森林基幹道「笠形線」中・南工区
12日、午後半日の休みを利用。ただし、翌日は土曜で休みなのでちょっと遠出。先日の続きの笠形林道。長年の工期をへて昨年開通した区間。先日の区間と違って、ダートが残されているので久しぶりのパスハンター(VIGOREランドナー改)で走破する。
市川の県道34号線船坂トンネルの少し南にクルマを停めて、峠を目指す。トンネルの上の旧峠から林道中区間を南下開始。最初は舗装で、そのうちダートとなる。標高300m弱の峠から標高400mを越えるピークを二つ越える。稜線を行くスカイライン区間では周辺の集落や、はるかに播磨平野が見渡せる。
林道は再び舗装路となって、県道145号線釜坂峠へ下る。無線アンテナへの作業道への分岐を過ぎ、少し下ったところが林道南区間。不法投棄を監視するソーラー電源のカメラが要所要所に立っている。
日が傾いてきた。峠から県道を西に下ってクルマに戻ることもできるが、下り基調なのでこの区間に突入。ビルの建ち並ぶ播磨平野が近い。中国自動車道のインターチェンジなど、明かりが灯り始めた。ダートといっても良さそうな荒れた舗装路からダートとなった林道は、ちょっとした登りで深山の西側の林道ピークを越えたら、最後は一気に下る。下りの途中からまた舗装となる。光明寺への道に合流したところで林道は終わり。
薄暮の県道23号は、帰宅のクルマが行き交う。前後にLEDライトを点滅させて安全を確保。雑然とした福崎の街中を北上して県道34号線を目指す。クルマがあふれた狭い車道を避けて歩道を行けば、前を見ずにおしゃべりに夢中の高校生の自転車にぶつかられそうになる。
県道34号線で岡部川を遡る。しばらくは住宅街だが、徐々に谷の田園地帯となり、クルマも気にならなくなる。右手の稜線は、先ほど走った林道なのだ。
すっかり暗くなった。街灯の明かりで地図を確認して再び走り出そうとすると、岡部川のほとりを光が流れている。大勢の人が懐中電灯を持って歩いているのかと思ったが、なんと蛍の大群だった。
そのあとも、蛍の乱舞を見ながら駐車地点へ戻る。
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