2月11日 大江山連峰鳩ヶ峰東尾根滑降
林道歩きが長い割に、斜面の滑降が少ないのが大江山連峰を滑るときの不満点。
それを解消するのがこのコース。登りも林道をショートカットしながら行く。そして下りは先週下見した尾根の滑降だ。
先週末の寒波は、このエリアにはあまり降雪をもたらさなかった(丹後半島北岸中心の里雪型)。よって、やや締まってラッセルなく歩きやすい。
カンジキ、スノーシューのそれぞれ単独行とすれ違って鳩ヶ峰へ。シールをはずし、振り返ると鍋塚の東面には雪崩の亀裂ができているようだ。そして、千丈、赤石などの大江山連峰の峰々、神鍋高原のスキー場ゲレンデ、三岳山、青葉山、さらに依遅ヶ尾、金剛童子、磯砂などの丹後の山々の展望を楽しむ。足下の加悦谷(野田川流域平野)の雪は解け、田んぼが出ている。
まずは、いつもの鳩ヶ峰北面の緩斜面。雪がクラストしているので、標高差50mほどで止める。これくらいならもうシールは貼らず、斜登行で戻る。
いよいよ、鳩ヶ峰東面。急斜面の上、背の低い松の木が多くてスリリング。ブッシュの薄いところを選んでターンを繰り返す。
思い湿雪のターンを繰り返し、灌木の中、そして植林の中へ。林道を越えたら、先週下見した尾根の標高580m小ピーク到着。ここまでくれば安心。重めながら、新雪の斜面を下って千丈ヶ原へ下山。
ところで、福知山市大江町仏生寺の山の家やグリーンロッジからのアプローチは、かつては千丈ヶ原まで除雪されていたが、この冬は除雪が行われなくなった。何とか例年の登山口までクルマを入れることができたが、駐車スペース確保のため、スコップは必携。くれぐれも他のクルマの通行・転回の妨げにならないように。
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コメント
大江山も1回は行きたいところです。ここなら僕でもサクッと行けるところです。距離的に。千丈ヶ原には1回しか(それも大変昔に)行ったことがないので、すっかり忘れてしまいました。
低い山は雪質にはこだわれないけど楽に登れるところがいいですね。
投稿: すう | 2008/02/13 07:08
鮮度が落ちるのは早いですが、降雪直後、あるいは降雪中に行けばすばらしい雪質です。これが地元民の楽しみ。
投稿: はいかい | 2008/02/13 20:11