« 柿が不作 | トップページ | 小春日和の氷ノ山三ノ丸 »

2010/11/03

浦西の扇ノ山

 氷ノ山でのMTB死亡事故、相次ぐ熊出没ニュースに、この秋なかなか山に足が向かわなかったが、色づく山を見るうちについ我慢できなくなってしまった。10月末の土日は雨で身動きがとれず、晴れの特異日文化の日にかける。さすがに雲は多めだが日が射す空模様。
 朝はいつもの休日のようにだらだらと過ごし、少ない柿の実を収穫してから昼前に家を出る。既に2本の木は実がなくなり、最後の3本目だ。例年、高枝切りバサミが届く範囲で手一杯なのだが、今年は脚立に乗って高枝切りバサミを振り回さないといけない。この木も今年と去年を比較する写真を貼っておく。
P1190768P1080286

 11時過ぎに重い腰を上げる。遅いほうが天気が回復するし、何より登山者が降りていくのとすれ違いながら登る方がいい。登山道で自転車を押している姿は登山者には大変なことをしているように見えるらしく、同情的な声をかけてくれる。自転車で下っているときに鉢合わせするのとは180度逆の好印象を与えることができる。
 MTBでおなじみのいつものコースだが、今日は趣向を変えてランドナー改パスハンターで出撃。昨夜の雨から徐々に回復基調だが日が射したり雨がぱらついたり不安定な天気。北西の季節風「うらにし(浦西)」が吹いて、日本海は荒れている。アプローチの道中にも結構な雨足の雨が降り、登山口で出発準備中も軽い通り雨。気温6度、息が白い。登山道はぬかるみ、木の根は滑り乗車率は低い。MTBならもっとましだった。
P1190770P1190788P1190799

 大ヅッコと扇ノ山山頂の間は階段があるしほとんど乗車できないので、MTBであっても途中でデポして山頂を往復することがある。ましてや走破性の劣る自転車で来ているのだが、せっかく初めての山サイを経験するランドナーに山頂での記念撮影に参加してもらおうと、押しで山頂を目指す。最後は乗車で15:40山頂到着。1時間半で登頂だ。スキーで訪れてらい半年ぶり。紅葉シーズンとあってか、遅い時間に到着した山頂にはまだ2組3人の登山者がいた。大きな声で山で日が暮れて迷った体験談を発表しているが、一方でもうすぐ暗くなるというのにまったく出発する気配がない。泊まりの装備はなさそうだが。
 山頂のみガスで覆われ、大山はおろか氷ノ山さえも見えなかった。後から来たのに、彼らより先に15:50出発。
 ぬかるみと滑る木の根に難渋。特にぬかるみがひどい。下りでもペダルが重い。深いところでは自転車が自立する。勢いで突っ切れると思ってぬかるみに突入するも止まってしまう。とっさに飛び石代わりの丸太や木の根に足を付こうとするが、これがつるつるに滑って何度も泥の中に足をついてしまう。
 それでもさすがに下りは早い。釣瓶落としの夕日と競争だ。ゴール間近で小雨が降り出す。足は泥んこだが、泥はねはマッドガードがカットしてくれた。17:05下山。入山から丁度3時間弱。下りの乗車率は低かったが(体感で40パーセント)、MTBですっ飛ばしたときと所要時間はさほど変わらない。
 ヘッドライトをつけ、ワイパーを動かして帰路に就く。上山高原からは漁り火が見えた。
 紅葉は登山口や小ヅッコの辺りから下が見頃。それより上は既に落葉が進んでいた。上山高原はススキの穂が最盛期。上山は全体が綿毛をかぶっているよう。
 往路は香住浜坂を経由したが、「ジオパークロード」という表示と新しくなった余部鉄橋、そして山陰本線の線路沿い(鉄橋付近ではない)にたくさんのカメラマンがいたことが印象的。(後日、6日で定期運転を終える特急「はまかぜ」の車両がお目当てだということがわかった。)
P1190801P1190820P1190827

|

« 柿が不作 | トップページ | 小春日和の氷ノ山三ノ丸 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 浦西の扇ノ山:

« 柿が不作 | トップページ | 小春日和の氷ノ山三ノ丸 »