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2010/11/06

小春日和の氷ノ山三ノ丸

 今年の11月6日は、旧暦の10月1日。つまり小春の初日。晩秋のこの時期は冷たい時雨の降る日もあるが、まだ冬ではないので寒波は一時的でその後には春のようなぽかぽか陽気の日がやってくる。そこから小春と呼ばれ、その春のような陽気を小春日和という。今年は初日から文字通りの小春日和となった。
 しかし、相変わらず初動は遅い。ビデオレコーダーのハードディスクの残り容量が少なくなってしまい、DVDビデオ作成に明け方までかかってしまった。9時過ぎに起きて10時過ぎに家を出る。100kmあまりのアプローチの途中に寄り道2件。一つ目は豊岡市立図書館但東分館で、西宮市の図書館から取り寄せられた本を借りる。京都府民なのに兵庫県の図書館ネットワークも利用できる恵まれた環境。もちろん京都府のネットワークだって利用できる。二つ目は養父の家電量販店。カード会員なので招待状が来ていた。来店記念品を受け取る。レジの行列が長いので何も買わなくてごめんなさい。また買い物に来ます。
 橋は快晴でぽかぽか。クルマの中が暑い。紅葉も映える。
 戸倉峠の兵庫側、ヤマメ茶屋から坂ノ谷林道へ。かなりガレていてゆっくり進むが、落石を跨いで腹を打つ。そしてオフロードバイクが行き交う。10年くらい前のオフロードバイクとはデザインがずいぶん違うようだ。排気量も大きくなっているみたい。何よりエンジン音が静かになっているのがいい。10年あまり前2輪免許を取ってすぐに友人から借りたオフロードバイクで山を走ったが音が大きすぎて静かな山を走ることが厚かましく感じられ、免許は取ったものの2輪に対する思いは消えてしまった。
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 さて、坂ノ谷登山口で自転車をおろす。先日文化の日はランドナーで扇ノ山だったが、今日は本当に久しぶりのMTBだ。いつ以来だろう。今シーズンツーリングで使うのは初めてのような気がする。ということは春先にスキー登山の時雪が残りクルマが入れない林道をアプローチするのに使って以来ということか。思わず携帯用ポンプを忘れてしまった(ランドナーに付けてある)。睡眠不足、(昨日より症状は改善したものの)風邪に加え、ポンプがないことで、今日は氷ノ山山頂は目指さず、その手前の三ノ丸までのピストンとしよう。
 12:35、まずは植林の中の登山道を押す。2ヶ月前にMTBでの死亡事故が起こった場所でありMTBに対する風評が気になるが、特に入山を規制する案内板はなくて安心する。サイクルコンピュータの温度計は15度。文化の日の扇ノ山よりも10度近く高い。
 植林からブナ林へ。青空をバックに赤や黄色の葉が輝いている。下山してくるハイカーと挨拶をしてすれ違う。歩くには長すぎるコースなのであまりハイカーとは出会わないのだが、さすがに好天のためロングコースを歩く人がいるようだ。
 3日の扇ノ山ほどではないが登山道は数カ所ぬかるみがあり、全体的に柔らかめ。泥んこ扇ノ山の後洗ったシューズを汚したくないので、今日は防水のトレッキングシューズ。ぬかるみはほんのちょっとだが、そのわずかな区間で汚れて(濡れて)しまうので靴の選択は正解だった。そもそも、シングルトラックではビンディングに固定する場面はない。なのに扇ノ山では自転車用のシューズを履いて登ったことが悔やまれる。やはりしばらく山から遠ざかっていたことにより、感覚が鈍っていたとしか思えない。
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 14:20、三ノ丸到着。誰もいないので展望櫓を独り占め。三ノ丸は8ヶ月ぶり、氷ノ山山域に範囲を広げても7ヶ月ぶり(いずれもテレマークスキー登山)だ。
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 14:40、さすがに少し寒くなってきたので下山開始。今日はMTBで先日のランドナーとの走破性の違いを実感する想定で、しかも路面のコンディションは扇ノ山の日よりもずいぶん良い。しかしなんだかこわごわの下り。死亡事故や熊出没騒動で山から遠ざかっていたこともあるし、7ヶ月もご無沙汰だったMTBともあまり息が合わない感じだ。
 15:25、下山。かつては30分くらいで下ったはずなのになぁ。
 クルマに乗って帰路に就く。背後に迫るオフロードバイクを先に行かせ林道をゆっくり下り(腹を打った落石は誰かが撤去してくれていた)、斜陽の田舎道をいく。復路も寄り道。豊岡市立図書館の今度は日高分館。私が生まれる前に出た「兵庫県の秘境」という本の氷ノ山に関する記述を読む。
 充実した小春日和の一日だった。明日は、ゆっくりして風邪を治そう。

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