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2010/06/05

千の水になって2010

 5月28日、播但国境の山間部を走る。このコースも3年前、去年に続いてこれで3回目。なぜかいつもこの時期に走りに来ている。仕事が午前中で終わったとき、午後半日を遊ぶのに丁度いい。
 朝来市の旧生野町から生野南峠を越えて神河(旧神崎町)へ。つまり、但馬から播磨へ。神崎の市街地の少し北の国道312号線沿いのパーキングスペースにクルマを置いてスタート。アプローチに2時間程かかるため、走り出しは16時を過ぎる。
 まずは、先ほどクルマで南下してきた国道を北上。麦秋の黄色い風景が印象的だ。猪篠(いざさ)の集落で右折し国道を離れる。
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 集落を抜けると山間部へ。鹿や猪などが多いようで、柵の扉を開けて越路ヶ峰林道へ。前述の通り、毎年この時期に来ているのだが今日の登りはずいぶん楽に感じる。例年より気温、そして湿度が低く爽やかなのだ。毎年この登りでは湿気と細かいハエのような虫がまとわりついてきて不快な思いをしていた記憶がある。
 林道に入ってから300mほどの標高差で峠に付く。峠にある林業の看板によると、ここは深タワと呼ばれているらしい。この近辺には、タワと付く峠がちょくちょくあり、いろいろな漢字が当てられている。
 峠からはずっと下り。今日のコースはもうすべて下りといってもいい。
 スピードを上げて下る。しばらく下ったところにある熊野神社による。なぜかここには毎回参拝している。この神社には熊野神水(江戸時代、赤痢に似た病から村人を救ったとの言い伝えがあり「命の水」の別名がある)が湧いている。
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 さらに行くと植林で伐採された斜面があり、谷の集落「越知」が見下ろせる。その越知まで一気の下りだが、狭い道いっぱいにトラックがやってきたのでこちらが道路脇によけて離合。そのトラックを含め林業のクルマの出入りがあるせいか集落の手前の動物除けの柵は扉が開け放たれていた。
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 先ほど見下ろした小さな山間部の集落を抜けどんどん下ると、越知川沿いに出る。そして越知川の流れに沿って南に下る。このルートには名水街道といわれ、千ヶ峰名水、越知ヶ峰名水などが並んでいる。そうした名水としてわき出した水とともに流れ下るのがこのコースの醍醐味である。
 越知川に沿った県道も十分にのどかなのだが、それと時々クロスしながらのびるサイクリングコースをたどる。黄金色の麦畑、水を張った田んぼ、そして越知川の流れを見ながら緩やかに下る。クルマと出会う心配のないこのサイクリングコースはウォーキングしている人も見られる。
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 麦畑の向こうに鯉のぼりの群が見えてきた。根字野(みよの)集落だ。この鯉のぼりの群もこの季節にこのコースを走ろうと思う要因のひとつかも知れない。
 いよいよ辺りが薄暗くなってきた。国道に出ると水とともに下るコースは終わり。後は市川の流れを遡る形で駐車地点へ戻る。

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