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2010/04/04

雪質ばっちり扇ノ山

 4月3日、そろそろ扇ノ山の山頂を狙える季節になってきただろう。ほぼ一ヶ月前からアプローチの林道の雪解けは進んでいるはずだ。そう思ったが、朝の雨で出鼻をくじかれる。寒気が残っているようだ。雑用の寄り道をしながら11時半に、兵庫県新温泉町海上(ウミガミ)へ。途中神鍋高原では、1ヶ月前に閉鎖したスキー場の上部がまたまた白くなっていた。
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 クルマで入れたのは布滝の奥のヘアピンカーブ(標高600m)まで。3月のひと月で余り雪解けは進んでいない。去年で言うと、3月の彼岸頃の状況だ。
 とりあえず自転車にスキー板を積んで出発。雨は止み、徐々に晴れ間が出てきた。クルマ止めの残雪を乗り越えたらしばらくは路面が丸出し。テレマークブーツで自転車を漕いで登る。しかし、その後頻繁に残雪が路面を覆っている。登るに連れ残雪区間の割合が増え、これなら自転車を途中においた方がいいかと思うが、やっぱり先のことを考えて押して雪を越える。上山高原にあがると予想通りほぼ路面が出て自転車の乗車率が9割を越えるようになる。それでもたびたび残雪を乗り越えねばならない。
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 ひと月前の目的地、上山三角点にも雪渓が残りここを滑ることもできそうだ。それを越え、この後除雪が入る避難小屋前の広場付近に自転車を止める。ここからスキーを装着。しまったザラメの上に薄く新雪が積もり、ステップソールが軽快に効く。誰も入山していない山を独り占めだ。
 いつも林道を小ヅッコ登山口まで歩くが、今日はショウブ池の南側から尾根に取り付く。が、スキーで歩くには藪が濃すぎた。下りは登山口から林道に出た方が良さそうだ。
 小ヅッコ小屋からはいつものコース。今日は軽快に歩ける。山頂には16時。まだ新しいスノーシューの跡がある。周辺の木々には小さな樹氷。氷ノ山はまだ白く、大山は霞んでうっすら。
 山頂避難小屋に入り、ノートに記帳。スノーシューの足跡の主は、姫路登山口から入山。パソコン通信時代の知り合いのようだ。ちなみに、私で2010年5人目の記帳。日帰り入山者としては4人目。山頂に来ても書いてない人もいるだろうけど。
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 まずは荷物を置いて山頂東斜面を滑る。ザラメの上の新雪を蹴散らして気持ちのいい滑降。ステップソールの板なので登り返しが楽だ。荷物を背負ってもう一本。最高だね。今度は登り返さないで、大ヅッコとの鞍部へトラバース。大ヅッコへの登り返しもステップソールが有効。このコースにぴったり適した板だ。大ヅッコでも東斜面を滑ってからトラバース。最後に大ヅッコ北斜面を堪能。後は限りなく水平に近い緩斜面を登山口まで下る。いきなりザックが置いてあった。泊まりのようだが、持ち主の姿はなく、足跡は鳥取・兵庫県境の方へ続いている。林道は、登山口付近と、ショウブ池の北側で板を外す。それ以外は残雪豊富。高速で滑れる快適な勾配。
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 上山高原で自転車にスキー板を積んで高原を一気に下る。所々の残雪の上には登山口のザックの持ち主とおぼしき足跡がずっとあるのだが、ふと気づくと自転車の轍が。もちろん自分が登りで付けたもの以外にである。もしかするとあのザックの主も上山高原まで自転車で来たのだろうか。自転車は見あたらなかったが、上山高原の避難小屋の陰辺りに隠して止めたのかも知れないが、確かなことはわからない。
 高原を降りると残雪区間が増えるが、それでも自転車を乗り降りする方が、スキーの板を付け外しするより楽なのでやっぱり自転車は有効だった。18時過ぎ、山頂から2時間でクルマに下山。真冬のように空気が冷たく、ヒーターをガンガン効かせて帰路に就いた。
 残雪は去年と同程度。

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