金色の野に降り立つ
日曜に仕事が入る関係で、平日の午後が自由になることがある。その時間を利用して、27日午後、南にクルマを走らせる。昨日は雨。これからの時期、日本海沿岸では低気圧が過ぎたあとはぐずつく。
さすがに片道100kmの道のり、砥峰高原に着いたときには斜陽がススキの穂を黄金色に染めている。ススキの穂の最盛期とあって、平日ながら人がたくさん。ススキの原に一番近い駐車場は半分くらいクルマで埋まっている。
山間部には行って空は曇りがち。自転車をおろして、ススキの原を横目に林道を峰山高原方面へ。以前はダートだった林道はすっかり舗装されている。峰山高原暁晴山を目指すが、夕暮れが近づいてきたので引き返す。両高原の中間部の峠の工事現場からシングルトラックへ。林間を下っていくとススキ野原の最上部に出る。広大なススキ野原を見下ろしながらシングルトラックを下っていく。夕暮れが迫り人影がない。人が歩いているときには、ここを自転車で走るのはトラブルの元。
ところでこの砥峰高原は、来年公開予定の映画「ノルウェイの森」のロケ地(すでに撮影済み)。ノルウェイの森と行っても原作の舞台は東京と、京都の北山。砥峰のススキ野原は京都の北山でのシーンに使われたのだろう。
ススキ野原を下って駐車場に戻れば、クルマは私の一台のみ。一宮方面に下って帰ろうと思っていたが、夏の豪雨からまだ復旧せず通行止め。来た道を帰る。
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