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2010/05/24

薫風の丹後半島一周2010

 風薫る五月。GWでスキーシーズンもほぼ終わり、自転車の季節がやってきた。この春は肌寒い日が多かった。冬が暖かかっただけにより強く感じるようだ。そして気温の乱高下が激しい。
 5月17日、月曜ながら振替休日。一昨日より昨日、そして今日と徐々に初夏らしい陽気となってきた。家を出るときは長袖だったが、車庫にきていったん家に戻ってTシャツに着替えて出る。朝はいつものようにだらだらと過ごし、10時半を過ぎてのスタートだ。しかし、走り出して3km、ポンプを忘れているのに気づく。やっぱりないと困るので取りに引き返す。往復6km。その間にズボンの体制をチェンジ。膝下のファスナーをはずし裾を取り除いて七分丈にする。すると農繁期真っ盛り、初夏の日差しに輝く水を張った田んぼの風景に穏やかな音色が響く。11時を知らせる音楽だ。
 竹野川沿いを北上し、海岸にぶち当たったところの道の駅「てんきてんき丹後」で一休み。平日ながら行楽日和でそこそこ人の出入りがある。今日は読みかけの本「1Q84 BOOK3」がパートナー。日陰のベンチに腰掛けてページを開く。細かい章立て、読みやすい文章。すぐにストーリ-には入り、そして抜け出せる。
 竹野からR178を東に。海岸のアップダウン始まり。冬場の北西の季節風も吹かなくなり、海は澄んで透明度が素晴らしい。底の砂は白いので、青く透き通っている。季節によって全く異なる表情。それが日本海だ。
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 京丹後市丹後町中浜の近畿最北のスーパーマーケットで昼食を仕入れ、経ヶ岬で大休止。なんと国道沿いのレストハウスが撤去され更地となっていた。子供の頃から思い出の地だっただけに少し寂しさを感じる。更地の隅に移動されたベンチに腰掛け、先ほど買った行動食を食べ、「1Q84」を少しだけ読む。
 さあここからは一段とアップダウンの険しさが増す。クルマの往来は少なく法面のブッシュから猿の群が顔をのぞかす。
 近畿最北のトンネル「白南風(しらばえ)隧道」を抜けて絶壁のカマヤ海岸へ。相変わらず海が青い。冠島の向こうにうっすらと越前海岸が見えるが、白山連峰は見えない。
 経ヶ岬のレストハウスがなくなっていたので、甲崎の公衆トイレを借りて用を済ます。オートバイや自動車はそれなりに行き交うが、自転車は私一人。
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 蒲入の峠を越えて本庄へ下りる。宇良(浦嶋)神社の「浦嶋公園」で小休止。また「1Q84」を少し読む。
 出発しようとしたら、京都市西区のピンク色のナンバーを付けたスクーターが到着。そのスクーターの男性がビデオカメラで風景を撮影し始めた。彼とはこの後何度も出会うこととなる。
 私は府道623号線で本庄浜をへて野室崎へ。国道を行くよりもアップダウンはきついが、景色はいいし交通量は少ない。飽きるほど青い海を堪能できる。
 泊でいったん海岸まで下りる。絶壁に囲まれた静かな入り江の集落だ。ここでまた先ほどのスクーター氏がやってきてビデオ撮影。
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 新井崎へ向けての登りにかかる。標高差130m前後のアップダウンが次々と現れ脚に堪える。新井の集落からは府道を離れ千枚田の中の道へ。海をバックにした小さな棚田の集合は田植えを目前に控えている。
 大原で府道に戻り伊根湾へ下る。舟屋に囲まれた伊根港で休憩するが、日陰がなく本を読めない。
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 1.5Lの飲料水を使い果たし、宮津市大島のスーパーマーケットで補給。すぐ近くの海水浴場の小さな浜で小休止。木陰で「1Q84」を少し読む。
 その後は午後の海風にのって平坦な海岸沿いをとばす。スクーター氏が抜かしていった。
 江尻の天橋立汽船乗り場でまた小休止。その後は、阿蘇海の波打ち際の自転車道を岩滝まで。最後にして最大の登り大内峠へ。ヘアピンカーブをいくつも超えて天橋立を見下ろすようになる。峠のわき水「いっぷく名水」をペットボトルに組み、天橋立を眺めたら京丹後市へ下る。
 最後の休憩は、京丹後市大宮町の自転車店「BULLDOG」。店長に今日の報告をして雑談。
 後は自宅まで8km、30分弱。日が陰って涼しくなった。

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