津市街を経由して天橋立へ。駅のある文殊側でなく、対岸の府中側なので、阿蘇海をぐるりと回り込まなければならない。クルマも多くて、大江山の麓から1時間近くかかった。
 クルマを止めてスキーを下ろす。KARUHUのPAVOというハーフキャンバーのステップソール板。これに、合成皮革のブーツという、クロスカントリースキーに近いセッティング。
 天橋立の松並木の、人やレンタサイクルが通る道はすっかり雪がなくなっているが、その脇の砂浜にはまだ雪が残っている。そこを歩いて日本三景天橋立を渡ろうというのだ。
 夕暮れが近づいてさすがに観光客は疎らだが、散歩やジョギングをする地元の人の姿もある。スキー板を担いでくる間から歩く私の姿は、彼らの目にはずいぶん異彩を放って見えていることだろう。
 さて、砂浜の雪原を歩く。以前はこの板とブーツでいろいろと歩き回ったし、大江山の鳩ヶ峰にも登った。でも、ひたすら平坦なので余り楽しくない。たまに雪が切れていてサンドスキー。橋立の中央部で100m以上雪が切れていたので、阿蘇海横断は諦めてここで引き返す。復路は往路のトレースを利用できるのでだいぶ楽だった。
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大江山連峰鍋塚と鳩ヶ峰東面滑降

 1月末のドカ雪の後、2月に入ってから昼間は暖かい日が続いた。未明と日中の温度差が10度以上あるので、すっかり雪は締まっていることだろう。
 2月5日9時20分、福知山市大江町の大江山の家(グリーンロッジ)到着。約束よりも10分早いが、すうさんは既に到着していた。当方のこれまでのアプローチは、2つの峠で路面凍結。特に交通量の少ない府道16号線大宮峠付近では、車輪4つともが氷の上に乗っかり制御不能の状態になることもあった。大江山スキー場のある府道9号線普甲峠は、凍結防止剤がまかれていたこともあってかなりましだった。反対方向、南からやってきたすうさんの方は、ここまでほとんど凍結はなかったそうだ。
 ここで1台に乗り合わせ、グリーンロッジに声をかけて千丈ヶ原へ登る。鍋塚への登山口付近の、除雪の限界点にはクルマが既に2台止まっていた。広めに除雪されているところで方向転換して路肩に駐車。持ってきたスコップで自分の駐車場所をつくる。後から来たクルマが一台でも多く停められるようにするのがマナーだ。しかし近年、自分のクルマが止められればそれでいい、という人が増えたように感じる。方向転換する場所を残さないで止められているクルマも見られる。かつては、誰もがもっと当たり前に他人に気を配って行動をしていたように思う。誰かに教わったわけではないが、一番広い場所を空けて駐車されているのを見て、自然に気づいたものだ。そういえば、下のグリーンロッジでも不用意に千丈ヶ原へ道に入って動けなくなってしまうクルマがいることをぼやいていた。私も、動けなくなったクルマに乗っていた人を下まで乗せて下りたことがある。福知山方面から宮津方面を目指して迷い込む人もいるようだ。大江山グリーンロッジへ道標を、大江山スキー場と間違えることもあるようだ。しかし、不用意というか、道の状況を見て引き返す勇気がないというか。
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 10時10分、標高425mの千丈ヶ原から林道を歩く。普段の除雪の限界点から少し奥まで路面が出ているので板を担いで歩く。すぐに圧雪路面になったのでシール歩行開始。どうも一度は除雪が入っているようだ。ただしその後の積雪のためクルマは入れない。真新しいスノーシューとスキーのトレースがついている。5分ほど歩いたところに数件のロッジが建っていてそのうちの1軒に、オーナーらしき男性が除雪作業中。この時期に大江山に登るときによく出会う人だ。「どこまで?」「鍋と鳩」といつもの会話。
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 除雪の名残の林道は鬼嶽稲荷神社(千丈ヶ嶽登山口)方面に伸びているが、我々はここから分岐へと右折。鍋塚林道にはいる。除雪の形跡はなく分厚い雪の上にスノーシューのトレースがわずかにあるだけ。でも雪が締まっているのでラッセルはなく歩きやすい。何カ所か林道をショートカット。植林の中を登る。雪が多くて凹凸や丸太に切り株をすべて埋めてくれていて、しかも締まった雪なのでこれも快調。1時間ちょっとで、鍋塚と鳩ヶ峰の鞍部に到着。11時17分、標高635m。避難小屋がある。
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 同行のすうさんは膝を痛めているが、元気な人なので鍋塚に立ち寄ることにする。スノーシューの先行トレースに導かれるように鍋塚へ。樹林帯を抜け標高711mピークに立つと鍋塚の全容が見えた。向かって右手、東側の肩の辺り、雪面がぱっくりと口を開け黒い地肌が大きく露出している。雪が多い年にはこのように大きなクラックが出きるのだ。今まで見たこと長いくらい大きく裂けているような気がした。しかし、家に帰ってから写真を見比べると、2006年も負けずに大きく裂けていた。その年は、裂け目にうっすらと新たな雪が積もっていたので、今年ほどのインパクトはなかったのだ。
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 鍋塚本体も雪が締まっていて歩きやすい。12時5分、鍋塚登頂。標高763m。時間もドンぴしゃだし、ここで第九氏にしようと思ったが、やや風が強いので、記念撮影をして滑降の準備。野田川流域の加悦谷平野は田んぼも家も真っ白。磯砂山はぼやけ、依遅ヶ尾も青葉も神鍋のスキー場ゲレンデも見えない。
 さあ、歩きやすかったけれども、滑る方はどうだろう。祈るような気持ちでスタート。やや重いが何とか楽しく滑ることのできる雪だ。緩めのザラメというのが一番適切だろうか。自由に滑れる無立木のバーンは、当然ながらなだれやすい。例のクラックのところだ。そちらを避けて十走路沿いを滑る。背の低い松や凹凸をかわして行く。
 標高差60m程楽しんで、シールを付けて711ピークへ登り返す。12時44分ここで大休止。
 比較的穏やかだが薄曇りのような弱い日差しのため、寒くなって13時10分出発。なにやら女性の黄色い声が聞こえる。避難小屋のある鞍部に5,6人の人影が見えた。スキーヤーではなく、スノーシューのようだ。これから鳩ヶ峰に登っていくようだった。
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 シールを付けたまま鞍部へと下る。樹林でルートが細いところがあって滑りを楽しめない区間である。積もりたての深雪のときならば、割と楽しいんだけれど。
 13時15分、鞍部。2人がいた。先ほど見えた人々の全員が鳩ヶ峰に登ったわけではないようだ。一人は男性で林道を下山し始め、もう一人は女性で小屋と鳩ヶ峰へのとりつきを行ったり来たりしている。
 我々は一目散に鳩ヶ峰へ。数名のスノーシューのトレースは平らで幅員もあって、まるでハイウェイだ。よく見るとスキーのトレースもあった。我々が鍋塚に行っている間に、鳩ヶ峰を往復していったようだ。
 山頂のだいぶ手前から女性の声が聞こえてくる。低木や岩がごろごろしている山肌は凹凸が多く、もこもこしているのだが、今年は雪が多いため緩やかに波打つ程度の雪面となっている。
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 13時44分分、標高746mの鳩ヶ峰につくと、入れ替わりにスノーシューのパーティは鞍部へ下山していった。男女2人ずつで、結構若い。女性の声が大きいので、「山ガール隊」と呼ぶことにする。
 積雪は十分だ。東斜面、東尾根への滑降も問題ないだろう。しかしよく見ると東斜面にも今日のものと思われるスノーシューのトレースがある。余り知られていない東尾根のルートも、やはり知る人ぞしるということだろうか。
 シールを外して、鳩ヶ峰東斜面にドロップ。鍋塚より雪が柔らかいのはいつものこと。木々が少なく程良い勾配の斜面は快適。しかし、楽しい時間はわずか。その下の密度の高い植林帯へ。ここがこのコース最大にして唯一のネックである。でも今日はまだ雪が柔らかいので何とかごまかしながらのターンができる。条件はいい方だ。
 樹林帯を抜けたら林道に降り立つ。登りでたどった鍋塚林道の枝道だ。その後林道を越えて東尾根へ。尾根の付け根の小ピークからは鳩ヶ峰を振り返る。今日は比較的雪が締まっていて浅いシュプールなので、ここからは確認できない。
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 ところで登りの林道カットの区間および、東尾根周辺には、動物除けネットが張り巡らされているのだが、今日は全く気にならなかった。すっかり雪に埋もれているようだ。
 東尾根は、稜線の北側を斜滑降で行く。過去にここを滑ったときには、何度か谷に向けてターンを重ねて標高を下げる必要があったが、今日はその必要がない。雪が柔らかくて抵抗となるため、急角度のラインでちょうどいいスピードとなっているようだ。
 尾根が鍋塚林道に近づくところで、ちょうど山ガール隊とニアミス。声が聞こえるのでよくわかる。向こうも我々を見つけ、「すごーい」と言っている。山ガール隊の人数はいつしか5人になっている。どうやら、鞍部の小屋のところにいた人もメンバーだったようだ。
 そのままもう少し尾根を滑降し、ロッジ群の分岐のすぐ上で林道に降り立つ。あとは林道を滑って歩いて、我々が鳩ヶ峰に登る前に下山し始めた単独男性を追い抜いて、14時50分、千丈ヶ原駐車ポイントに到着。
 グリーンロッジに下山を報告して、今日撮影したヘルメットカメラの動画を見ていると山ガール隊のクルマも下りてきてグリーンロッジに入っていった。
 今日は歩き、滑りをトータルして非常にいい条件だった。笑顔ですうさんとお別れ。

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2011/02/05

雪が止んだら2輪車生活

 2月にはいると日中は、春のようなぽかぽか陽気。こうなると2輪車に乗りたくなってくる。
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 朝は路面凍結しているので4輪車でないと危ないが、海沿いに行けば大丈夫。橋立で自転車に乗り換えて松並木を渡って宮津の職場へ。さすがに平日の朝は観光客が少ない。路面が濡れているのを想定して、ランドナーで。泥よけがいい仕事をしてくれる。
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 午後、別の職場へ移動するときには、一度家に帰ってスーパーカブに乗り換える。膝掛けを初めて使ってみたが、これは暖かい。
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峰山高原周遊

 峰山高原のシンボルといえば、暁晴山、高原ホテルリラクシア、そして山肌の逆モヒカン「防火帯」だ。2週間前に大雪警報が発令され、十分な雪を期待して警報の1週間後に、この峰山高原と隣の砥峰高原を下見がてら訪れ、スキーで滑ってみた。今回は峰山高原をじっくりと堪能する。
 1月30日の日曜日に訪れる予定だったが、大雪で断念。もちろん、大雪は丹後半島だけで少し南に走れば何ともなかったのだが、それにしても雪が多過ぎた。30日に家を出ようと思ったが、家の周りの除雪に時間を浪費し、家の近所の雪道に丹後半島を脱出することを断念。風邪を引いていたこともあって、静養した。
 2月1日、休めることになっていたので、御大K氏と平日のスキー場へ行く約束をしていたのだが、前日にK氏から「家が雪に埋もれてスキーに行っている場合ではない」との連絡。ならば、単独へ峰山高原へ出かけるとしますか。
 片道2時間を超える長いアプローチ。あんまり早く出発するわけでもなく、途中で買い物などして峰山高原についたのは正午頃。やっぱり1月末の大雪は沿岸部中心。南下するほどに雪道は解消。峰山高原は、10日前の前回から全く雪は増えていない。
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 12時半に峰山高原ホテルリラクシア前(標高920m)からシール歩行開始。暁晴山を目指す。スノーシューなどでしっかり踏み固められた未除雪の舗装道路(ただし車止めがあって無雪期もクルマは入れない)を1時間弱歩いて、13時20分、標高1077mの暁晴山の頂に到着。雲は多いが空は明るい。氷ノ山はうっすらとだけ見える。山頂には周囲の山名を示したパノラマ写真があるが、あまり正確でないようだ。
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 さて、シールをはずして滑降開始。北東の「山笑う登山口」へ。初めだけは雪原(雪がなければ草原)だが、疎林となり、すぐに林が濃くなって、最後は植林の中へ。快適な滑降とはいえないが、雪質がいいので何とか転倒することなく、13時45分下り終える。標高960m。すぐに峰山高原と砥峰高原をつなぐ遊歩道に合流。
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 シールを貼って砥峰方面へ歩き始める。ここにもスノーシューのトレースがあるし、なくても雪が締まっているのでラッセルはない。またここはMTBで走ったことがある道で、小さな沢を渡る丸木橋が少しスリリング。右手には、やや大きめの谷を隔ててホテルリラクシアの敷地が見える。その谷を越えることになるのだが、ちゃんと迷わずにいけるだろうか。
 14時35分、防火帯に到着。標高1019m。まるでスキー場のコースだ。相対峙する暁晴山の展望も見事。スキーヤーとして早く滑りたくてわくわくする気持ちを抑えながら、防火帯のてっぺんまで登る。14時41分、防火帯最上部到着。標高1037m。
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 シールを外して写真を撮って滑降開始。うっすらと、スノーシューやスキーのトレースが残っている。先日の土日の物だろうか。雪はややクラストしているが、許容範囲内。2週間前の大雪警報以降この地ではまとまった降雪はなかったようだが、標高が高いので雪質が維持されているようだ。
 勾配は程良く、大展望の中、何とも快適な滑降。距離にして1km強、標高差160mをしっかり堪能した。
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 最後の最後に狭い急斜面。スキーのシュプールやスノーシューのトレースが集中しているので斜面が荒れている。慎重にターンをして下る。
 ホテルリラクシアに戻る遊歩道は、大きめの沢を隔てて向かい側。横歩きで土手を下り、最後は板を外して沢に下りる。大きな岩が飛び石となっていて、その上には雪が乗っかっている。岩の透き間を踏み抜かないように注意して沢を渡り終え、急斜面の土手を上って遊歩道へ。前人のトレースがあったので全く不安はなかった。15時19分、標高880m。
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 遊歩道へ来れば、後はシールを貼ってのんびり歩く。途中からはホテルの敷地内の林間の遊歩道。リラクシアの森というらしく、映画「ノルウェイの森」のロケ現場で売り出しているようだ。遊歩道が除雪されている。
 15時38分、ホテルリラクシア前に戻る。3時間強で、約7kmの周回を終える。しかし、ここで終わるわけにはいかない。登りで終わるのは気分が良くないし、スキーにシールを貼った状態だ。やはり、シールを外すのは斜面の上部でなければならないし、滑降を持って終了しなければ美しくない。
 休憩なしで、もう一度暁晴山の頂を目指す。
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 16時28分、本日2度目の暁晴山の山頂でシールを剥がす。防火帯に西日が射しているのが見える。日を浴びて陰影がはっきりして、先ほど滑ったシュプールが浮かび上がった。
 さて前回と同じ、南東斜面の滑降だ。山頂直下のオープンバーン、しびれるほど快適な滑降。雪質は、ややクラストして前回より劣るが、それでも大展望が素晴らしい。
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 快適な滑りはあっという間に終わり、登ってきた道を横切るように下の疎林の斜面へ。こちらはクラストが厳しくて、転倒。林間が濃くなると雪質がましになる。林を抜けて登りに歩いた道の東屋の辺りに出る。逆S字の道路をショートカットし$(ドル)のマークの裏返しようなトレースとなる。
 16時54分、ホテルリラクシア前に戻って全日程終了。行程は10kmを越え、満足満足。

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