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2009/06/07

今シーズン滑り納めは加賀白山

 昨シーズンも狙っていたが、日程の調整があわずに断念していた加賀白山での滑り納め。今年5月半ば別当出合までの林道が開通してから、週末毎に狙って履いたのだが毎週天気が悪い。
 そろそろ雪が解けてしまう。滑るところが少なくなるばかり。6月の第一週も、不安定な空模様の予報、日曜が仕事とマイナス要素があるが、土曜は回復基調の曇りときどき晴れの予報。日曜の仕事も軽め。金曜に早めに帰宅して2時間ほど仮眠して、22時前に出発。2年越しの勝負に出る。
 6月6日3時に別当出合。既に10台あまりのクルマが止まっている。とりあえずクルマの中で寝る。
 目が覚めると辺りは明るい。4時45分。空は晴れている。よし出発準備。続々とクルマが駐車場に入ってくる。ほとんどがハイカー。スキーを持っている人は数名。
 登山道に雪はなく、ひたすら登る。甚之助小屋の少し下からたまに雪の上を歩くようになる。果たしてどれだけ滑れるのだろうか。
 遅いペースで、次々と追い抜かれながら登る。黒ボコ岩の手前、延命水辺りのトラバースルートもたまに雪渓を越えるものの、とても滑れそうにない。目指す山の向こうは抜けるような青空。背後は雲海で、別山がその上に顔を出し、景色は最高だ。しかし、雲海からこちらに伸びてくるガスが気に掛かる。
 弥陀ヶ原に登り、ようやく滑れる斜面にご対面。山頂も美しい。ここでようやくスキーを履いてシール歩行を開始。山頂が見えたとはいえ、まだ標高差350mを残している。なかなかゴールに届かない。そのうち雲海が勢力を増し、別山が徐々に姿を消し始めている。私を追い越したスキーヤーがどんどん滑り降りていく。スキーヤーは、3人それぞれ単独。3ピン革靴のテレマーク2、アルペンのショートスキー1。
 何とか残雪の最高地点、標高2650mにたどり着いたときには弥陀ヶ原も半分ガスに覆われている。な過半場で長袖シャツを脱いでから、ずっとTシャツ1枚でここまで来た。雪のない山頂ピストンは割愛して、ここでシールを外して滑り出す。ザラメでまずまず快適。室堂には寄らず、その西側を一気に、標高差300mのダウンヒル。雪のない砂防新道は止めて、エコーラインへ。ガスに覆われているので、往路と違うコースを行くのはちょっと怖い気がするが、GPSレシーバーの助けを借りながら試みる。これが大正解で、結局板を外したのは一カ所、ほんの20m程で、あとは標高2100mの等高線に沿った南竜道まで滑ることができた。
 本日の滑りは、トータルで標高差500mだった。
 7年前に始めて白山を滑ったときもこのエコーラインを下ったが、南竜道を通り過ぎてしまうミスを犯してしまったので、今回は慎重に行く。ちょうどガスが切れたタイミングに一発で南竜道を捕まえることができた。
 砂防新道に戻ると、私よりも先に滑り降りたスキーヤーがいた。革靴の彼は、滑りもお見事だった。プラブーツが頼りの私は、今日のような雪解けで登りの歩きが多い時にはひたすらうらやましい。きけば、同じ京都府民だった。
 ここでザックにスキー板をくくりつけて、彼と前後して別当出合へ下る。すっかりガスに覆われているが、もう何の影響もない。ひたすら下るだけだ。
 別当出合についたらすっかりクルマが減っていた。薄日の射す別当出合から白峰へ下ると霧雨。石川福井県境の峠を越えて、勝山に下りると霧雨は止んだが、周囲の山々は雲のなか。午前中の、白山上部の快晴は見事なタイミングだったようだ。標高2650mではTシャツ一枚だったが、下界は寒いので長袖のシャツを着込む。そのあと丹後までは霧雨の中のドライブとなった。
 翌日の日曜、板を背負っての長い下りのダメージで、膝と腰がだるおも。あと、前腕部をむき出しでいたので、真っ赤に日に焼けて痛い。午前中の仕事を終えて、午後はゆっくり。今日も霧雨、休養の雨。
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コメント

白山お疲れ様でした。夜中を走る行動力がすごいです。
 雪はさすがに僕が行ったときより少ないようです。
 歩きが大変でしょ。下りで何が疲れるかといって、これは100%スキーを担いでの歩きですよ。僕も翌日、肩が重荷で痛かった。
 エコーライン参考にさせてもらいます。来シーズンも山スキーができますように。

投稿: すう | 2009/06/09 06:41

 足腰はすぐ回復したんですが、前腕部の日焼けはまだまだ真っ赤でひりひりしています。
 黒ボコ岩から下の砂防新道は全く滑れなかったので、エコーラインだなと思っていました。でも、下るときガスがでてきてしまったので、どうするか迷いました。ほとんどのスキーヤーが安全策で登ってきた砂防新道で下りたようで、エコーラインにはかなり時間が経ったシュプールが一本残るのみでした。話をした京都のテレマーカー(京都クロカン所属だそうです)も、エコーラインは滑らなかったようです。GPSレシーバーのお陰で思い切って滑ることができました。
 7年前は中飯場まで滑ったのですが、登りで脚を使いきってしまい、甚之助から下の林間は苦痛でした。つぼ足のハイカーにも抜かされてました。その点今回は、甚之助の少し上まで滑れたし、脚にもまだ余裕があったのでむしろ前回より楽でした。まあ、今回滑れたらもっと楽でしたけどね。
 それと、雪がない区間が長いことがわかっていたので、ある工夫をしていたのでした。その内容は、またメールで。

投稿: はいかい | 2009/06/09 23:27

はいかいさん 
福井のゆうです  
僕もMTB+観光新道で行っていました 出発6時半ごろ出発で

もしかして、室堂の雪渓で僕がちょうどクロカンで滑っている時に
シール登行していた方が はいかいさんだったんではないでしょうか? 赤いヘルメットでした・・ 
室堂から弥陀ヶ原に降りる時にガスが上がってきて
ちょうどその時に同じ方向に滑りこんでいるのを見ていました。
また別当の駐車場でも降りてくるのをお見かけしました。
お話ができたら良かったと思います~ 

※間違ってたらすいません。

下山後 山泊まりの予定だったので暇で休んでいましたら
隣に駐車していた 京都クロカンの方が降りてきてその後また市ノ瀬で会いましてキャンプをご一緒させてもらいました

白山は毎回 サプライズがあり 人や自然の出会いが非常に多いのでそれが楽しみです  
また出会いを求め週末も行きます。
スキーも去年よりちょっと雪が少ないぐらいで南竜までは十分滑れますね 

投稿: ゆう | 2009/06/10 21:36

 ゆうさん、まさしく私です。室堂の上の斜面を滑っていた姿はちゃんと見ていました。写真も撮ってます。
 白山を初め、いい山が近くにあってうらやましいです。
 山スキーMLには翌日白山を滑った人の報告は、エコーラインから万才谷を滑っていました。まあ、だいたい同じようなラインです。
 また、お会いできることを楽しみにしています。

投稿: はいかい | 2009/06/11 20:14

やっぱりそうでしたか~ コメントして良かったです。 写真も撮っていたんですね おはずかしい・・

京都の方は良く会います。 今シーズンもテレの方数人とお話して・・去年は京都の方と初対面でしたが仲良くキャンプをご一緒しました。

この日は 登りで下痢と消化不良で途中で急に足が動かなくなってしまって バテバテでした。 
ガスさえ上がらなければゆっくりしていたので はいかいさんともお話できたかもしれませんね 
雲海の上の2年ごし白山 条件が良くて良かったですね! 

投稿: ゆう | 2009/06/11 21:38

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