大雪警報の波状攻撃
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
21日土曜日は雨。ウィークデイの睡眠不足を補うための寝たきり生活。22日の日曜は、先週、先々週に続いて北摂遠征か、と思っていたが朝起きたら薄日が差している。これなら北摂までの片道100㎞のアプローチを経なくても、近所で自転車に乗れる。ところが、気を緩めると午前中をだらだらと過ごしてしまい、雲行きが怪しくなる。午後になって自転車で家を出る。海岸を目指すが、雲行きが怪しい。路面も濡れている。結局海まで到達せずに雨につかまり引き返す。12㎞弱しか走れなかった。家の周辺ではほとんど雨は降っていない。局所的に降っているようだ。

家に帰ったら、スキー板に鬼目ナットを打ち込んで疑似インサートホール化の作業。片方は去年の2月、若狭の三十三間山でビンディングが外れそうになったときに疑似インサートホール化していた。その後、シーズンオフにステップ加工の際にビンディングを外した。ステップ加工が終わり戻ってきた板に、再びビンディングを装着。インサートホール化した方は何度でもビンディングが付け外しができるのだが、そうでない方は一度外した木ねじを再び締める言わば仮止めの状態。いつネジが緩んでビンディングが外れるかわからない状態で、今季1回目の大江山に行っていたのだ(さすがに2回目の大江山は別の板を使ったが)。やらねばいけないと思っていた作業を終えて、さあ明日からの寒波に期待。


| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
1月17日、午後が空いているので大江山連峰へ。10日以上も雪の供給がストップしているのでどれだけ滑れるか心配ではあるが、山の白さに一安心。クルマのアプローチは前回よりずいぶん楽になっていた。
平日にもかかわらず千丈ヶ原の除雪限界点には、「なにわ」ナンバーのクルマが一台。歩き出したらすぐに、初老の男女連れが下山してきた。先週に続いてここで出会うのはこの世代のスノーシューまたはかんじきの登山者ばかりだ。
鍋塚林道の雪は分厚いが、しっかりとしたトレースができている。ショートカットしながら鍋塚林道を登る。スノーシューの登山者たちは全くショートカットしないで延々と林道にトレースを残している。先ほど通過した鳩ヶ峰東尾根からの下山ポイントやショートカットの植林帯には、先週の私自身のトレースだけが残っていた。今日は曇天ながらガスはなく山々がずっと姿を見せていた。
雪が重いとはいえ、締まっていてラッセルの負担はほとんどないにもかかわらず、連峰主稜線の鍋塚林道終点まで1時間半以上を費やした。やはり正月の怠惰な生活で体が鈍っている。
先週は鳩ヶ峰だったので、今日は鍋塚を目指す。標高711mピークのあたりは、見た目の積雪量は多いが、雪が地面と接している部分は解けてスカスカになっている。また岩や木の周りでは雪が解けている。いわゆる根空けの状態だが、積雪量の多い地域の初夏の根空けと違い、元々の雪が締まっていないので周囲は落とし穴のような状態になっている。


711Pを越え、少し下って鍋塚に取りつく。予想通り、南東斜面は大きくクラックが口を開け、笹が顔を出している。雪が一気に積もったときや雪解けの時に見られる状態だ。



さあ鍋塚の頂上でシールを外す。足元の野田川流域の平野やその向こうの丹後の竹野川流域の平野は雪が解けて茶色。金剛童子山や磯砂山はかろうじて白いが、依遅ヶ尾山はすっかり黒くなっている。さあ、日が傾いている滑降開始だ。
まずは登ってきた鍋塚南斜面。クラックの方に寄らないように。雪は湿って重い。いわゆるクサレ雪に近い状態だ。今日の板は昨シーズンもらった使い古しのゲレンデスキー板にテレマークのビンディグをつけたもの。くるくるよく回る板なので、ずいぶん助けられる。

鍋塚大斜面を下ったら、開脚登行で711Pに登り返し、縦走路の主稜線を離れ東の支尾根の登山道へ。最近は誰も歩いていないようで、トレースは全くなし。しばらく落葉樹の間の狭いコースを我慢して下ると、植林斜面へ。登山道を少しそれ木々がまばらな植林の中へ。比較的快適に滑れる。ただし、雪はすっかりおクサレ様になっていて、登山道に合流すると転倒。重いくせに深い所ほどゆるんでいて立ち上がるのに難儀する。ストックは延々と突き刺さっていくくせに、抜くのには一苦労。なんて雪だ。


支尾根をそのまま進むコースと別れ、鍋塚林道方向への登山道を少し滑ってまた植林斜面にドロップ。楽しい疎林はすぐに終わり、千丈ヶ原に降りる登山道へ合流。ここまで下りてくると雪のクサレ具合は大変な状態で、また動物除けのネットもあって苦難の連続。何度も緩んだ雪の落とし穴に落ちて転倒し、深く刺さったストックを抜くのに苦労しながら千丈ヶ原に降り立った。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
15日の日曜は、朝は舞鶴で仕事。昼前に自由の身。丹後は土日ともに時雨模様なので、雨を逃れて北摂まで南下。昼前スタートの100kmを越えるアプローチなので、あまり長時間の活動はできない。よってターゲットは標高500m弱の低山。しかしながら、ベースの標高は260mもあるので、山をふたつはしごをするのだ。
綾部で国道27号線から国道173号線に乗り換え篠山へ。その後は県道をたどる。猪名川から拡幅工事中(日曜なので休工だが片側交互通行の信号で3分以上待たされた)の狭い県道324を抜けて宝塚市切畑へ(途中銀山へ迷い込んだが、時間に限りがあって焦る一方、鉱山独特の雰囲気や歴史を感じるたたずまいが興味深かった)。検見山と鳥脇山に挟まれた県道33号線の検見橋付近にクルマを止める。この県道は、結構交通量が多いので、車上荒らしの心配はなさそうだ。
まずは検見山。特にハイキング道が整備された山ではないが、送電線の鉄塔が立ち並びその巡視道のシングルトラックをたどることができる。県道33号線沿いの茶屋池から南東方向に延びるシングルトラックに取りつき、MTBを押して上る。時折送電線の鉄塔の足元を通る。そこは木が伐採され広場になっているので、展望が開けていることもある。チュルチュルという音がしているので鳥の鳴き声かと思ったが、送電線から聞こえるようだ。電磁波が出ているのだろうか。最後は階段が組まれた急斜面となって山頂部に到着。しかし、シングルトラックは山頂の脇を素通り。せっかくなので山頂に寄って行くことにする。踏み跡のない林の中を歩いて山頂へ。木々が邪魔なのでMTBは登山道に置いたまま。木の幹に「検見山」と記された札が縛り付けられているだけの山頂。標高は475m。展望はない。






MTBをデポしたシングルトラックに戻る。進路を塞いでいる倒木を乗り越えて西に延びる尾根へ。両側からブッシュが迫り出しているが、そこそこ乗れるシングルトラックだ。怖がりなので急な下りではMTBを降りる必要があるが、それはわずかな区間。北へ向かう支尾根に乗るとさらに乗車が楽しくなる。両側はシダのブッシュで、なんとなく太古の道という感じがしてくる。散々楽しんだら、ダブルトラックに降り立った。そのダブルトラックで上り返しを経て集落へ。郷土料理の店か民俗資料館かと思うようなきれいな茅葺き屋根の民家も建っている。道沿いのほぼすべての家で犬を飼っていて、吠えられまくる。茶屋池の裏手に出て、県道33号線をでクルマに戻る。これで第一ラウンド終了。行き着くまもなく、第2ラウンドへ。
県道33号線を走って榎峠へ。峠からは、わずかに阪神エリアの市街地が見下ろせた。「鳥脇山登山口」の小さな札があり、登山道はいきなり急な階段でスタート。MTBを担いで登る。もちろん途中で休憩しながら。榎峠は標高340m。駐車ポイントから標高差80mを登ったことになる。階段で標高差25mを登り、山頂まであと130mだ。すでに半分近く登ったわけだ。階段のてっぺんで景色を振り返るのを忘れたのが少し残念。



シングルトラックに入り、最初は急登の押しだが、徐々に勾配が緩くなって乗車できるようになってくる。そして小さくアップダウンを繰り返す。まだ少し距離は残っているのに、ほぼ山頂の標高まで登ってきた。ということは道が水平になるということか。そう思っていると、実際に登山道が水平になったので、乗車でそこそことばせる。するといきなり、送電線の鉄塔の立つ広場に出た。あっけなく山頂に到着だ。標高484m。この山も展望はない。



さて、山頂からはいくつか登山道がある。東側の住宅街への道ではなく、西に伸びる尾根を目指す。一般の登山道ではないので入り口を見つけにくい。しかし、このシングルトラックは素晴らしいMTB快走ルート。少しアップダウンがあり、押し登りを挟みながらではあるが、非常に乗車率が高い。へたくそな私も、珍しく積極的に攻めて転倒(立ち転け)をする。尾根は途中から北へと向きを変え、山頂から標高差100mほど下ったら、尾根の両側に展望の開けた鞍部に到着。ちょうど尾根を行く道と両側に下る道のシングルトラックの交差点となっている。東側の川西(?)市街がよく見える。この辺りから、舗装路で東側に下るはず。MTBを置いて道を探す。交差点を西側に下る道が正解。何とか暗くなる前に舗装路を探し当てた。
その舗装路だが、下る方向は工事現場のような広場になって行き止まり。急坂を登る。すぐに道は急降下となり快走。寒いので、合羽を着て指まで多う手袋を付けている。道はゴミ処理施設の物だった。県道まで降りたら駐車ポイントまではすぐ。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
前日クルマで通った与謝峠の雪が思いの外多くて「これなら大江山連峰のスキー登山も可能である」と感じた。北摂エリアのMTB登山は雪でお預け。1月9日の成人の日はスキーにシフトチェンジとしよう。
天気予報は曇り一時雨。朝、通り雨のような降り方の後、日が射してきたので、天気の心配はせず家を出る。降っても山は雪だろう。
京丹後市の平野部では、年明けの寒波での降雪は多くはなく、その後の雨などでもうすっかりとけてしまったのだが、大江山連峰周辺の山間部は結構積もっている。そこそこ厳しい雪道を経て昼前に千丈ヶ原に到着。すでにクルマが2台止まっていて、出発の準備をしている最中にもう1台。いつの間にか大江山連峰の稜線はガスに覆われ、みぞれが降ってきた。
正午にシールを付けたスキーで歩き始める。トレースはスノーシューとカンジキがほとんど。スキーのトレースは一人分のみ。おそらく前日のものだろう。スノーシューなどのトレースはでこぼこしていて歩きにくい。トレースを外すとラッセルは浅いが雪が重い。どちらが楽かはよくわからない。雨の割合の多いみぞれでアウターはびしょ濡れだ。



まずは鍋塚林道をショートカットしながら登る。トレースのほとんどは林道に付けられている。前日のものと思われるスキーのトレースのみ、植林の中をショートカットしていた。
13時40分、鍋塚と鳩ヶ峰の鞍部に到着。雪がしまっていれば1時間ほどで登れる林道を、1時間半余りかけてあるいた。林道ではスノーシューの単独の男性とすれ違った。
今日はどういうコースにするか考えながら歩いてきたが、ガスとみぞれと湿った重い雪のラッセルに心が折れて段々短いコースへと気持ちが変わっていく。もう鍋塚まで登る気はなくなった。下りで林道は使いたくないので鳩ヶ峰か鍋塚の北方手前の標高711mピークから滑降したい。とりあえず鳩ヶ峰を目指そう。そして鞍部まで滑って戻り、再びシールを付けて鳩ヶ峰の反対の鍋塚方面の711Pまで登って千丈ヶ原に滑降するのが目下の案だ。

林道から鳩ヶ峰に取り付く。一瞬ガスが薄くなって、加悦谷(かやだに)と呼ばれる野田川流域の平野が見えた。麓は雪解けで田んぼが見えているが、山の雪は多い。鳩ヶ峰東斜面も十分に滑れそうだ。ガスによる展望のなさにさらに気持ちが萎えたことも加わり、711Pまで戻るのも面倒になってきた。鳩ヶ峰から千丈ヶ原に滑降することにしよう。
途中で、男性の話し声が聞こえてきた。しかし、声はすれども姿がなかなか見えない。かなり時間が経って、ようやく3人組が現れた。初老の男性たちで、数歩進んでは立ち止まってお喋りという牛歩戦術。すれ違った後もなかなか遠ざかっていかない。おそらく下山は、こちらの方が遙かに早いだろう。

14時30分、ようやく鳩ヶ峰登頂。千丈ヶ原から2時間半もかかった。さすがに山頂の辺りは雪だった。真っ白で展望がないのですぐさまシールを外して滑降の準備。そして、慎重に方向を見定めてドロップ。
雪は重いがターンができない程ではない。それでもターンを焦って、スキーのトップを重い雪に突き刺してクラッシュ。以後慎重にターンを刻む。楽しい区間はあっという間、植林の中にはいると木々の密度が上がって自由なターンができなくなる。その反面、雪が若干軽くなってその後は転倒しなかった。また、ガスの中だったが、方向を間違えることもなかった。

鍋塚林道の支線、標高600mの等高線に沿うような林道を横切り、鳩ヶ峰東尾根へと滑り込む。後は尾根に沿って滑る。稜線を南側に少し外してひたすら斜滑降して行くのみだが、林道よりは格段に楽しくて、近道だ。今日の重い雪なら抵抗が大きすぎて林道ではスキーが全く走らず、歩いて下るのと同じ。尾根に入ってしばらくすると視界が開けた。ガスの範囲より下に出たのだ。
尾根を滑っていると林道を歩いて下山している人々が見えた。大きく蛇行して回り道をするのは大変なことだ。実際、ヘアピンを何度かショートカットして林道をたどっても、東尾根を使う方が3割ほど距離が短い。ショートカットしなければ、もっと差がつくはずだ。
最後に植林の斜面をターンして林道に降り立つ。残り1km程の林道歩きが面倒だ。雪がしまっていれば板が走るのだが、今日はほとんど歩き。ちなみに711Pからの滑降なら駐車ポイントにどんぴしゃで下りられる。

15時20分、千丈ヶ原に戻る。停めてあるクルマは、私を除いて3台。出発のときと同じ台数だが、1台が入れ替わっている。林道ですれ違った人が帰って、別の人が訪れたのだろう。濡れたアウターをクルマの中に入れて帰路に就く。雪道をゆっくり下っていくと、3ナンバーのセダンが登って来るではないか。駆動形式はたぶんFR。おそらく引き返したいけど、Uターンする場所がないのだろう。この道は袋小路なので、そのクルマが立ち往生したら上に止まっているクルマも巻き添えを食うことになるなあ、などと思うが人ごと。どうせ千丈ヶ原から2kmで麓のグリーンロッジ(山の家)だから、歩いても1時間はかからず、大事には至らない。この道は、結構間違えて迷い込んだり、冬場にスタックしたりということがある道。かくいう私も、クルマがスタックして困っている人を乗せて麓まで下りたことがある。
丹後に帰ると結構強く雨が降っていた。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
今年は連れの風邪ひきにより毎年恒例のスキーにも行かず寝正月(寝たきり正月)を過ごしてしまった。このままでは、駄目人間になってしまう。ということで成人の日を含めた三連休を、それまでの静から動へと転じるきっかけとする。
といいながら、連休初日の7日は天気がさえず寝たきり生活。気を取り直して8日行動開始。MTBを積んだクルマで家を出る。目的地は北摂。途中、福知山の書店で昭文社の「山と高原地図京都西山・北摂」を買って更に南下。多紀連山はすっかり雪化粧。昨日はライブカメラでチェックすると路面が濡れていた篠山市街だが、今日は青空。しかし、少し山手では夜か未明辺りに降ったと思われる雨で路面が濡れていた。篠山盆地を越え、北摂との境をなす山域にはいると道路脇に雪がちらほら見える。


後川で大野山が見えた。うっすら白い。年明けの寒波で積もった雪がまだ解けていなかったか。今日の目的は、大野山またはその隣の高岳だが、いずれも山の北斜面のシングルトラックを下るつもりなので、これは非常にまずい。登山道には雪が積もっているだろう。クルマを停めて、しばし作戦タイム。こういう場面を想定してオンロードツーリングに切り替えられるようにスリックタイヤのホイールも積んできてはいるが、あまりなじみのない土地なのでどこを走ろうか決めかねる。もちろん、交通量の少ない田舎道が多くそれなりに快適に走れるのは間違いないのだが、見所というか「ここを目指して走ろう」という決め手がない。
インターネットにすでにあがっていた正月休みの山行きの報告では、もう少し南下したら山にも全く雪がないとのこと。「関西MTBツーリングブック」を持ってきているし地図も福知山で手に入れたし、もっと南に行こうかとも思うがやはりいきなりそういう修正は難しい。全く歩いたことのない山に行くのは事前のルート研究が必要だ。それに「ツーリングブック」は20年近く前に発行されたものだし、その間にシングルトラックの状況が変わっている可能性もある。やはり、インターネットで近年の報告を探してから訪れるべきだろう。
とりあえずクルマで大野山に登って様子を見ておくことにする。後川を出発し、下山予定の丹波猪村、渓谷の森公園、そして西峠への辺りでは、道路脇の積雪は5cmくらい。上の登山道はもっと深いかも知れない。
猪名川町には入り、西軽井沢から大野山の南麓に回り込むとこちらには全く雪が見えず、すっかり冬晴れの空に冬枯れの山がそびえている。山頂部の天文台やキャンプ場まで車道が通じていて、途中からはそれぞれ登りと下りの専用の一方通行の道となっている。登りルートは、山頂手前までは路面に雪がなかったが、山頂部はさすがに銀世界。駐車場にクルマを止め渓谷の森に下りるシングルトラックの入り口をチェック。



積雪量は、下山口の渓谷の森と同じくらい。山頂部は風の影響もあって雪が付きにくいのかもしれない。少し歩いてみるが、十分に滑りやすい。MTBで下って下れないこともないかもしれないが、ほとんど押しになるかもしれない。何度も訪れるコースなら雪のアドベンチャーも一興だが、めったに来ないところなのでいい条件の時にまた訪れることにしよう。それでもせっかくなので、天文台のピークと最高峰のピークからの展望を楽しんでおく。この寒いのにテントを張っている人もいると思ったら、なんと煙突がテントから突き出している。丹波猪村に下るシングルトラックには、雪の上に数人の踏み跡があった。


下山用の車道は西側の尾根を行くスカイラインだが、圧雪区間が多く景色を見ている余裕はない。猪名川のイオンで食事をして北へ進路を向ける。篠山盆地まで戻り、盆地の北西の縁にある衣笠山が目当てだ。これはおよそ一月前の12月11日に日本雪崩ネットワークのセミナー「アバランチナイト」で西宮を訪れたときのアプローチで山頂にアンテナのある山を見つけたのだが、それが衣笠山。アンテナがあればその管理道、つまり車道が山頂まで通じているのでつい自転車で登ることを考えてしまう。一般道ではなくゲートで塞がれていることも多々あるが、自転車ならば乗り越えられる。
少し迷いながら、篠山東中学校の裏手、佐貫谷集落の奥にクルマを停める。夕暮れ近くになってようやく自転車の出番だ。アンテナ管理道の入り口はゲートで閉ざされているが、これはシカやイノシシなどの動物除けのもので鍵はかかっておらずクルマでも開いて進入できる。舗装されているようだが念のためMTBにはブロックタイヤを装着してスタート。途中でダートに変わるかも知れないし、おそらく雪道となった区間も現れるだろう。
スタート地点の標高は240mで、山頂は484m。初めは谷間の林間だが、登るにつれ木々にあいだに篠山盆地の夕暮れの街明かりが見えてくる。最後まで舗装されていたが、途中から時々圧雪の路面が現れ、山頂に近づくにつれ雪道の割合が多くなってくる。気温は氷点を上回っているので凍結はしていないが、昼間よりは冷えてきているので雪は堅くなってきている。標高差は200m余りなので、一息で山頂へ。展望は道中の方がよい。



さあ、ウィンドブレーカー代わりの合羽を着て、手袋を指のあるものに換えて、真っ暗になる前に下ろう。普通なら一気だが、雪があるので飛ばせない。圧雪区間では最徐行。転んでも立ち転け程度のダメージで収まるように。



何とか最後の圧雪を過ぎたが、木の枝や小石が落ちた林間はすでに暗くてここもゆっくりと。クルマに戻ったときには、西の空に残照。東の空には丸い月が出ていた。
MTBをクルマに納めて帰路に就く。北摂の登山地図も手に入ったし、雪のつもり方も少しわかってきた。さらにエリアの研究をしてまた訪れよう。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
年末にカーステレオが故障した。携帯音楽プレイヤーの音をカセットアダプタを使って、カーステレオに送っていたのだが、カセットが入らなくなってしまった。
自動車屋にクルマを預けるのも面倒だし、できるだけ安くあげたい。ネットで調べてみると、カーステレオを自分で交換している報告がいくつか見つかり、そんなに難しくなさそうだ。通販サイトにはカーステレオのユニットも出ている。となると、9月の衛星放送のアンテナと同様、自分でやるのが早くて安い、という結論に至る。
カーステレオユニットはパイオニアのFH-P040。3年前に車を買ったときに付けてもらったのだが、現在でもまだ売られていた。ただし、カセットテープが使えるモデルで、今普通に売られているのはこれだけ。3年間、カセットテープはまったく使っていないので、カセットテープのドライブななくてもいいだろう。携帯音楽プレーヤーの音を出すのには、AUXの端子があれば問題ない。
というわけで、パイオニアのDEH-460を選んだ。CDとAUXに加えUSB端子もついている。もちろんラジオも。メーカーを同じパイオニアにしたのは、接続が楽なんではないかという期待を込めて。
元旦未明にAmazonで注文して、2日の午前中に到着。早いなぁ。ちなみに、1万円を少し切ったお値段。



カーステレオやエアコンのスイッチの並んだセンターパネルを外し(ここまでは予行演習済み)、取り付けステーごと旧ユニットを外す。背面のケーブルは、電源とスピーカーが束になった物と、ラジオのアンテナの2種類。アンテナは当然共通だが、電源やスピーカーの方もそのまま新しいユニットに使えると思ったが微妙に端子があわなかった。仕方なく、付属のケーブルに接続。スピーカーは、フロントのみなので左右それぞれ2本ずつ(リアスピーカーがあるクルマならあと4本)。電源はバッテリーとACCの2本。あとリモート変換ライン。それぞれ色分けがされているのでわかりやすい。
ところが、ユニットの縦サイズが半分になったので、明いた部分を小物入れにするつもりだったが、そちらを注文し忘れていた。翌日(つまりこの日の未明)に注文したので、明日届くだろう。だからぽっかり穴が空いた状態で仮止め。ここまで、小1時間の作業だった。
* * *
1月4日追記
一日遅れで注文した小物入れも、一日遅れの3日に到着して無事装着。
4日、オートバックスで同等現行モデルのDEH-460が13800円で売られていた。取り付け工賃も3650~円とのこと。オートバックスで購入取り付けをやってもらうより8000円くらい安くあげたということが判明。もうちょっと差がつくと思ったんだけどな。

| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
例年ならば、1月2日のおじろスキー場での滑りの報告で幕を開けるはずなのだが、相方の風邪により今年は中止。思えば、1994年からスタートしたこの企画、'90年代には雪不足に苦しめられ、'97年には日程変更、'98年には中止となった。メンバーも、当初は5~6人だったが、いつしか3人となり、2003年からは2人でとなっていた。
というわけでTVを観ながら静かな正月を迎えているわけだが、それだけではネタにならないので年末のミカタスノーパークの報告でも。
昨シーズンは半日券が1500円と破格だったが、今シーズンは午前券は1500円ながら午後券は2000円。その午後券で滑る。正午到着を目指したが、出発も遅くなり、雪道の影響もあって13時過ぎの到着。それでも、ゲレンデはガラガラなので十分滑れるだろう。ちなみに、私以外は皆スノーボード。私はテレマークスキーなので、アルペンスキーはゼロなのだ。



昨シーズンまでスキー場での滑りに使っていた板は、3月のスキー場で木ねじが抜け、ビンディングがとれてしまった。1万円を切る安いゲレンデスキー用の板なので、心材が弱いようだ。そのビンディングが抜けたときに同行していた御大K氏がお古のゲレンデスキーをくれたので、テレマーク用のビンディングに付け替えた。1度だけ試したが、よくまわる板だという印象。ただし、ワックスがすっかり抜けていた。今回はホットワックスをかけたので、本格的な初使用といえるかも知れない。
まだシーズンが始まったばかりで、上部コースの第5リフトは動かしていない。しかし、正月の営業に向けて、リフト乗り場の雪かき作業をしていた。
ゲレンデには新雪が残っていて楽しい。板はホットワックスの効果でよく滑り、やはりくるくるよく回る。しかし、滑るうちに秋から痛めていた左膝の痛みが出てきた。歩いたり、自転車に乗ったりと言うことには支障が無くなっていたのだが、力を加えながらひねる動きをすると痛みが出るようだ。というわけで16時前に早めに切り上げる。新雪もずいぶん荒れてしまい、あまり楽しくなくなってきたのでちょうどいい頃合いだった。
最後に板を替えて、もうひと滑り。夏に滑走面にステップを刻んでもらったテレマークスキー板の、ゲレンデでのテスト。やはり、少し抵抗はあるが、もしかするとよく滑りよく回る板と替えたからそう感じるのかも知れない。
本来なら2000円のリフト券ならゲレンデ内の移動距離(滑走とリフト乗車)は20kmを自分のノルマとしているのだが、この日は14.5km。550円の赤字だ。リフト乗車は14回なので、リフト一本当たりのコストは142円。まあ、膝には替えられない。こうしたリハビリを重ねて、日にち薬で治るのを待つ。
というわけで、本年もよろしく。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
クリスマス寒波で雪が積もった。丹後半島のミニバックカントリー碇高原の総合牧場の牧草斜面なら、今回の積雪量で十分滑れるはずだ。しかし、今年の5月と9月の大雨によって、北と南からのアプローチルートが通行止め。それでも、牧場の牛や羊たちの世話をするため、牧場の職員が通っているはず。というわけで、午後が自由になる26日に出動。前日25日に試みたときは、重く湿った雪道で除雪車の渋滞につかまり、家を出発して2.5㎞で断念。ひと晩明けて、道路事情が回復。今日ならば行けるか。例年、積雪期は閉鎖されている道路が除雪されていてどうにか碇高原へ上ることができた。でもかなりの雪道だったので、前日なら無理だったかもしれない。それに、前日は雪起こしの雷もなっていたので、断念して正解だったような気がする。



クルマを止めて支度。まずは、ステップソールのハーフキャンバーのスキー板を装着。牧場の作業道(クルマが通る道)を登って、牧草斜面を下る、一周1.4㎞、標高差70m、所要時間40分ほどのコース。この周回を数回繰り返すのだが、シールの着脱が面倒だ。ステップソールの板が有効なのだが、標高は400m程と低く、海が近いので雪質はあまりよくないので、ハーフキャンバーの板では滑りが難しい時もある。この日の雪は、ハーフキャンバーでもなんとか楽しくターンをすることができた。日本海から吹き上げる風はさほど強くなく(立っているだけでスキーで斜面を登れるほど強いこともある)、時折小雪が舞う程度。荒れる日本海が見下ろせる、まずまずの天候。



2本目の周回は、シングルキャンバーの板。ただし、この夏、富山県の工房「Happy」さんで、ステップソールを掘ってもらった。これが役に立つだろうか。前日の家の近くの農道(標高40~50m)では坂道を登ることができたが、雪質が違うとどうなるだろうか。1本目のトレースと新雪とで試してみる。結果としては、クルマが通る作業道程度の勾配ならば、シールなしで登ることができた。新雪のほうがトレース上よりもグリップが弱い。前日の、超湿雪とは逆の結果だ。滑りの方は、ハーフキャンバーよりも格段に楽しい。柔らかい雪面ではステップソールはほとんど気にならないが、クラストして固くなった雪面ではやや抵抗と摩擦音を感じた。それでももうこのコースにシールはいらない。完全に手ぶらでバックカントリーを楽しむことができる。

結局、それぞれの板で1本ずつ周回して閉店ガラガラ。雪道に注意して帰路に就く。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
25日、朝起きると雪が20cmくらい積もっていた。これなら雪遊びもできるぞ。
まずはその前に、昨シーズンから放ったらかしのスキー板のメンテナンスをしなければらならない。でも寒いので、まずは雪かきから。小一時間の肉体労働で一気に体温上昇。積雪は23cm。重く湿った雪。衛星放送が映らない。パラボラアンテナの雪をとったら映った。


そしてクルマを出した車庫の中でスキー板にホットワックスの作業。


昼を挟んで午後にスキーを積んだクルマで出発。しかし、重い雪は量の割に通行の妨げとなる。休日のため道路の除雪が上手くできていないのも影響している。日中除雪車が動いていたが、やはりクルマの走行がない早朝にやらないときれいな除雪はできない。

近場の碇高原に行こうと思ったのだが、今年の初夏、そして秋の大雨で山間部の道路が傷みまくってアプローチの道路が通行止め。しかし、牧場なので動物の世話をするため職員は高原に上がっているはず。その通行可能な道探しをしながら遠回りでのアプローチなのだが、除雪車のあとの行列をゆっくりと走りながら、気持ちが萎えた。こんな道の悪い状況で、どこから行けるかわからない目的地。事故でも起こしたら大変なことだ。


引き返して、家の裏山へ。この夏新しくステップを刻んでもらった板で歩いてみる。重く湿った雪は、ステップがよく噛むようで、山を切り開いた農地の農道を快適に登っていく。しかし、一度踏み固めた雪は噛みにくいようだ。滑りに関しては、ステップを刻む前と比べて違和感はなかった。さあ、どれだけ効果を発揮してくれるだろうか。


家に戻ったら、枝が折れないように庭木に積もった重い雪を落とす。雪が積もると、いろいろとやることがあるのだ。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
12月24日、北摂シリーズ第2段は、前回シングルトラックを下れなかった大野山のリターンマッチ。クリスマス寒波に見舞われ雪が積もった丹後を出発。ちなみに家の回りの積雪は5~10cmくらい。除雪するほどではない。雪遊びをするにはもう少し積雪が足らないか。それでも道路には除雪車。

相変わらず休日の朝をだらだらと過ごしてしまい、11時の出発。午前中仕事をしていた前回と、1時間しか変わらない。それに、雪道の走行はなかなかはかどらない。なんだか遅いなぁ、と思ったら列の先頭にはタイヤチェーンを巻いた、おそらく都会からたぶんカニ目当てに来たクルマ。与謝峠を越えて由良川沿いにでるまで、こういうことを繰り返す。福知山からは、雲に切れ間があり青空と日差しがのぞく。

うっすらと雪化粧した三嶽を初めとする多紀連山を眺めて篠山盆地。更に南下し、前回迷い込んだシングルトラックのゴール「丹波猪村」を過ぎ、西峠を越えて猪名川へ。115kmのアプローチは、扇ノ山と同じくらいだ。駐車ポイントは前回と同じ杉生集落北側の道路脇。MTBをおろして14時20分、出発。
前回と同じコースで大野山の東麓の集落杉生から西畑、柏原と時計回りに山を南から西と回り込みながら標高を上げていく。前回よりも気温が低いので合羽を着て走り出したが、体が温まってきたので脱ぐ。柏原から山頂が見える。曇天だった前回と違い、天文台が西日を受けて輝いている。空気も前回より澄んでいるようだ。


柏原集落を過ぎて「チェリーゴルフクラブ」というゴルフ場へ向かう道と分かれ、林間の細い道を登る。と、ここまでは前回と同じだが、このまま山頂に向かっては芸がない。前回気に掛かっていた、登りの途中で左に分岐するダブルトラックにハンドルを切る。
大野山は、山頂にキャンプ場や天文台などの施設があり、余所からの客が訪れるのだが山頂へ向かう道は狭い。そのため、クルマは柏原の上で登りと下りで別々のルートが指定されている。登りは前回往復した道で、下りはチェリーゴルフクラブへのアプローチルートを兼ねている。国土地理院の地図を見ると、その上り下りの周回の内側に網の目のように破線が描かれている。進入したダブルトラックはその破線のいずれかだろう。そのダブルトラックからクルマの下りルートを逆走して頂上へ行くのがこの日の目論見だ。



林間のダブルトラックを行くとなんと家が点在している。隠れた別荘地のようだ。勾配が急になったので押して登る。別荘がやや密集しているエリアを過ぎても、疎らに家が建っている。別荘と書いたが、ずっと住んでいる雰囲気の物もある。小さなクルーザーや水上バイクなど、なぜか海の関係の物が置かれている家もある。急勾配を越えると平坦な区間もあり、順調にゴルフ場への道に近づいている。
しかし、倒木や雑草が生え、道が怪しくなったなと思ったら、とうとう藪で道がふさがれてしまった。しかし、ちょうど林間を抜け景色が開けていて左下方に舗装道路が見えた。あそこがゴルフ場への道だ。藪なので引き返さなければならないが、少し手前に分岐があった。道が荒れてくる手前だ。
実際その分岐で左に下る道を選ぶと舗装路に出た。そこは、ちょうどチェリーゴルフクラブのクラブハウスの入り口だった。山頂の天文台が、西日に赤く染まっている。






ここから山頂に向かう道は簡易舗装の1車線。「下り専用」だがルートの逆走は、離合には支障のない自転車なので大目に見てもらいたい。この道は、山頂部の奇岩の探索ルートであり、何より稜線スカイラインコースなので眺めが素晴らしい。地図を見て予想したとおりだ。左手北側は篠山市南部の集落、右手後方はチェリーゴルフクラブのコース、更に六甲の山並みも望める。手前の山の合間には、駐車場に整列するクルマ。いや違う、ニュータウンの区画整理された住宅だ。進むに連れて今度は山頂の天文台が近づく。道路脇はうっすら雪化粧している区間もあった。出会ったクルマは一台だけ。少なくてよかった。もちろんこちらは逆走している身なので、路肩に避けてやり過ごす。



連休とあって山頂は賑やか。天文台は開館だし、この寒いのにキャンプをしようとしている人もいる。テントは2張り。片方は若い女性のグループ。そろいのジャージ姿なので高校か大学の部活だろうか。
さあ、防寒の合羽を着込んで手袋を指のある物に替えてから山頂からの景色を楽しむ。やはり前回よりも空気が澄んで、東の深山は頂上のレーダーが西日に輝いて見える。更に、はるか大阪方面の平野部まで。北方さすがに雲が多いが、白く冬景色の多紀連山が何とか見える。


寒いので山頂滞在は16時から16時15分までと短め。さあ、懸案のシングルトラックへ。もう迷わない。山頂部は雪を踏みしめて走る区間もあった。



出だしは急勾配の区間が多い。下手くそなので下りて押す。少し乗れる区間もあったが、落ち葉の下に石がごろごろしてきたので、また押す。上手い人ならずっと乗車できるんだろう。冬枯れの広葉樹林が気持ちいい。急斜面をトラバースする区間で、山側からの細い倒木に小突かれ(本当は自分から当たっていったのだが)谷側に倒れそうになってひやりとしたり、何度もテールが浮き上がったりしながら、下っていく。道幅が広がってダブルトラックのようになってきたら周囲に建造物らしいコンクリートが見えてきた。ただし勾配は急で落ち葉の下はガレている。慎重に下ると、クルマの轍が現れ、そしてコンクリート舗装の道となった。西軽井沢の別荘地帯に突入である。標高差100m弱をコンクリート舗装で下って、県道に出た。薄暮なのでライトをつけてクルマまで一気に下る。16時55分ゴール。リベンジ成功だ。
登りは隠れ家探索林間ダブルトラックから展望抜群スカイライン、下りは冬枯れの林の中のシングルトラック。山頂からの眺めも雪景色が加わり、間を置かずに訪れた割りに全体としてはまるで違う山に来たような印象だった。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
12月11日に西宮に行ったときのクルマでのアプローチルートを地図で見ていて、猪名川町に山頂まで車道で登れる大野山という山があるのを発見。調べていくうちに「北摂」というキーワードが目に付いた。そうか、「北摂」とは、その辺りのことを示すのか。北摂といえばMTB。1992年に発行された「関西MTBツーリングブック」は、北摂を中心に活動している「ノーステイク」(北摂の英訳だそうだ)というクラブの代表が著したコースガイドで、北摂の山を中心に紹介されている。その時にはあまりなじみがなかった北摂という地名だが、この3年ほどのあいだに数回このエリアを通過する機会があり、そしてコースガイドを入手してから20年近くが経過してようやく「北摂」という地名が具体化してきた。(写真は、2000年11月に六甲山でばったり出くわした、関西MTBツーリングブック著者でノーステイク代表の新川氏)

大野山(おおやさん)は、ツーリングブックにも紹介され、舗装路(車道)だけでなくシングルトラックが楽しそうだ。日本海側は毎日のように時雨模様だがスキーができるほどの積雪量には達していない冬の初めに活動できるフィールドとして、今年は北摂を狙ってみよう。
12月21日、正午に職場を脱出。時雨模様の丹後から、一路南へ。福知山越えても小雨がぱらつき、篠山盆地には行っても路面が所々濡れている。11日は、瑞穂から国道173号線を利用したが、今日は三和から県道(府道)97号線から300号線を経由し、篠山市に入ってから国道173号線に合流するようにルートを少しかえてみるが、結局どのルートを通っても距離は同じだった。その後は、10日前と同じように、3桁の番号の県道を経て国道372号線を渡り、県道12号線で猪名川へ。西峠を越えれば、そこは北摂だ。「奥猪名健康の郷」という野外活動の施設があり、「関西軽井沢」という別荘地やゴルフ場の入り口があり、建設業者や廃品回収業者の資材や廃品置き場があり、それを越えて現れる最初の集落が杉生。集落を行き交う人の姿はほとんどなくクルマも少ない標高250~300mの山間部の田舎ではあるが、丹後の山間部と比べて人の営みを感じさせる物が非常に多い。やはり人口過密地域に隣接しているからなのか。その杉生集落の手前の道路脇の広場にクルマを停める。道路沿いに流れる川は、町名にもなっている猪名川だ。
お目当ての大野山は西側の山だが、杉生からは直下過ぎるのか山頂は見えない。MTBを組み立てて、西畑、柏原と山麓を時計回りに回りながら、舗装路で山頂を目指す。大野山の西側の中腹にはゴルフ場があり、山頂へ向かう道と途中で分岐している。山頂部には、無線アンテナ群に天文台、そしてやはり野外活動の施設があるようだ。柏原集落からようやく山頂を望むことができた。


ツーリングブックでも紹介されている関西軽井沢の別荘地へのシングルトラックで下山するつもりで、MTBを選択し、クルマもシングルトラックで下山してそのまま車道を下って気持ちよくゴールできる位置に停めてある。しかし、問題は日没までに間に合うかどうかだ。12月21日といえば、今年は冬至の前日。一年で一番日が短い時期。日没時刻は、今月初めよりは遅くなっているが、ほんの4分だけなので、やはり1年で最も日没が早い時期といってもいいだろう。標高差500m、距離は12~3kmなので、全行程で2時間位か。滞りなくこなせれば、日没にぎりぎり間に合うというところだが、さてどうだろうか。シングルトラックは非常に明瞭でMTB向きの勾配のようであるが、初めての山なので無理は禁物である。
ゴルフ場への道と分かれてからは、それまで少しだけあったクルマの交通量が、全くなくなった。道路は程良い勾配で、インナーローのギア比がランドナーよりも低くなることもあって快調に標高を稼ぐ。左膝も復調だ。
スタートから1時間余りで山頂に到着。天文台は休館だが、野外施設には職員が詰めているようで、クルマが3台止まっていた。

まずは山頂で360度の展望を楽しむ。あまりなじみがないエリアなのだが、六甲山地、多紀連山などが見えている。そして東の深山を確認。北摂最高峰といわれる深山だが、半分は丹波(南丹市園部)である。深山には、2002年9月にMTBで登頂している。その深山と、2005年6月の多紀アルプス三嶽が、ツーリングブックを参考に過去にMTBで訪れた山であった。本の入手から10年経って訪れていることに、このエリアとの縁の遠かったことが現れている。

さあ、何とか日没まで30分、シングルトラックへ突入できるぎりぎりのところだ。しかし、ここで焦りが出たのか、東方の西軽井沢方面でなく、北方の猪村へのシングルトラックを下りてしまった。向きの違いはいずれ軌道修正されると思ったが、その気配はなくひたすら北側へと下っていく。何より、急勾配で藪の中の心細い踏み跡(もちろん乗車不可)。標高差100mくらい粘ってみたものの、諦めてのぼり返す。その登り返しが大変で、木に引っかかるMTBとずるずる滑る足下に大苦戦。結局、山頂に戻ったのは下山を初めてから30分後。本来なら麓に下りているはずの時間だ。すでに日没となり、すぐに暗くなってくるだろう。もう車道で下山するしかない。それでも正しい登山道の入り口くらいは見つけておきたい。そうすれば下見ということで、次回への布石が打てる。
30分前には、山頂の散策道と思っていた道がそのシングルトラックで、山頂のアンテナ群をつなぐ車道に沿うように付けられている。もちろんMTBでは快適に走れる。すぐに、アンテナ群の管理用の車道(舗装)と交差したので、そこまでとする。その車道に乗り換えると、登ってきた道の山頂のやや下に出た。ここで前後にライトを装着して薄暮走行の体制をとる。手袋も、メッシュの指切りのものから、指まで完全に覆うものに交換。ウィンドブレーカー代わりの合羽は、間違えた下山のときにすでに着ている。17時を過ぎて、野外活動施設の職員が出てきて帰り支度をしている。来た道を逆に下り、最後に少し登り返してクルマに戻る。たくさん呼吸をして、登りではうっすら汗をかいて、とても気持ちがいい。目的を完全に果たすことはできなかったが、活動しないよりは格段にいい。
家に帰ってから反省会。「猪村へ」の道標に誘われて間違ったところを下ってしまった原因はわかった。「山であそぼっ」のやまあそさんが猪村へと下っているレポートを、読んでいたからだった。地名がはっきりしないエリアなので、日没間近という焦りもあってついうっかり混乱してしまったのだ。しかし、そのレポートを改めて読むと、猪村へのシングルトラックも山頂直下は急だけど、途中からはかなりいいらしい。ならば、この山あと2回は楽しめるぞ。というわけで、なじみのないエリアの初めての山で、2つコースの目星がついたのだからまあよしとしよう。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
国道9号線を福知山から京都市方面に向けてクルマで走っていると、福知山市(旧三和町)と京丹波町(旧瑞穂町)との境に頭のてっぺんにアンテナを乗せた山が見える。そういったアンテナ山は、山頂まで車道があり、しかも眺望がよいので、自転車で登りたくなってくる。その山に気づいてからもう数年経つ。11月末から12月初旬にかけて、日曜ごとに3週連続でその山を見ながら国道9号線をクルマで走った。この時期、地元丹後は毎日のように時雨模様だが、福知山以南まで来れば雨が降っていないことが多い。というわけで、午後に空きがある12月13日、その山を訪れた。

ところで山の名前はわからない。国土地理院の地図には510mという標高は記されているが、山名は出ていない。三角点もない。アプローチは、西側の旧三和町大身からと東側の旧瑞穂町上大久保から。双方の集落を結ぶ峠からは、NTTのアンテナ管理道路で山頂に至る。NTTの道路は、ダートと簡易舗装が交互に続くダブルトラックのようで、峠より下は大身側はダートのようだ。というわけで、大身側からを選択。
大身から国道9号線を逸れ、土師川(はじがわ)を橋で渡って仲蔵の集落へ。トラックや乗用車が行き交う一桁国道と這うって変わってのどかな集落。ただし、クルマの轟音だけは響いてくる。傾斜のある集落には、だいだい色の実がたわわに実った柿木が目立つ。ただし、紅葉はすでに終わってすぐそこまで冬が近づいている雰囲気。


集落のはずれにクルマを停めて、ブロックタイヤ装着のランドナーを下ろす。仲蔵集落をぐるっと一回りするように道が付けられ、その奥から目的のダブルトラックは始まっているので、往路と復路で集落を一周するようにコースをとる。まずは、柿の木や畑を実ながら集落を行く。そして、沢沿いのダブルトラックで山には行っていくのだが、いきなりログハウスなどのロッジが建ち並んでいる。常時住んでいるわけではないようで人気はないが、空き家ではないようだ。セカンドハウスだろうか。見れば不動産屋の看板もある。ここからそう遠くない京都市辺りにオーナーがいるのだろうか。


そのロッジ群の途中からダートとなり、そして登り勾配が増していく。10月下旬から一月以上痛めていた左膝もかなりよくなって、今日はちゃんと戦力として役立っている。やはり、両足で均等に力を込めてペダルを回せると登りも楽しい。しかしながら、タイヤが空回りするほどの勾配となり、敢えなく押しとなる。
途中、畑があり、人形やら自転車やら冷蔵庫やらが置いてある不思議な空間があった。捨ててあるのではなく、置いてあるのである。
さて、後半はほとんど押しながら、上大久保へ抜ける峠に到着。いつの間にか旧瑞穂町に入っているようだ。上大久保方面の道は、簡易舗装みたいだ。


ここからはNTTの管理道にはいる。とじたゲートの脇を抜ける。勾配のきつい区間は簡易舗装、緩い区間はダートというおなじみのパターン。勾配がきつくても、こちらはすべて乗車で登れる程度。膝の具合も良くやはり登りが楽しい。そして、周辺の山々が見えてくるのも気分がいい。西に見えるのは三嶽など多紀連山のようだが、後はよくわからない。


アンテナの立ち並ぶ山頂は、木々に囲まれあまり展望がよくなかった。広葉樹が葉を落としているので、木々の隙間から麓の集落や国道9号線が垣間見えた程度。自転車を置いて、アンテナ施設の裏山のピークまで歩いていって見る。地図では510mだが、GPSレシーバーでは516mと表示された。

さあ下ろう。合羽を羽織り、手袋を指まで覆うものに換えて下る。登り1時間10分に対し、下り40分。特に、峠から下のダートが、やや荒れたりぬかるんだりした急勾配で飛ばせなかった。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
22年前、ランドナーで初めて輪行を経験したとき、これは大変だ、と思った。後輪と泥よけを外し、ハンドルを外して、フロントフォークを抜いて、輪行袋に納めるのに30分かかった。逆に、輪行袋から出して組み立てるのにも同じくらいかかる。さらに、テントなどキャンプ道具が加われば、サイドバッグやキャリアの付け外し、輪行袋への梱包で所要時間が1時間近くにまで倍増する。そして、その輪行袋の重さと大きさは尋常ではなく、いったん輪行袋に自転車を詰めたらたっぷり列車に乗らないと割に合わないような重労働だった。
ところが、当時のパソコン通信「Nifty-Serve」の自転車フォーラムのOFFで一緒に走った都会のサイクリスト達は、いつも輪行袋を携行していて気軽に輪行していた。OFF解散後「今日は暑いから列車で帰ろう」てな感じで。どこにいても近くに駅があり、あらかじめ時刻表で調べなくても数分おきにやってくる列車を活用。クルマ依存度の高い田舎者には、都会のサイクリストがスマートに見えた。
彼らの自転車は、ロードレーサーやMTBだった。私も、MTBやクロスバイクを手に入れ、その泥よけのない自転車での輪行がいかに楽かということに驚いた。前後輪を外すだけで工具不要、10分あれば作業ができる。夢のようである。
そして、折り畳み小径車。作業量は泥よけのない自転車と同等。なんと行っても最大の利点は、コンパクトなサイズになることである。持ち運びも楽だし、列車の中に置いた状態でも周囲の人の動きを邪魔することが少ない。混んだ都会の列車でも大丈夫なのだ。
また、1990年代の終わりにJRの規定が変わり、輪行袋に手回り品切符がいらなくなったのも大きい。それ以前は、輪行袋の持ち込みには270円が必要だった。大した額ではないかも知れないが、例えば先日の西宮行きでは乗車券190円の区間で乗車したが、12,3年前には人よりも自転車の方が料金がかかったことになる。
さらには、公共施設のバリアフリー化によって、幅の広い自動改札機も設置され、気軽に輪行が整いつつある。
気軽な輪行を可能にし、スーパーカブの荷台にも乗せられる小径車だが、弱点もある。乗り始めてから1年半のこの秋、2度に渡ってスポークが折れた。初めてのときには、気付くのが遅れたせいか3本も折れていた。ホイールベースが短い構造上、加重が集中がかなり大きい後輪の負担が大きいようだ。また、夏にタイヤをノーパンク加工したので、衝撃も大きくなっているようだ。
後輪のフリーギア側のスポークに負担が大きく、そこが折れる。対策としてフリーギア(スプロケット)を外す工具を手に入れ、自分でスポークを交換できる準備をした。

その2日後、宝塚から西宮に走っている途中でまたスポークが折れた。後日BULLDOGで換えスポークもゲット。スプロケットの着脱を含め、スポーク交換は15分もあればできることがわかった。パンクしたときのチューブ交換と同じくらいの楽な作業だ(小径車はノーパンクなのでこの作業はもうしなくていいが)。当面はこうやってしのいでいこう。そして、今使っている後輪のタイヤがすり減ったら、ホイールを交換する。スポークが28本の現状から、32本の物へ。
写真は、久しぶりに晴れた14日の通勤途中、天橋立近くの風景。


| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
NPO法人「日本雪崩ネットワーク」主催の「アバランチナイト」に参加するのは、今回で4回目。毎年雪山シーズンに先駆けて年末に全国数ヶ所で行われるが、昨年は関西での開催がなかった。今年は、関西では、前々日の大阪に続いて、12月11日の日曜の午後に西宮の関西学院大学で行われた。大学の広い講義室なので、定員にはまだ余裕があったようだ。初めに、大阪で開催すると早い段階で定員いっぱいになってしまうこと、関学のワンダーフォーゲル部の招へいがあったこと、などこの会場での開催に至ったことに関する説明があった。そういえば、受講者には若い人の姿が多い。きっとワンゲルなど山関係のサークルのメンバーなのだろうが、こういう若者はずいぶん減っているんだろうな。


前半の1時間は、「雪崩学概論」とでも言うような雪崩の基礎的な知識と、雪崩に危険回避と巻き込まれたときの行動についてのやはり基礎的なお話。こちらは毎回大変わりする内容ではないので、過去に記録したものをプリントアウトして持ってきて、新たな内容はそこに手書きで書き足していく。
後半の1時間は、昨シーズンを中心に、雪崩事故の事例についての調査報告。これは毎年変わる内容なので、パソコンに記録していく。事故が起こると、その翌日位には調査に入っているとのことだから頭が下がる。
最後に、今シーズンから雪崩情報を発信していくというお知らせ。気象庁の雪崩注意報や、インターネットの掲示板にあるようなものより、一歩踏み込んだもので、北米などで発信されているレベルのものだとのこと。そういう情報を発信するためには、ある程度高い知識とスキルを持って、頻繁に雪山で行動している人材が複数集まっ手いることが必要で、今回は白馬エリアのみの情報提供とのことだった。
講演の内容は、ほぼ「日本雪崩ネットワーク」のWebサイトで見ることができるので、そちらをどうぞ。
さて、日曜ごとに3週連続で、中央分水嶺を越えて瀬戸内側へと出向いていることになる。日本海側では、毎日のように朝方は雨が降って、なかなか自転車に乗る気にならない。自転車が目的の先週と先々週と違い、この日は公園が目的なのだが、ならばそこに至る道中で自転車に乗る。どうせ、普通に行っても一日仕事になるのだから、少し早めに出て、遅く帰ってくるだけなのである。
まずは、クルマで小雨の降る丹後を8時過ぎに出発し南下。国道9号線の旧瑞穂町から、国道173号線に乗り換え兵庫県へ。途中から3桁番号の県道をつないで篠山盆地の東端を通って県道12号線で猪名川へ。都市近郊のこの辺りまで来ると、自転車やオートバイの二輪がぐっと増える。もう雨の心配はないエリアに来ているのだ。

さらにいろいろな県道をつないで11時過ぎに武田尾まで。家から約130kmを3時間弱。駅の周りは月極駐車場ばかりなので、少し離れた某所にクルマを置いて、小径車に乗り換えて武田尾駅へ。
武田尾駅から輪行で宝塚へ。旧福知山線の跡地をMTBで走ったことはあるが、枕木があってあまり快適ではないので輪行がいい。多少混んでいても大丈夫なようにコンパクトに折り畳める小径車を選択した。結果的には、JRは空いていて問題なし。


宝塚駅で自転車に乗って、西宮を目指す。事前に地図とGoogleEarthでルートの目星をつけておいた。信号や交通量の多そうな県道337号線を避けて、阪急電車の線路に近い住宅街の細い道を選んだのだが、こちらも結構クルマが通る。でもこういう離合困難なほど狭い道の方がクルマもゆっくり慎重に走ってくれて、クルマの格差が少なく自転車も堂々と走れる。



しかし、後方、下の方から「カン!」と乾いた金属音が響く。2週間前にはチェーンが切れたが、今回はペダルに違和感がないから駆動系ではないようだ。ならば、と思い当たる節があって後輪をチェックすると…。やはりスポークが折れていた。当然、最も負担がかかる後輪のフリーのスプロケットのある側だ。一月ほど前にもこの小径車のスポークが折れたので、それに対応するために注文していたスプロケットを外す工具が前々日に届いたのだが、早速実践で使う機会が訪れてしまった。でも、ここには持ってきていないしスペアのスポークもないので、今日はこのままごまかして走らなければならない。
阪急仁川駅前でラーメンを食べようと思ったが、2軒の店はどちらも待っている人がいる。クルマも人通りも多く、周辺の道路沿いにはずっと交通整理員が貼り付いている。何でこんなに賑やかなのだろうと思ったら、仁川は阪神競馬場の最寄り駅で、今日は競馬の開催日だった。
ラーメンを諦めて、駅前のスーパーマーケットでおにぎりを買うが、会場の関西学院大学のキャンパスの入り口がわからず、さまよっていておにぎりを食べる時間がなくなってしまった。
会場ですうさんと落ち合って、公園のあとで仁川駅に戻ってラーメンとする。すうさんは、南丹市からスーパーカブでのアプローチ。行程は私の半分くらいか。また、朝のうちは自転車で走っていたとのこと。
ラーメンを食べ終わって17時頃に店を出たら、すでに夕暮れ。仁川駅前のイルミネーションと薄暮の空がきれいだ。まさに、「マジック・アワー」。
すうさんを見送って、私はちょっと買い物。県道337号線を南下。前後にライトを灯すのだが、前向きには普段通りハンドルの台座に固定。ところが、後ろ向きに固定する台座のサドルバッグを今日は付けてこなかった。思案したあげく、自分の体に付けることにした。首の後ろからLEDライトを点滅させているつもりだが、うまく光が後方に向かっているか自分で確認できない。不安なので、歩道を走る。もちろん、歩行者のそばでは最徐行だ。



結局、買い物を終えたらもうやる気がなくなってしまった。スポークとともに心が折れ、日没とともに意気も消沈してしまった。というわけで、そこから最寄りの甲東園駅まで引き返して、輪行で阪急電車に乗り込む。やや混雑していたが小径車のおかげでさほど無理なく車内に輪行袋をかつぎ込む。競馬帰りの人の流れと逆方向なのもよかった。宝塚でJRに乗り換え。一つ前の快速は混んでいたが、各駅停車はガラガラで座って本が読めた。武田尾駅で自転車に跨ってクルマへ。それでも本日の自転車の走行距離は20kmを越えた。十分である。スポーク折れは一本で済んだ。
さて帰り道は、往路と少しルートを換えて、篭坊温泉を経由し、大阪府能勢町に少しだけ入って国道173号線に合流。こちらの道でも、家までは132kmと往路と同じ距離。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
古くからの友人、いさなごのぼる君と走る南山城地域のツーリング、今年は12月4日。コースは去年と同じ山城町の三上山を目的地とし、山間部のダブルトラックのダートや、木津川沿いの自転車道を楽しむというもの。昨年は11月中旬に決行したが、季節はずれの黄砂によって三上山からの展望を楽しむことができなかった。そのリベンジとして、同じコースを選んだのだ。
朝6時20分、冷たい雨が降る京丹後市をクルマで出発。日本海側は「うらにし」と呼ばれる時雨模様の日が多く、自転車で走れる日が激減するためこの時期に南へ向かうという趣旨にぴったりの日となった。また、2004年からずっと土曜日を選んでいたが、今年初めて日曜日。昨日ならば南山城地区も雨だった。前日は寝たきり生活で睡眠時間をため込んで置いたので、早朝の出発があまり苦にならない。

福知山から国道9号線を走っていると、旧瑞穂町で3台ほど前のクルマの屋根に自転車が2台積まれているのが見えた。そのうちにあいだのクルマがいなくなり、自転車を積んだクルマの直後を走ることとなった。その2台の自転車は、ドロップハンドルに泥よけ付き。ペダルはビンディングでなく、トゥークリップ。ランドナーだ。雨除けのためなのだろう、ハンドルとサドルにビニール袋を被せている。珍しいので、トイレ休憩を我慢して追走する。旧丹波町で前のクルマがコンビニエンスストアに入ったので私も駐車場にはいる。自転車を乗せた車から降りてきたのは3人の男性だったが、その出で立ちにびっくり。ジャケットにネクタイ、そしてニッカボッカ。やや、これは!とクルマを降りて彼らが店から出てくるのを待って話しかけると、福知山の人たちで今日は京都市内を走るとのことだった。お互いに先を急ぐのであまり話はできなかったが、こういうディープな人たちが近いところにもいることに驚いた。


後日、インターネットで検索してみると「ツイードラン」というツイード素材の出で立ちに身を固めてクラシックな自転車で集団走行する企画があるようだ。元々は2009年頃にツイードスタイルの本場イギリスで行われるようになり、去年くらいから日本でもちょくちょく愛好者が集まっているようだ。日本では、ランドナーやスポルティーフといった車種が定番のようだ。
さて、例年より早い出発のおかげで道路が空いているので、京丹波からも裏道に入らず国道一直線。もちろん有料道路は使わない。亀岡辺りまで、雨が降ったり止んだりの状態だった。老ノ坂峠を越えて京都市内に入ったら、府道10号線で長岡京へ。紅葉見物の客が多い光明寺の前もすいすい通り抜ける。駐車場はまだガラガラだった。
その後、国道478号線(京滋バイパスの側道?)から府道81号線などを通り、城陽の青波ごん太君の家に9時45分に到着。クルマを置かせてもらう。
約束の10時にいさなごのぼる君も到着し、私の自転車の準備を待ってもらって、11時出発。いさなごのぼる君はMTB、私はランドナー。ただし、ブロックタイヤにフラットハンドルにビンディングペダル、パーツもMTB用などを交えて組まれている。かつてはニッカボッカで走ったこともあるのだが、もう10年以上前から普段着のまま走るようになった。今日も、普通のカーゴパンツだ。ちなみにいさなごのぼる君も同じような格好。我々には、時点社用のパンツとかジャージは無縁だ。
まずは木津川右岸の堤防の上の道を目指す。川は南東から北西に流れている(ちょうど青波ごん太君の家を中心とする四半円を描いて西行きから北行きに方向転換している)ので南下すれば近いのだが、西に行ってしまった。これで3kmほど余計に走ることとなったが、木津川右岸の土手の上は眺めがよくクルマが通らないご機嫌な道なので、その区間が長くなったことはかえってよかった。京都盆地の市街地の奥には比叡山や愛宕山、そしていさなごのぼる君とともに走った万灯呂山や鷲峰山など山々を見ながら走る。近い山は、全山紅葉しているのがわかる。ここには自転車にウォーキングにランニング、ローラースキー、ラジコン飛行機などいろいろな楽しみが集っている。






城陽市と井手町の境、山城大橋で左岸に渡り木津川自転車道を行く。ここはほぼ自転車一色。、その7割以上がロードレーサー。それ以外は、小径車、クロスバイクがそれぞれ一割程度、それ以外(シティサイクル、通学用スポーツ車など)が1割未満、とそんな印象。ランドナーは私だけ、MTBもあんまり見ない。
開橋まで南下するつもりだったが、はやまって玉水橋で右岸に渡ってしまった。ちょうど12時。井手町の街中の道を南下して山城町へ。棚倉駅を過ぎて、いよいよ核心の山間部へと左折。まずは、神童寺集落へ向けて緩やかな登りが始まる。これから目指す山々が褐色に染まっている。バックの青空も鮮やか。目指す三上山は頂上の展望台が目印。



10月から痛めていた左膝は、ゆっくりではあるが回復してきて今日はここまで違和感なく走ってきたのだが、走行距離が20kmとなり、一度止まってから再スタートを切った直後に痛みが出るようになった。このあと本格的な登りが始まるが、何とか乗り切ることができるだろうか。
山間の集落、神童寺を過ぎて、次の目標は山城町森林公園。畑を見ながら膝に負担がかからないようにのんびりと登る。山が深くなり、赤く鮮やかな紅葉が見られるようになったら、そこが森林公園。13時、標高180m。キャンプ場やコテージがあるが、あまり人はいなくてひっそりとしている。



鮮やかなモミジやカエデの中を行くと道が細くなり、道はさらに急勾配となる。しばらくは川沿いを行くが、やがて川をはずれさらに急な登りとなる。道はダートも現れるが、急勾配の区間を中心に舗装が続く。右足中心で右左7:3くらいの割りのパワー配分で登る。急勾配が落ち着いたらダートが続く。もう少しで山頂だ。


14時02分、山頂直下に到着。標高449m。少しのシングルトラックを登って14時06分山頂、標高473m。子ども連れがいて賑やか。展望台の上間で自転車を担ぎ上げる。黄砂の去年とはうって変わって、今日は見える。奈良盆地やその奥の山々、そして生駒山、京都市街に愛宕山も。去年辛うじて見えた加茂町の中心街は、すぐ近くだ。手前の山の紅葉も美しい。西に見えるのは鷲峰山。






じっくり展望を楽しみたいのは山々だが、風が冷たく寒い。14時27分、とっとと山頂をあとにする。展望台階下の家族連れはよく長居していられるなぁ。
シングルトラック区間の階段を下り、最後は乗車でダブルトラックへ降り立つ。いったんダブルトラックを下るがすぐに登り返す。北側のピーク北山を巻いて、またすぐに本格的な下りとなる。こちらは舗装をされていないので土が流され、溝が掘れ、砂利が浮いている。あまり飛ばせない。フロントサスペンションのついたMTBのいさなごのぼる君に引き離される。



14時57分、田村新田の集落へ降り立つ。標高315m。ここは井手町の飛び地。田村新田というのは井手町の田村氏が開いた土地の大字。この飛び地だけでなく井手町の中にもあり小字で区別されている、と去年ここで休憩しているとき地元のお母さんに教えていただいた。


今日は小さな集落を一気に走り過ぎ、わずかな舗装区間から竹藪の中のダブルトラックに突入。ちなみに舗装路は山を越えて井手町へ続き飛び地でない方の田村新田に至る。今ではそちらがメインだが、かつては我々が突入した細いダブルトラックがメインルートだったという話も、去年聞いた。
ダブルトラックは竹藪から、畑、そして沢沿いの林間となり、時折ぬかるんだりガレたりしながら急勾配で下っていく。ガレたところはMTBが速く、ぬかるみでは泥よけのあるランドナーが有利だ。


15時20分、田んぼの中へ出た。狭くて暗い林間からいきなり出たので、広く明るく感じられる。標高は152m。荒れた農道から舗装路に出て、もうひと下りして、山城町の街中へ。あとは、玉水橋、自転車道、山城大橋と来た道を戻り、近鉄の鉄橋の手前から北上して最短ルートで、16時25分、城陽へ。下りや平坦なところでは、膝は大有情部だった。ただし、休憩の後の走り出しは痛みが出る。
いさなごのぼる君とはここでお別れ、また来年。青波ごん太君と夕食をともにする予定だが、まだ帰宅していないようなので自転車をクルマに納めたらJRに乗って京都駅へ。なかなか訪れることができなかったヨドバシカメラへ。買い物は本だけ。しかし、電車といい店といい暖房が効きすぎて暑い。電力の供給が厳しい冬といわれているのに、これでいいのか。


というわけで、開店から1年以上過ぎてやっとヨドバシカメラを訪れることもでき、その後青波ごん太君と久しぶりに積もり積もった話もでき、何よりいさなごのぼる君とのツーリングも去年のリベンジが成功して満足できた。
| 固定リンク
| コメント (4)
| トラックバック (0)
11月最後の日曜27日は、氷ノ山のMTB登山をもくろんでいた。ところが、21日の遅い初冠雪の後、インターネットのライブカメラでわかさ氷ノ山スキー場の経過監察を続けていたが、26日夕方も標高900m以上のゲレンデは真っ白のまま。こりゃあダメだ。登山道は雪に覆われているし、登山口までクルマで行けるかも怪しい。今シーズンはもうあきらめよう。6月のスズコの時期に行っているし。

ということで、この夏頃から自転車に目覚め、「一度一緒に走りたい」といってくれていたすうさんに連絡。氷ノ山に行くと一度断っていたにもかかわらず、快くOKしてくれた。
クルマの中の自転車をMTBからランドナーに積み替えて、10時過ぎに薄曇りの丹後を出発。暖かく穏やかな晩秋の一日だ。アプローチの往路は、綾部から国道27号線経由。和知でガソリン補給。京都府屈指の安さのガソリンスタンドで129円/L。セルフサービスだが、ガソリン携行缶は店員を呼んで入れてもらう。これでスーパーカブの分も補給できた。
国道27号線が、国道9号線に合流する手前で府道50号線に乗り換える。殿田(日吉)から府道19、25号線とつないで八木へ。大堰川の流れと紅葉がきれいだ。クルマを止めて写真を撮りながらの、のんびり紅葉ドライブ。ロードレーサー、クロスバイク、小径車と自転車に乗って休日を過ごす人の姿が丹後よりも多い。


予定通り12時半に、八木の大堰橋東詰近くの集合場所に到着。この時期丹後では時雨模様が多いので、すうさんの居住エリア口丹波を舞台としたが、今日はどちらも同じような薄曇りの天気だ。
自転車を組んで出発準備を整えていると、約束の13時にロードレーサーに乗ったすうさんが登場。会うのは2月の中旬、氷ノ山での粉雪スキー登山以来か。すうさんがゲットしたロードレーサーの話題、そして4年前にすうさんから私の元へやってきたランドナーの話題、と自転車のお話に花が咲く。いつもインターネットでのコミニュケーションだが、やはり会って話すのはまた違う。
ひとしきり話をしたら、スタート。府道25号線を行く。膝の調子が悪い私を気遣ってすうさんはゆっくり走ってくれている。
広の沢池(水鳥の池)にはたくさんの渡り鳥。久美浜湾や天橋立の内海の阿蘇海でもこの時期渡り鳥がいるが、ここは池が狭いので一面高密度である。その池のほとりを通過しているときに左前方の上空にパラグライダーを発見。すぐ近くが着陸ポイントというので行ってみる。その間、小高い山の頂上付近から次々とパラグライダーがテイクオフ。山は三郎ヶ岳というらしい。616mの山頂直下から標高差500mのフライトだ。駐車場にはおそらく見物客や付き添いを含めてたくさんのクルマが止まっていた。実は私も16年前に一度体験飛行したことがある。標高差100m余りを単独で飛んだ。



パラグライダーを見学したら再スタート。府道25号線に戻り、出雲大神宮に向けて緩い登りで、チェーンに違和感を感じたと思ったら、力がすっぽ抜けるようにペダルが空回り。あちゃー、チェーンが切れた。
さあ、どうしようか。とりあえずクルマに戻ったら何とかなるかも知れない。予備のチェーンがあったかな。なくても近くに買いに行くこともできる。走り出してから4km弱。緩い登りの途中だったので、しばらくは万有引力の法則で引き返せるけれど、その後平坦になったら足で蹴って進むしかないから時間がかかるなぁ。あるいは…、と別の方法を考えた瞬間に、すうさんが「俺の自転車に乗ってクルマに戻ってきたら」と提案してくれた。まさに私の頭に浮かんだアイデアだった。うん、やっぱりそれが一番良さそうだ。
思わぬところで、ロードレーサーの試乗となった。ちなみにロードレーサーに乗るのは15年ぶり。あのときも、丹後半島一周ツーリングの途中で友人のロードレーサーを借りた。あれからずいぶんロードレーサーも進化している。ドロップハンドルもブレーキレバーの台座が持ちやすくなったし、何よりかつてはダウンチューブのダブルレバーで変速していたのが今やハンドルから手を離さずに変速できるようになっている(ちなみに私のランドナーは伝統のダブルレバーだ)。タイヤもチューブラーから700CのWOとなってパンク時の対応も楽になっている。とにかく、15年前は不安定で怖く感じたロードレーサー。スピードを出すことに特化した結果、いろいろなことをずいぶん犠牲にした偏った仕上がりの自転車だと感じていた(元々ロードレース用に開発された車種であり、レースとは無縁のツーリストの意見ととらえて欲しい)。もちろん今でもその傾向はあるのだが、乗りやすさに関しては良くなっていて、以前より魅力を感じた。

下り基調であっという間にクルマに戻る。物だらけの荷室を物色すると、新品のチェーンもチェーン切り工具もあった。これを持って、ロードレーサーにまたがる。復路はタイムと距離を計測する余裕があった。3.45kmを約10分(信号停止2回を含む)。ビンディングがあわない状態でもずいぶん早いなぁ。
さて、チェーン交換だ。切れたチェーンと並べて長さを合わせて切ってから、自転車に通す。そしてつなぐのだが、つなぐ作業は大学時代以来20数年ぶりなので失敗しそうで不安だ。失敗したときのことを考えたらクルマで戻ってくればよかったとやや後悔したが、どうにか成功。ツーリングが再開できる。すうさんも興味深く見守ってくれた。

ちょっとチェーンを短く切りすぎたようで、アウターは使わずに走る。出雲大神宮を過ぎて、盆地の東の縁をどんどん南下する。西に目をやると亀岡盆地の田園を緩やかに見下ろす。
保津橋を渡って、大堰川の右岸を行く。そのあとは市街地の細い道へ。このあたりクルマがうっとおしく感じられる。

横道から出てきた自転車に乗った子ども2人組が、我々を追いかけてきた。「追いついたぞ」という声が聞こえたので、前をいくすうさんに「ちょっと引き離してやりましょうか」と声をかけて加速。「ああ、もうだめだ」という子供の声に満足する、大人げないおっさんだった。
千代川を過ぎて月読橋で大堰川左岸に渡り再び川岸の道を行く。クルマが少なくなって快適。そしてあっという間に大堰橋東詰のクルマが停めてある場所にゴール。
二人で一緒に走った距離はちょうど20kmくらい。私はロードレーサーを試乗した6.9kmがそれに加わり、すうさんは家までの往復自走分が加わる(20数kmか)。すうさんにお礼を言って、ジャージのポケットにはいるだけ柿を渡して、お別れ。
帰路は再び府道で日吉を経由したあと、丹波から国道9号線で福知山経由。往復ともアプローチは120km弱だった。
翌朝、わかさ氷ノ山スキー場のゲレンデの雪は溶けていた。もっと標高の高いところ、あるいは林間の登山道には溶け残った雪があるだろうけど。

| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
25日もうらにし。止み間が少なく、雨の時間帯が多かった。たまにあられも混じった。午後から回復して夕方には曇りになる予報だったが、夜になってまた降り出した。
26日は、晴れときどき曇。明け方まで雨が降っていたようで、朝の路面は濡れていた。舞鶴で仕事で、スーパーカブで出動。23日に収穫した柿を積んで、防寒着を着込んで走り出す。スキーのズボンを履いて膝かけしているので、下半身の自由が利かない。停車して足をつくのもちょっと窮屈な感じだ。走り出しは、観光客がうじゃうじゃいる天橋立を渡ったくらいはよかった。宮津市街から5月の大雨以来の通行止めが解除されたばかりの府道16号線から府道9号線と走っているうちに寒くなってきた。手が冷たいので、グリップウォーマーもオン。板戸峠を越えて舞鶴市にはいると霧が出てきた。さらに寒い。道路の温度表示は4度。由良川を渡る辺りで霧は晴れ、寒さが和らぐ。真壁峠を越えて職場に到着。室内は暖房が効き、さらに日差しが差し込んで暑いくらい。



昼過ぎに舞鶴をあとにする。宮津の友人の喫茶店で昼ご飯を食べてから帰宅。今日は舞鶴と宮津に柿を配達。家に帰ったらまた柿を収穫。週明けにまた配って歩こう。



| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)