29日、霜が降りた朝
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25日、午前中の仕事を終えてから大江山連峰へ。点火プラグの交換だけで修理から戻ってきたクルマは4WD。今日は千丈ヶ原までクルマで登る。正午をすぎてもまだまだ路面凍結は完全に解消せず。除雪の終点には既に5台のクルマが止まっていた。そのうちの1台、神戸ナンバーのジープは、登山でなく単なる雪見ドライブのよう。クルマの脇で男性2人連れが「スキー場でもあるんですか」。スキー登山というスタイルは見たことがなかったようだ。14:10、スノーシューとスキーのトレースがついた林道を歩き出す。
鍋塚林道への分岐をショートカットしているうちに、上の林道を滑り降りる人影。上半身しか見えなかったが、スキーのようだ。クロカンか、山スキーか、テレマークか。なかなか見下ろす下の道へと現れてくれない。耳を澄ますと話し声が聞こえる。複数だろうか。
林間をショートカットして上の林道へとでたら、スキーのシュプールとスノーボードのシュプール。こういうペアだったのか。
その後も、林道のヘアピンカーブをショートカットして登る。新雪は薄く、ラッセルは浅い。スキーとスノーボードのトレースは林間をショートカットせずずっと林道をたどっている。これではスノーボードにはつらいだろう。
1時間ちょっとで、林道終点。鍋塚と鳩ヶ峰の鞍部へ。先週はガスで見えなかった加悦谷の平野が見える。田んぼも家並みも真っ白に雪化粧している。京丹後市の山、磯砂山、金剛童子山、依遅ヶ尾山も見える。なんとスキーとスノーボードのトレースはここまで。林道だけとはもったいない。
そこから、30分で鳩ヶ峰に登る。シールにも雪がくっつく。先行トレースはスノーシューが一人分、片道のみ。トレースは使わず自由に歩きやすい部分を歩く。山頂手前で、雪面に顔を出したブッシュに、小さな樹氷がついている。
15:50鳩ヶ峰到着。雪がくっついて更に固く凍ったシールを力づくで剥がし、まずは来た道を滑り降りてみる。クラストして大苦戦。標高差40mほど下って、シールを貼ってのぼり返し、今度は東斜面へドロップ。上の方がクラスト、下りるとブッシュが濃くなり厳しい。何とか東尾根へと降り立つ。
東尾根は、林と周囲の峰々が日差しを避けてくれて、昨日積もった雪が粉のまま残っていた。気持ちいい。
動物除けのネットを越えながら、林道に降り立つ。日のあるうちにクルマに戻る。
夕暮れで、再び凍結した山道を慎重に下る。
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クルマが故障した。今年になってからの二回目の入院だ。前回の修理から戻ってきてから、一週間での再入院。何せ12年半、22万km。そろそろ寿命かなぁ。
そういうわけで、代車が届いたのが10時過ぎ。そこから山へ向かう。昼過ぎから雨の予報だが、大丈夫かなぁ。 行動食との見物を買って福知山大江町のグリーンロッジへ。いつもなら登れる千丈ヶ原への雪道も2WDの代車では無理はできないので、片道3km、標高差170mの歩きが加算される。
予報通り雨が降り出すが、小雨程度。携帯電話で降雨レーダー画像をチェックすれば本降りにはまだだいぶ間があるので、大丈夫だろう。千丈ヶ原には2台のクルマが止まっている。
鍋塚林道にはスノーシューのトレース。ヘアピンカーブをショートカットしながら登る。そのうち、単独の女性、その後男女の2人連れと続けざまにすれ違う。
初めは見えていた千丈ヶ嶽が雲に隠れ、鳩ヶ峰もぼんやりしてくる。鍋塚林道の終点、鳩ヶ峰と鍋塚の鞍部に到着する頃には稜線は真っ白なガスに覆われた。断続的に弱雨が降り続く。
登山道に入ってもスノーシューのトレースは続く。雪は湿っているが、クラストせず何とか滑れそうだ。
山頂手前でスノーシューのトレースはとぎれた。ゴーゴーと風の音が聞こえる中、山頂に到着。景色は全くえず、風に吹き飛ばされそうになりながらシールを外す。東斜面から東尾根に下りようかと思ったが、雪が少なくブッシュや岩や植林の切り株などの障害物がでこぼこしているので、無難に来た道を引き返す。ホワイトアウトに近いが、辛うじて斜面の勾配は目視できる。
湿った雪は抵抗が大きく、快適な滑りとはいえない。林道まで下りたら、またヘアピンカーブをショートカットしながら下る。千丈ヶ原からはスキー板を担いでクルマを止めたグリーンロッジへ。
車にスキーを積んだら舞鶴へ足を延ばす。遅くなったが、用事を済ませて帰路に就く。
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ときどき日曜日にも働いている関係で、13日の火曜日の午後が空いた。今朝も新雪が積もったので、前日訪れた碇高原を再訪。とにかくここは降った直後、または降っているときでないと雪の鮮度が落ちるのが早い。雪道は昨日よりまし。
昨日のトレースは完全に消えてはいるが、劇的に積雪が増えているというほどではない。昨日まだブッシュが埋まっていなかった標高495mの笠山展望台にはいかず、北西斜面のみで楽しむ。
2本目は、ウロコ付きダブルキャンバー。軽快な板で、トレースを付ける。除雪された府道は板を担いで歩き、未除雪の牧場作業道にトレースを付けていく。ここは京都府の総合牧場があるため、アプローチの道路は除雪されるのだ。前日より雪はしまって、ラッセルというほどではない。歩き出しは止み間だったが、途中から吹雪いてきた。そして、昨日のシュプールはまったく見あたらない斜面に、新たなシュプールをひく。昨日よりやや重い雪だが、それでも新雪の気持ちよさが味わえる。最後に遊歩道に沿って車道に下りる。ここが狭くて難所である。
クルマまで降りたら、板をテレマークスキーに変えて2本目。板を担いで車道を歩いていたら、稲光、そして雷が鳴り出した。近い。慌てて板を下ろす。次の雷鳴は遠くなったが、クルマが通らないことをいいことにここからシール歩行開始だ。
やはり、滑りはこちらの板の方が格段にいい。最後車道に下りる手前で遊歩道を越えた向こう側の斜面に出てみる。遊歩道の手すりを越え、ブッシュ抜けて、最後は排水溝にはまりそうになりながら反対側の斜面へでて、もうひと滑り。もう少し積雪が増えたら障害物がすべて埋まるのだが。
3本目は趣向を変えて少し西よりの斜面を下りる。いつもの斜面より急勾配(おそらく30~35度)だが、滑れるくらい雪がついている。牧場の作業道を歩く距離は半分程度ですむ。雪は止んで、昨日は吹雪に霞んでいた日本海が、今日ははっきり鉛色に見える。海は荒れて、平(へい)あたりの丹後半島の北岸に白い波が打ち寄せる様子も見て取れる。雪は止んだが、まともに風を受けてシールをうまく畳めない。まあすぐまた使うから適当でいいだろう。30度を超える急斜面にドロップ。あっという間にクルマを止めた車道に降り立つ。ちょっと呆気なかったな。
そして最後の4本目は、いつもの斜面をじっくり楽しんで本日の雪遊びを締めくくる。
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平野部の雪から推してみるにまだまだ十分には積もっていないだろうけど、連休最終日の12日、お手軽まさにバックカントリーの碇高原へ。
自宅から20km弱。厳しい雪道も、この程度なら我慢できる。すぐ南にはスイス村スキー場。
海が近く、日本海からの季節風がまともに当たる。また牧場の牧草地であって日光もまともに当たる。そんな碇高原の雪は、質量ともにいまいち。風にとばされ余り積もらず、あっという間に鮮度も落ちる。だからこそ今日のように雪が断続的に降っているときが狙い目だ。
テレマークスキーにシールを貼って一本目は標高495mの展望台まで登るが、ピーク直下はブッシュが埋まっていなくて余り楽しくない。その下の北西斜面の方が楽しい。吹雪の中を下る。クルマまで降りたら、再びシールを貼って登る。自分のトレースが使えるので今度はだいぶ楽だ。そして、北西斜面のみ滑る。たのしい。雪も止んで薄日が射してきた。
クルマに下りたら小休止。シールの着脱にはもう飽きたので、今度はダブルキャンバーのウロコ板で3本目。板は軽いし、3ピンビンディングも軽快。シールを貼ったり剥がしたりもいらないので楽ちん。ただし、やっぱりターンが難しくて転ける。
夕日が照らす斜面の3本のシュプールは、すべて自分で付けたもの。まさに独り占め。たまに通るクルマの視線を感じながら付けたものだ。
クルマでの下山は、スイス村スキー場からの帰りのクルマと列をなして、慎重に。
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3連休にあわせるように寒波がやってきた。連休初日の10日が最もよく降った。まだまだ雪が少ないので、「降れ降れもっと降れ」と祈りながら、コタツで寝たきりの生活を送った。
中日、11日は起きたら新雪だったが、日中には止み間、というより晴れ間がでてきたので外にでてみることにする。先日のわかさ氷ノ山スキー場で現地の知人には「3連休もくるよ」と予告したが、ちょっと雪道が厳しくて、半分の距離の神鍋高原へ。滑り終えた人のクルマとすれ違いながら高原へ。
当然リフト券を買うつもりはなく、クローズしたスキー場ゲレンデを登って遊ぶのだ。北神鍋スキー場を狙っていたのだが、ブッシュが成長して滑れそうにない。もう、スキー場だった頃は過ぎ去りし過去のこと。
というわけでアルペンローズスキー場の稲葉ゲレンデ。シールを貼るのが面倒なので、ウロコ付きダブルキャンバーwith3ピンビンディングの板で手軽に行こう。上のゲレンデへ通じる部分はブッシュがまだ埋まっていないがすり鉢場のゲレンデ中央部は吹き溜まりのようだ。膝までのラッセルがきつい。蘇武トンネルを出入りするクルマからの視線を浴びながら、えっちらおっちら登る。残念だったのは、雪が深くて直滑降でも余り進まなかった。
夕暮れ迫る高原からの下りは、スキー帰りのクルマが雪道でのろのろ運転。
麓の江原では、豊岡市立図書館の日高分館に立ち寄る。植村直己の出身地だけあって、山や冒険の書が充実。豊岡本館で借りた本を返して、また新たに別の本を借りる。京丹後市と豊岡市は府県境を越えて図書館が提携しているのだ。
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新雪を楽しみに仕事をさぼって行って来た。
下界は雨。播但国境の若杉峠、そして兵庫・鳥取県境の戸倉峠の標高700m超級は新雪。
ベースの標高が800m近い若桜氷ノ山スキー場は、いい雪が積もっていた。午後の出だしだが、平日でひとが少ないので、荒らされていない部分が結構残って新雪を堪能できた。雪のつきにくい最上部標高1200mのゲレンデも開放されていた。小さな樹氷が見られた。
午後券が2500円と値上がりしていた。ちなみに午前券は据え置きの2000円だが、有効時間帯1時間短くなって正午まで。
この日のゲレンデ内移動距離(滑走+リフト乗車)は32.1km。
上達とは無縁のヘタレマークだが、今日はちょっと板に乗れるようになった気がする。
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元旦より今シーズンの営業を開始したおじろスキー場。例年通り友人と訪れた。
みぞれの京丹後市を10時に出発。神鍋高原を抜けて、香美町おじろ区、つまりは旧美方町へ。ちなみに神鍋高原でみかけた郵政カブは後輪にチェーン装着、雪国だねぇ。神鍋高原のスキー場もすべてオープン。
おじろスキー場駐車場へは正午到着(85km)。午後券を買って、ゴンドラリフトでゲレンデへ。
もちろん、山は雪。やや重い新雪。ブッシュや土は全く出ていない。リフト待ちは最大で3分だが、ほとんどは1分以内。客層は家族連れが多いようだ。雪が降ったり止んだりで、15時をすぎると吹雪とガスで視界不良の時間帯もあった。テレマークスキーは私一人。2台のスノースクートが目立っていた。
未圧雪ゾーンでは、重い新雪の下のくされ雪に翻弄される。でも、スノーボーダーたちに負けじと、何度もトライ。
ゲレンデ内移動距離は、18.1km。登行ゴンドラリフトの距離をあわせても22.7km。あんまり滑れなかった感じだが、友人のペースにあわせていたのでまあ仕方ないだろう。
復路は香住回り(91km)。矢田川温泉に浸かる。
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