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2009/12/27

兵庫丹波のアンテナ山「岩屋山」

 この年末の兵庫丹波のアンテナ山シリーズも第3段にて、一応の最終回。氷上の安全山、市島の高谷山に続いて、青垣の岩屋山だ。前回の高谷山から一週間余りのインターバルに寒波が来て日本海沿岸は雪が積もりスキーシーズンが始まった。その点、兵庫丹波は日本の中央分水嶺、しかもその中でもっとも標高が低い。日本海沿岸と比べて降雪は少なく冬の晴天率は高い。というわけで、クリスマスイブの12月24日も、正午過ぎに小雨の京丹後を出発。
 福知山市内に入っても小雨が降っている。インターネットの降雨レーダーには観測されない程の微弱な雨である。9月にオープンした讃岐うどんの店「宝製麺」で昼食。目の前のコンビニエンスストアの駐車場では、警官が数名。交通事故の現場検証らしく、フロントのつぶれた小型車が大型車に積まれ地面に飛び散った破片の後かたづけが行われている。宝製麺(宝うどん)では釜玉うどんを食す。ここでは生醤油でなく、出汁をかける。これがなかなかいける。
 穴裏峠を越えると雨はほぼ止み青空がのぞく。低くてもさすがは中央分水嶺の峠越え。すでに瀬戸内に注ぐ加古川流域だ。
 丹波少年自然の家入り口の駐車場(?)にクルマを止め、自転車を下ろす。フロントの変速機とチェーンを交換して戻ってきたランドナー改パスハンターで1ヶ月ぶりの走りだ。今日のコースは全面舗装と想定しているが、あれた路面もあるかもしれない。雪もあるかもしれない。ブロックタイヤの方が安心なので好都合だ。ただし、後輪の泥よけを忘れてしまった。輪行用に工具なしで簡単に外せるようになっていて、クルマで輸送するときも外すのだ。自転車屋に預けるときも外した状態だったので家の車庫に置き忘れてきた。ドライではない路面だが、跳ねが上がるほどの水が浮いていないことを祈る。
 ゲートを越えて少年自然の家の敷地内にはいる。開け放したゲートには「朝9時~夕方6時まで開門」とある。
 木立の中を一直線に伸びる道の両側には、キャンプ場やログハウスなどの施設。信州の安曇野や八ヶ岳山麓のような雰囲気。その狭い道で2台の車とすれ違った。これから登る岩屋山の山頂エリアにはパラグライダーの出発点があり、どうやらその車のようだ。すれ違ったうちの1台がその後追い越していき、さらにそのだいぶ後にまたすれ違った。
 自然の家の敷地内を過ぎると杉林の急勾配を沢沿いに一直線に登っていく。やがてS字カーブとなり、その直後に大きく右にカーブし沢から離れて尾根へ向けての登りとなる。「岩屋山頂まで4.5km」との道標が立つ。なお、沢沿いにもダートのダブルトラックがのびている。
 周囲は杉林からいつの間にか雑木林となり、標高550mで路肩にわずかな残雪。この辺りから周囲の山々に下界が垣間見える。時折見える山頂は薄くガスがかかっている。
 標高600mを越え、山頂から北にのびる尾根を巻くところがパラグライダーのフライトポイント。展望が良さそうだが、先に山頂を目指す。駐車スペースと思われる広場の奥でゲート閉鎖。この先はNTTアンテナ専用道路らしい。もちろん登山者はOK、自転車も持ち上げて横の隙間を通過。
 ゲートまではきれいな舗装路だったが、そこから上はダート。ブロックタイヤの本領発揮だ。さらにわずかな区間だが、路面が薄く圧雪で覆われていた。スリックタイヤなら滑りそうだ。
 山頂には大きなNTT携帯電話網の中継アンテナが一基。フェンスで囲まれているが、その周囲をぐるりと一周。ちょうど裏側に三角点があり、登山道もあった。展望はあまり良くないので、服を着込んで手袋を変えて防寒対策をしてから、山頂をあとにする。
 ブロックタイヤを信頼して、ダートと圧雪を過ぎ、パラグライダーの発射場へ。ここは大展望。ややガスが出ているのが残念。近くの粟鹿山すら確認できない。その粟鹿山もアンテナ山。丹波と但馬の境界だが、NTT専用道路は丹波側なので、今回のシリーズに入れてもいい。けれど、自転車で登るのは雪解けのあとだな。ちなみに過去には、自転車でもスキーでも登ったことがある。
 さて、あとの舗装路は一気の下り。特に沢沿いの直線は飛ばせる。登りで汗ばんだ体を一気に空冷。自転車を積んだらヒーターをかけたクルマで帰路に就く。
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