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2010/09/25

国道最高地点について

 渋峠を自転車で訪れたのは、実は先日が2度目である。初めて訪れたのは、21年前、大学3年の夏のことだった。ランドナー「ユーラシア・ツーリング」を買って4ヶ月、夏休みに入って帰省ツーリングに続く2度目の泊まりがけツーリングで信州を訪れたのだ。しかし、当時はまだツーリング初心者のため、登りがさっぱりだめ。信州ツーリングでは、ビーナスラインの長い登りと、その後の雨に打ちのめされ、志賀高原ではバス輪行で渋峠まで登って、ダウンヒルだけ自転車で楽しんだ。でも実質は、勝負を避けてしまったわけである。
 それが1989年のこと。当時、渋峠は志賀草津道路という有料道路の中にあり、国道最高地点はR299で八ヶ岳連峰を横断する麦草峠と言われていた。ネットで見つけた当時の看板である(少し前に見つけたもので提供元がわからなくなってしまった。持ち主の方、無断使用ごめんなさい)。
R299_15P1050655_2


 現在の国道最高地点は、渋峠(の近く)であり、麦草峠は国道で2位である(上の右の写真が現在の看板だが、「最高地点」という表現がかつての名残を感じさせる)。これは、1992年に志賀草津道路が無料化されて以降のことのようだ。
 しかし、無料化以前から志賀草津道路はR292であった。ネット上には、「無料化により国道となった」という記述が見られるが18年前のことなので、あまり正確に理解されていないようだ。
 当時の写真を掲載する。残念ながら国道番号が切れているが国道を表す標識であることは明らかである。また、有料道路であることも国道であることも1枚の中に示しているのが右。こちらから拝借している(http://www2s.biglobe.ne.jp/~fufufu/haica/)。さらには、1988年発行の昭文社ツーリングマップ(…マップルではなく、それ以前のもの)にも、有料道路の青色表示に国道番号が入っている。
P1190269_3Sigakusatu_3P1190271_4

 基本的に3桁の番号の国道は、国の補助金を受けて都道府県や政令指定都市が管理者となるのだが、有料道路時代の志賀草津道路区間は当時の日本道路公団が管理者であった。渋峠も国道ではあったが、別格扱いだった、と解釈すればいいのだろうか。はっきりしたことはわからない。
 実は、1989年当時から「なぜ渋峠も国道なのに麦草峠の方が国道最高地点なのか」という疑問を持っていた。
 とはいえ、1年前の麦草峠に続いて、今年渋峠、また一昨年には自動車道最高地点の畳平にも自転車で訪れいる。特に今年の夏の北海道では、自転車でも走ったもののどちらかというとスーパーカブの比重が高く自転車から遠ざかり気味だったので、今回存分に自転車に乗れたことも満足である。

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やっと秋になった

 暑さ寒さも彼岸まで、の言葉通り毎年この時期に気温がぐっと下がったという内容の記事を書いている。今年は9月上旬まで猛暑日が連続するというえげつない残暑だったので、待ちに待った涼しさだ。
 夏から秋へ季節が進んだ第一歩は、9月8日に山陰をかすめた台風11号。朝夕が過ごしやすくなった。しかし、その少し後の11,12日の土日には猛暑日が復活。丹後の海水浴場では海に入る人も見られた。
 猛暑日は収まっても、21,22日に真夏日が続き、雨がちで湿度が高くて厳しい状態。
 そして、23日の秋雨前線南下。気温は日付が変わってから夜が明けても下がり続け、最高気温は前日よりも9度程低くなった。
 さあ、自転車に乗ろう。

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2010/09/24

上信国境峠越え(丹後への帰路)

 9月20日、朝から雨。同宿のライダーたちは低いテンション。私は一目散に帰るだけだからむしろ雨の方が名残がなくていい。須坂でガソリンを補給して、後は高速に乗る。気になるのは妙高高原の混雑だが、時間が早いのですいすい。新井のS.A.に隣接した道の駅で、早めの昼食でラーメン。この辺りまで雨が降ったり止んだり。その後は曇天。
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 北陸道もまだ込んでいない。さすがに午後になって福井県内で少しクルマが出てくる。高速を下りた敦賀の「ヨーロッパ軒」で名物ソースカツ丼。大きな豚カツが三枚も入ってボリューム満点。
 あとは一路丹後へ。

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上信国境峠越え(渋峠・志賀高原・山田牧場)

 9月19日、予報は曇りだが、朝から日が射している。外で出発準備をしていると、クルマで出発しようとしている団体の男性が話しかけてきた。「今日は渋峠を越える」というと「坂道大変ですよ」と返ってくる。昨夜同室の和歌山からのライダーと交わしたのと全く同じやりとりだ。ちなみに標高差は昨日の方が大きい。
 温泉街をあとにして、山道を登る。交通量が多いが、登坂車線はなく、その分路側帯が広い。昨日の須坂から菅平の登りに匹敵する標高差だが、景色はこちらの方がいい。前方の山々のダイナミックな姿、火山特有の岩のごろごろした生物の気配のない山肌、そして見下ろす温泉街。自転車はいつでも止まって景色を楽しめる。硫黄のガスがでているので停止禁止の500mの区間があるが、どうせ自転車は止まらなくてもたくさん呼吸をしてしまうので、開き直って停まって写真を撮る。
 途中に工事による片側通行区間があり、そこで大渋滞が発生。時間が経つに連れ渋滞が延長していくのがその後も見下ろすことが出来た。
 自動車も多いが、オートバイも多い。時折無茶な追い越しをかけるオートバイもいる。対向車が来て躊躇しながらも逸る自分を押さえられず、反対車線につっこんで正面衝突寸前。対向車に急ブレーキを踏ませている。クルマ数台分前に出るために命を懸けるほどの値打ちがあるのか。しかも、他人の迷惑も顧みずに。
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 登るにしたがって、景色は開け、風は爽やかになっていく。この日は自転車も多い。ほとんどロードレーサーで、荷物はなく軽装。圧倒的に抜かされる方が多く、こちらが追い越したのは1台だけ。
 白根山のレストハウスで小休止。駐車場は満車で、クルマは渋滞。ロードレーサーの人が登ってきたので少し話をする。彼は、埼玉の人で今日は男女6人で草津温泉に来て、この白根山まで登って引き返すそうだ。レースのトレーニングだという。
 その後はひと登りで国道最高所の碑。そしてすぐに渋峠。さあ、一気に下りだ。クルマと同じスピードで熊ノ湯まで下る。
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 ほたる温泉・平床大噴泉を過ぎたら、県道で笠ヶ岳方面へ。林間の道は細く交通量は少ない。笠ヶ岳の肩まで標高差200m程の登り返しはあるが、このまま志賀高原をクルマと追っかけっこしながら下るのは楽しくない。また、笠ヶ岳の肩の辺りからは志賀高原をまた違う方向から見渡すことが出来た。そして、待望の下り。山田牧場、山田温泉とをへて一気に須坂市街地まで1500mを下る。気温が変わっていくのが感じられる。いつしか空は曇り時折小雨がぱらつくが、もうゴールは近い。
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 須坂でクルマに自転車を積んだら、今日の宿、菅平高原へ。昨日苦労した登りもクルマならあっという間。菅平に着くと雲間から日差しがこぼれる。その斜陽を浴びながら、陸上部らしい学生が畑の中の道を走っている。「とほ」の宿、「ぱすてる」へ。森の中の静かなお宿。標高1300mの高原は涼しく、秋の気温。夕食は鍋。この秋初めて。

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上信国境峠越え(菅平高原・鳥居峠・草津温泉)

 9月18日、予定では早朝に須坂に到着し朝のうちに走り出すつもりだったが、大幅に到着は遅れ11時に自転車にまたがる。自転車はVigoreオリジナル・ランドナー改のパスハンター。シートポストにくくりつける簡易キャリアに明日の着替えをくくりつけての1泊2日の度仕様。まずは、スーパーで朝食と行動食を買って菅平高原へ向けて登り始める。須坂市郊外の田園地帯は、天気も良くて快適。しかし、山間部に入り登坂車線が続くようになると一気にペースダウン。勾配がきついのに加え、クルマが怖い。交通量はさほど多くないのだが、たまに走行車線・登坂車線を並走した集団がやってくる。登坂車線のあるところでは路側帯が狭く、しかも登坂車線を走るクルマは大型車が多いので恐怖。出発が遅くなったことも気がかかりで、宿の夕食の18時までに草津温泉にたどり着けるだろうか。気持ちが後ろ向きになり、自転車を断念して引き返しクルマで草津に向かおうか、それとも夕食をキャンセルしようか、と本気で思う。それでもこの坂を登り切って菅平高原で判断することにしてふらふらのろのろと登る。
 14時前、菅平の入り口、峰の原高原に到着。とりあえず18時に草津温泉に到着できる見通しだ。何より、夜通しクルマで走ってきた後の標高差1000mをのぼりきったのだから、順調と評価すべきだろう。
 ここから鳥居峠まではほとんど標高差がないが、さすがに平坦というわけにはいかずアップダウンに体力を消耗。畑の広がるきれいな高原。北海道の美瑛の丘を思わせるような景色もある。県道を選んだのも交通量が少なくて良かった。
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 下りの後標高差200mの登りにふらふらになりながら、鳥居峠到着。長野・群馬の県境であり、四阿山の登山口。ここからはまとまった下りだ。群馬県の嬬恋村は、大学時代の同級生の黒岩君の故郷だが、とにかく黒岩という姓が多い地のようだ。この辺りも高原野菜の畑作地帯。黒々とした土が印象的だ。
 嬬恋村の中心部では秋祭り。家並みには朱色の飾りが付けられ、和服(浴衣)姿の男の人が道にあふれて太鼓の音が聞こえる。家の奥に神輿が見えた。
 15時40分、万座鹿沢口の駅。16時まで小休止。草津温泉までの標高差400m強は、2時間で何とかなるだろう。駅前のベンチで自転車を輪行袋に収納している男女4人連れのサイクリストを見ながら行動食を食べる。
 さあ、草津へ向けて出発。出だしからいきなりきつい登り。しかし、万座ハイウェイと別れると交通量が減っていい雰囲気。さすがに疲労がたまってペースは上がらないが、急がなくても大丈夫。しかし、残りの標高差と距離を考えると、途中からはアップダウンの連続となりそうな嫌な予感。その予感は的中し、体力を消耗する。さらに国道406号(144号も重複)が近づくとクルマの轟音が聞こえる。登坂車線のある国道は、ひっきりなしにクルマが2列で走っている。路側帯は狭くクルマが怖くて、急な登りがとにかくつらい。ペダルは回らず、時計の針だけが回っていく。夕方になってから雲が広がり、しかもここは夕暮れの早い東日本、どんどん辺りは暗くなっていく。登りの途中で前後にライトをつける。道の駅の辺りで勾配は落ち着くが、温泉街は坂道。その上の方に今夜の宿、草津高原ユースホステル(以下YH)はある。結局、18時10分に到着。夕食はもう始まっていた。
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 夕食と入浴を済ませて温泉街を散策。なにはともあれ湯畑を見ておかなければ。YHからは少し距離があるので自転車で。すごい人出で、足湯は満員。湯畑は壮観で見応えがある。野沢温泉の麻釜、湯村温泉の荒湯など温泉街の中の源泉は他にもあるが、その規模の大きさは草津の湯畑が一番。そして、YHへ戻る道すがら、共同浴場「長寿の湯」へ寄る。YHの風呂は温泉でなく、無料の共同浴場には石鹸やシャンプーはないので、YHで体を洗ってから外湯へ来たのだ。湯畑から少し離れた住宅街にある長寿の湯はひっそりとして静か。実際、私の他には地元の人が一人はいっているだけだった。しかし、熱くて湯船には足だけしか浸けることがでなかった。

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2010/09/01

9月も暑いよ

 9月1日の気象庁全国アメダスランキング、舞鶴が1位ゲット。ちなみに2位京田辺、4位福知山、7位京都と、京都府各地がランクイン。また、3位豊岡、5位小浜、9位鳥取と北近畿周辺の日本海側というくくりでも上位を占める。
 値の方はというと、トップの舞鶴が9月の自己最高気温の記録を25年ぶりに塗り替える38.3度、ベスト10のすべてが37度以上。そして、ベスト10のすべてが、9月の1位を更新し、うち2地点(小浜・四国中央)が観測史上最高を記録。
 ニュースでは、この8月末までを振り返り、平均気温では観測史上113年間で最も暑い夏だったことが報じられた。
 さて、1日の北近畿は、南風がやや強めに吹き、フェーン現象。気温は高いが、湿度は低い(最小湿度は舞鶴34パーセント、豊岡36パーセント)。日向はどうしようもないが、日陰は多少爽やかに感じた。
 天橋立では、まだ海水浴客の姿が見られた。

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