天文台で惑星と月をみる
26日午後から夜にかけて、綾部市天文館パオを訪れた。晴れてはいるものの雲が多く、夜の天体観測には微妙な空模様。
昼過ぎに京丹後を出発して、到着してすぐ16時前から、かつて越冬隊に参加したという経歴をもつ天文台の職員の南極で過ごした1年間についての講演を聴く。まずは地球という天体のお話。オーロラの写真もたくさん見せてもらった。
そしてそれが終わると暗くなってきたので、外に出て国際宇宙ステーションの観測。そして夜のとばりが降りてきたら直径95cmの反射望遠鏡での観測開始。
まずは木星。最初は見えていた縞模様が薄雲にかすれ、衛星たちも見えなくなり、そして木星自体も隠れてしまった。
空全体が薄雲に覆われてしまうような形なので、もっとも明るい天体、月に狙いを変える。名月まであと半月。家庭用の天体望遠鏡でもクレーターは見えるのだが、ここは月が視界からはみ出す大きさ。ちょうど太陽の光が横から当たる半月なので、クレーターが立体的に見える。
その月も隠れ、しばし雲待ち。
そのあと天王星、海王星と家庭用ではなかなか見えない惑星をみてから、最後に木星を観測。
というわけで、みんな満足して帰る。
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