碇高原展望散歩
一つ前の話題と順番が逆になってしまったけど、こちらは1月23日のお話。
休日はいつもだらだらと過ごしてしまい、気づけばすでに午後2時。もう遠くには行けないなぁ。
ということで、近場の丹後半島碇高原へ。先週ようやくオープンしたスイス村スキー場から帰りのクルマとすれ違いながらのアプローチ。
今年は大晦日から積雪があり、この辺りの山も冬らしい白装束をまとっているが、その山塊の北側に位置する碇高原は、日本海の季節風に吹き飛ばされる。20日の木曜日にまとまった降雪があったものの、その後3日降っていないので、雪は薄いものと思われる。
いつものように遊歩道を笠山展望台まで登り、牧草地の斜面を滑り降りる予定。ここは総合牧場であるが、かなりの勾配の斜面になっているのだ。
まずはクルマで周辺の偵察。多少枯れ草が出ているものの、斜面に雪はついている。また、スキーのトレースがついている。毎年来ているのだが、同じような人がいる痕跡を見つけたのは初めてだ。
キャンプ場経由の遊歩道をえっちらおっちら歩いて展望台へ。ポッコリとした丘の上の展望台は眺めがいい。若狭湾の向こうに白い峰々がうっすらと見える。久しぶりに見える加賀白山連峰だ。となると西の伯耆大山が気になるが、こちらは雲が多く、しかも逆行でだめ。ちなみに、丹後半島は加賀白山と伯耆大山を結ぶ300kmのちょうど中間点に位置するのだ。
下りは北側の斜面へ。こちらは勾配があっていろいろな斜面を選ぶことができる。トレースもこちらに行っている。まずはそのトレースについて、牧場の作業道を下る。作業道は適度な勾配ですーっと行く。いつものように斜面に飛び出す記が失せてしまい、トレースが作業道をはずれてもそのまま道なりに下っていく。
遙か下の緩やかな斜面では、家族連れがそり遊びをしている。両親はスノーボードだ。
振り向くと、斜面に気持ちよさそうなトレースがついているのが見つかった。あの斜面は滑ったことがなかった。気持ちよさそうなので、作業道を登り返しその斜面へ。
上から見るとその先は断崖になっているように見えるが、実際にはスキー場の初~中級クラスの斜度。トレースの主はテレマークスキーのようできれいにターンが決まっているが、私のはクロスカントリーなので、斜滑降キックターンで下る。全面真っ白な雪で覆われているが、薄い。
快適な斜面を下った後、遊歩道とブッシュを超え、最後に側溝のスノーブリッジを渡って、家族連れが遊ぶ斜面にでた。突然ブッシュから現れたあやしい男を見つめる家族連れを横目に、クルマへと戻る。
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