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2009/07/23

三日月のような太陽2009

 部分日食の観測をするのはこれで何度目だろうか。はっきり覚えているのは、初めて見た1978年10月2日小学3年生の時、そして(北近畿で観測できた)前々回1997年3月9日、前回2004年10月14日だ。
 小学生のときはプラスティックの青い下敷きで見た。1997年は日曜日、ハチ北高原スキー場でリフト待ちの最中に曇り空の雲越しに直接太陽を見た。2004年は快晴。ピンホールを利用して欠けた太陽を見た。
 さて2009年7月22日は食分およそ0.8と今までの経験を通して最大の日食。ピンホール、鏡、天体望遠鏡による投影などさまざまな観測を試みたが、やはり雲のフィルターが一番効果的。
 ちなみにこの日の京丹後は、朝7時ごろに雨。その後もすっきりしない曇天。ただし、日食の時間帯に合わせるように太陽が透けて見えるうす曇。かえって快晴よりも観測がし易かったのではないだろうか。
 何度も日食を見ているのにもかかわらず、知らなかったこと誤解していたことがたくさんあった。まずは「食分」面積比と思っていたが、太陽の直径に月が入り込む割合。ちなみに食分0.8ではおよそ面積の74パーセントがかける計算である。周囲が暗くなるという実感はなし。どうやら皆既でないと暗さは体感できないようだ。
 また、皆既日食と金環食の違いはどのような原因で起こるかということ。調べたらすぐにわかることだが、今まで特に疑問を持たず調べることがなかった。
 さらに、30年前には下敷きや写真のネガフィルムやすすをつけたガラスでの観測を当たり前にしていたのに、今ではそれらは厳禁。理由は、可視光線のフィルターに放っても、紫外線・赤外線は通してしまう。特に赤外線で網膜を焼かれてしまう、とのこと(確かにテレビのリモコンで試したら赤外線素通し)。出版物や公的サイトでは「基準を満たした日食グラス以外はだめ」と記され、個人サイトで「白黒のネガフィルムであれば、何とか大丈夫だろう。個人の責任で…」とのこと。日食グラスと白黒ネガを使ってみた。
 次回は2012年の金環食。今度はすぐ近くでの中心食で、しかも5月20日は日曜日、と喜んでいたが、日本では5月21日の朝7時ごろらしい。
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