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2009/03/22

ラストスパート扇ノ山

 新温泉町役場に問い合わせると、雪は少なくても上山高原までの除雪は例年通り4月下旬とのこと。うーん、その頃には山には滑れるほどの雪がないんではないか。というわけで、快晴の21日、扇ノ山へ。
 海上林道でクルマが入れるのはシワガラの滝入り口を過ぎ標高600mのヘアピンカーブまで。海上集落からここまでは除雪でなく、自然の雪解けと思われる。11時前に歩き出す。板はステップソール付きのダブルキャンバーwith3ピンビンディング。しかし、ヘアピンカーブの残雪は様子を見てつぼ足で。予想通りすぐに雪が切れ、アスファルトの林道を歩く。標高差100mほどで路上に残雪が現れ始め、板を付けてそれを拾うように歩く。しかし、それもすぐに途切れ、上山三角点を過ぎるまで延々とアスファルトを歩くことになる。こんなことなら自転車を持ってくればよかった。
 上山高原の避難小屋の辺りからは雪が繋がり、未だ凍っているしょうぶ池で途切れる以外は、ずっと板を付けて歩ける。
 2時間ちょっとで小ヅッコ登山口。おにぎりを食べて小休止。すると単独テレマークスキーヤーが下山してきて「これから?」。もう13時半を過ぎているから言われてもしょうがない。ここまでの先行トレースは、つぼ足2人前と、スキー。後者が彼のものと思われるが、私のトレースと比べてずいぶん浅く目立たないものだった。つまり、雪が締まっている朝のうちに林道を登ったものと思われる。
 彼を見送ってから、私は登山道へはいる。登山道もステップソールだけで登る。シールは持ってきていない。
 上山までの除雪が完了した4月下旬に訪れるのが例年のことだが、そのころの積雪とかわらぬ感じ。むしろ、多い年のゴールデンウィークの方が多いくらいだ。
 小ヅッコ小屋を過ぎてすぐは灌木の多い林間。河合谷からの登山道との合流点辺りから上に行けば徐々に疎林となって行くが、折れた枝が雪面に散らばっている。大ヅッコの北面が快適な疎林の緩斜面。つぼ足のトレースは、一時カンジキとなるが、具合が悪いのかまたつぼ足に戻った。深く雪に沈んで、足跡を見るだけでつらそうだ。その2人のものと思われる声が聞こえたが、姿は見えず。河合谷の大根畑の方を歩いているのだろうか。
 大ヅッコから扇ノ山との鞍部への下りは、林が濃くて滑りにくい。
 扇ノ山についたのは15時過ぎ。3月に山頂まで到達したのは初めて。さすがに雪は今まできた中で一番深い。山頂避難小屋の周囲の雪の壁は、190cmの板よりも40cmくらい高い。
 隣の氷ノ山も、さすがに例年の4月下旬よりは白い。大山や那岐山はシルエット。天気は下り坂でやや青空は霞んできたが、鳥取市街や湖山池は結構はっきり見える。
 さあ、西日を背に受け山頂東斜面にドロップ。ダブルキャンバーながら、ツーステップの出来損ないのプルークテレマークターン。この斜面は適度な斜度、適度な疎林で楽しい。登山口ですれ違ったテレマーカーが何度も滑ったあとがある。やっぱり一度ではもったいないので、一度だけ登り返して再びドロップ。そのあとはトラバースで鞍部へ。
 大ヅッコへ登り返したら、こちらも東斜面へドロップ。いきなり転倒。はいダメ、やり直し!今度は決まった。景色が開けてダイナミックな滑降。そしてトラバースしながら稜線に戻り、大ヅッコ北斜面を前述の出来損ないターン(ヘタレマークという)で飛ばし、落ちた枝と灌木に手を焼きながら登山口へ。快適な斜度の林道を飛ばして上山高原へ。この林道で最高速度31km/hを記録。
 上山高原からはアスファルトを延々と歩く。くどいようだが、自転車を持ってくればよかった。
 というわけで、約20km、標高差700mの行程。11時前から、18時過ぎまで、と7時間を超える行動時間。しつこいようだが、自転車があればもっと楽だった。上り下りで1時間は時間短縮できたはず。
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コメント

 山頂は雪が多いのですね、扇ノ山。石徹白の山でも日当たりがいいところは山頂付近でクマザサが出ていたのに、たっぷりと雪がありそうです。
 そういえば、野人さんは大山とくらべて石徹白の山は同じくらいの高さの割に雪が多いと言っていました。僕は山塊としての大きさの違いと思うのです。
 なかなか厳しい雪のシーズンですがあと少しがんばいましょう。

投稿: すう | 2009/03/23 21:11

 石徹白遠征お疲れさまでした。私の方は、2時間でアプローチできるところにある東中国山地から抜け出せません。普段家を出るのと同じ8時頃に家を出て、十分遊べますので。疲労も少なく、今回のように中一日おいて連発もできます。
 その東中国山地の雪遊びの山も、もう扇ノ山を残すのみと言った感じです。でもまだしばらく、おそらく4月上旬までは楽しめそうです。
 標高1300mあまりの扇ノ山の積雪量は驚異的です。すぐ隣で200m高い氷ノ山をしのぎ、このエリアでは群を抜いています。同程度の標高の山でこの積雪は、日本一の豪雪地帯、新潟長野県境の山に匹敵します。
 林道の雪があったりなかったりして通して乗れなくても、自転車があれば確実に時間短縮になります。特に下りは劇的に。 

投稿: はいかい | 2009/03/24 01:18

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