早まる夕暮れ
10月31日、ちょっと最近運動不足なので遅い午後に一走り。家を出発して海岸に出たらちょうど夕日が沈むところ。ずいぶん日没が早くなった。そして、太陽の軌道も南よりとなり、夏の間は水平線に沈んでいたのだが、秋分を過ぎる頃から陸地に沈んでいくようになった。
10月末の丹後の日没時刻は17時05分頃。秋分からの1ヶ月あまりで、50分も早くなった。最も日没が早まるのは12月5日頃で16時45分。これからの1ヶ月あまりでは、20分しか変わらない。
実は、今の時期(10月下旬~11月上旬)は一年で最も南中時刻が早く、11時42分頃。南中時刻が一定でないのは、地球の公転軌道が楕円であり、太陽と地球との距離が変化する生徒のこと。ちなみに、京丹後市は標準時子午線が通っている。
南中時刻が早まれば、日の出日の入り時刻も相対的に早まる。これと日の短さが重なることで、今の時期の夕暮れの早さとなる。これからは南中時刻が遅くなっていくので、日没時刻の早まり方は鈍っていき、12月10日頃から冬至までは日は短くなるのに日没は遅くなっていく。その分日の出は遅くなる。
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