郷路林道サファリパーク
日曜の仕事の替わりに、平日の午後にちょくちょく休んでいる。15日の金曜も、職場を抜け出し緑の山へ。
10年以上の眠りから目覚め、先日からなら試運転を始めた、VIGOREランドナー。各パーツほとんど問題ないみたい。そろそろ走りごたえのあるところでも走ろうか。
というわけで豊岡市但東町の郷路林道へ。10年ちょっと前にはダートだったのだが、舗装が進み「そのうち全部アスファルトになるんだろうな」と思ってから数年のご無沙汰。もうすっかり全線舗装だろう。
畑山の公民館にクルマを停めさせてもらい坂津へ。田植えの終わった田んぼが湖のように輝く。集落を抜け急坂を登って峠へ。峠から林道へ。今日はたくさんの鹿を見る。さらにはキツネも。林道は予想通りずっと舗装。途中自転車を停めて林間の展望台にも寄る。
最高地点は郷路岳の山頂の側。山頂はなだらかで林間に三角点があるだけだった、ように記憶している。
丹後の依遅ヶ尾山、金剛童子山、高山などの山脈、日置の海岸の奥に伊根ものぞき、郷路に対峙する高竜寺ヶ岳の麓の但東町は集落と青空をうつした田んぼが緑に囲まれている。
最高地点を過ぎたら一気に下り。そのあとの登り返しの途中、左手の法面でガサガサと音がした。また鹿だろうと、通り過ぎながら振り返ると…。鹿よりもたくましく真っ黒な後ろ姿。熊だった。私に気付いて斜面を登って逃走していく。その距離10メートル余り。カメラを出す余裕はなかった。刺激せず静かに退散した。目撃するのは初めてだが、今までに聞こえたガサガサという音の内のいくつかは熊だったのだろう。鼓動が激しいのは登りのせいだけだろうか。
登り返しのあとの下りで薬王寺峠へ。さらに下る。夕暮れで肌寒い。奥赤から赤花と一気に駆け抜ける。
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