スーパーカブのチェーンとスプロケット交換
かなり前からスーパーカブのドライブチェーンがのびていた。夏の北海道ツーリングでは後輪の車軸をめいっぱい後方に引っ張ってごまかしていたが、それから2ヶ月が経過。発進時などたるんだチェーンがチェーンケースの内側を叩くカンカラという音が気になっていた。
消耗品である交換用のチェーンはずっと前に取り寄せていた。しかし早く変えなければと思いながら、厳しい残暑に作業をする気が起こらないまま月日が過ぎる。チェーンがのびた状態では、スプロケット(ギア)の歯が変形してしまう。正常ならばチェーンのかかっている歯のそれぞれに力が分散するのだが、チェーンが伸びて歯車と不整合を起こすと特定の歯に力が集中してしまう。いずれにせよ、夏の時点で既にスプロケットの変形については手遅れだろうと思い、チェーンと一緒にリアスプロケットも交換するつもりで、ごまかしながら乗っていた。
初めての作業に試行錯誤しながらのトライ。チェーン交換だけならば簡単だが(基本的に自転車と同じ)、リアスプロケットを交換するには後輪の車軸を外すなどかなり手間がかかる。もっとも大変だったのは、スプロケットを後輪に固定しているナットがさび付いて回らなくなっていたこと。夕方から作業を始めたが、暗くなって蚊がぶんぶん飛んできて蚊取り線香を引っぱり出してきたり、落ちたボルトを探すために自転車のバッテリーライトを取りに行ったりを含め、全行程に2時間かかった。
さらに新たな課題も発生。リアのスポークが1本折れていた。いつも自転車を積んでいるし、何よりライダーが重量級なので負担が大きいのだろう。早く直さないと、次々に折れてしまいそう。
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